にんぎょうの おいしゃさん にんぎょうの おいしゃさん
作: マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵: J.P.ミラー 訳: こみや ゆう  出版社: PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
こみやゆう選書・翻訳「おひざにおいで」シリーズ第2弾!

100のたいこのように」 夏の雨さんの声

100のたいこのように 作:アネット・グリスマン
絵:ジュリー・モンクス
訳:浜崎 絵梨
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2010年11月
ISBN:9784338235105
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 3
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  • 今日の天気は?

     私たちの生活に天気は欠かせないものだ。
     毎日、晴れだったり雨だったり、暑かったり寒かったりする。今日は天気がないなんて絶対にない。
     だからだろうか、いつものことながら今年の夏は暑かったのだろうか、去年はどうだったろうかと思い出そうとするのだが、思い出せない。去年まで遡ることもない。今年の夏はどうだったろう。
     猛暑が記録的だった。いや、その前は雨が続いたような。猛暑がおさまったら、台風だらけ。いや、その前だって、集中豪雨で大変だったはず。
     そんなあやふやな気分で、毎日を過ごしている。
     それなのに、人と会ったら、まずは天気の話。「今日はいいお天気で」なんて。

     天気の様を伝えるのは難しい。最近は映像があるから、強い風とか雨でもわかりやすい。台風ともなれば海岸に打ち寄せる波を映せば、台風だとわかる。
     でも、文章にすればどうすればいいのだろう。
     ゲリラ豪雨なんてどう表現するのか。一転にわかに曇りだし、たちまちのうちに大粒の雨が、なんて。
     最近のニュースでは映像の早送り手法で、そのたちまち感を出そうとしている。
     この絵本の作者アネット・グリスマンは「子供に対して、嵐を限られた言葉で的確に表現できるのは、詩だけだ」と語ったという。
    だからだろう、この絵本は詩のように語られる。
     広い農園に嵐がやってくる気配が、言葉で綴られていく。
     「大きなカシの木の葉がゆれる/それは しずかにはじまった」。
     これが、この絵本のはじまりだ。

     いやあ、すごい嵐でしたね、で済んでしまう天気の話を、ここではゆっくりと「カシの木の葉」のゆれから見ていく。どんな天気であっても、最初に兆候があるだろう。
     朝焼けを最初にみたのは、海に浮かぶカモメかもしれないし、夕焼けを感じたのは菜園のアリたちかもしれない。少なくとも、私たちではない。
     そういう天気の移ろいを、この絵本は的確に誌的に描いていく。
     そして、雷を「大地にとどろく100のたいこ」を表現する。
     あなたなら、どう表現するだろうか。

    掲載日:2015/09/08

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