私は、小さい頃に親から絵本を読んでもらった記憶がなく
読書感想文を書く時に、親が買ってきた本を
自分から読む気も全然なかった私…。
この本に出会った時に、2歳だった娘。
2歳の娘にどんな本を読んだら、娘は楽しいのか?と
考えてみましたが…思いつかない状態でした。
中学の時には、恋愛小説が大好きになって、本屋さんへ
通っていた時期がありましたが、絵本を手に取ることが
なかったので、絵本選びにとりあえず本屋さんへ行って
みたのですが、昔話のアニメ絵本や絵が可愛いだけの本が
目についてどんな本を選んだらよいのか分かりませんでした。
そんな時に、この本に出会い皆さんがどんな風に
お子さんと楽しんでいるのかや絵本の楽しみ方の
ヒントをいただき、私の娘とハッピーになる為の教科書に
なりました。
私なりの読み方は、まず感想が書かれているお子さんの年齢を見て
娘の年齢と同じ位の絵本を選んで読むようにしました。
読めば読むほど、絵本の楽しさが分かってきました。
そうすると娘もどんどん絵本の世界に入り込んでいった
ような気がします。毎晩寝る前に1冊ずつ読むのが
私と娘の大切な時間になりました。
読み聞かせを続けていくうちに、娘は自分で絵本を
読んで楽しむようになり、私にも読んでくれるように
なりました。そんな娘も9歳になった今、分厚い文庫本や細かい字の
童話もさっさと短期間で読み終わるようになり、私を驚かせるように
なりました。
娘と同様に私も絵本の世界にどんどん引き込まれていき
今では、図書館や保育園、各種学校で読み聞かせをする
ようになりました。そのきっかけになったのも、
この本のおかげだと思っています。
今でも、おはなし会で絵本を選ぶときには、活躍して
います。
絵本選び初心者から読み聞かせで選ぶ絵本まで幅広く
使える私にとって大切な本です。