ウサギさんがイスを作ります。
誰かに座ってもらおうと、作ったイスの横に
「どうぞのいす」と立て札をたてます。
通りかかったロバさんがイスに座ると思いきや、ドングリの入った籠を置いて
木陰でお昼寝しちゃいます。
そこに通りかかった熊さん。
目の前にはイスの上にドングリ、そしてその隣にたてられた
「どうぞのイス」という立て札があったら…
食べちゃうよねー、全部食べちゃったよねー
でも熊さん、全部食べてしまったら後の人がお気の毒!
だなんて大人な気遣いを見せるわけです。
そしてハチミツの入った瓶を置いて行く。
その後で来たキツネさんも、カクカクシカジカ〜ってな感じで
普通子供は考えないよねっていう
大人な気遣い、思いやりを教えてくれる絵本です。
後の人の気持ちを考える!
これこそ、日本人の心情!!