あかたろうが外から帰ってきたら、お母さんがいない。どこに行ったのかな。電話をかけて、「もしもし、ぼくあかたろう」。さぁ、お母さんが帰ってきましたよ。・・・
節分の前に、豆まきの絵本を何冊か読んでいたのですが、「鬼はこわくて悪いもの」といったイメージが強まってしまったので、かわいい鬼のお話はないかと思って手にしました。
お母さんがいなくて不安になりながら家中を探したり、大好きなカレーをつくってもらって喜んだりと、普通の子供らしい感情が描かれていたので、子供も鬼の存在が少し身近になったかと思います。
電話番号や、買い物した物の数などで、簡単な数字の勉強にもなりそうです。