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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ」 MYHOUSEさんの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(11) 赤いくつ 作:角田 光代
絵:網中 いづる
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2009年10月
ISBN:9784894325005
評価スコア 3.97
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  • 贖罪

    赤い靴にはどんな魔力があったのでしょうか。
    一度履いたら決して脱げず、いつまでも踊り続けねばならなくなったカーレンのお話です。

    履いて行ってはいけない教会へ赤い靴を履いて行き、恩を受けた奥様の看病もせず舞踏会へと向かった報いでしょうか。

    読みながら「パンを踏んだ娘」の話を思い出していました。
    アンデルセンのお話は時として残酷で、衝撃的で、心に残ります。

    最後、カーレンはまっすぐ前を見つめ、歩き出します。
    そして、牧師館で無償で働き、自分の犯した罪を償うのです。

    最後は天に召されるカーレン。「マッチ売りの少女」や「人魚姫」と同様、やはり宗教色を強く感じますが、実に美しい終わり方です。

    格調高く美しい文章と、透明感のある幻想的な挿絵が、この作品を一段と芸術性の高いものにしています。
    怖ろしくも美しい、一度読んだら忘れられない作品です。

    投稿日:2015/12/09

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