前作「よるくま」を家族みんなが気に入り、当然こちらも購入。
息子は毎晩、「よるくま」とセットで読んでと言います。
悪い子「ぼく」の不安な気持ちが、よるくまの優しさで癒されて行く様子がとても上手に描かれています。
ああ、子供の頃ってこんな風に不安な気持ちを抱いて眠ることがあったなあと自分の幼少時代を思い出しました。
そして母となった今、母親が抱きしめてくれることが
子供にはこんなに幸せなんだ、と教えられました。
この絵本は従来の、サンタが来てプレゼントを置いて行く、という有り触れたお祭りムードとは全く異なります。
この「よるくま」のクリスマスは、日本人にしか描けないクリスマスの世界ではないかと思います。