どんぐりむらシリーズは、友情だったり、仲間だったり、親子(家族)愛だったり…
相手を思いやることが、えほんを読んでいる時に体験できるようで、
娘は読み終わって少しすると、いそいそと私の方に寄ってきて…
「あのね、今日ね、お友だちと遊んでいて、少し意地悪しちゃったかもしれない」と告白します。
こどもは心の中にきちんと「正義」を持っているんだなぁという瞬間です。
絵本で(疑似)体験をして、心の中で整理して、考えて、葛藤し、母に告白する(私は、この一連を「消化」と勝手に呼んでます)ことで、また明日から頑張るエネルギーにするんだろうなぁ。
なかやみわさんの絵本はいつだってそうです。
こどもたちの心の中の「正義」を成長させてくれます。
そしてなんといっても丁寧なイラストですよね。
文字通り「絵」本としても毎回楽しんでいます!