話題
むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

  • 笑える
  • 全ページ
  • ためしよみ

ピートのスケートレース ―第二次世界大戦下のオランダで―」 はなびやさんの声

ピートのスケートレース ―第二次世界大戦下のオランダで― 作:ルイーズ・ボーデン
絵:ニキ・ダリー
訳:ふなとよし子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:2011年11月
ISBN:9784834026672
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,826
みんなの声 総数 9
「ピートのスケートレース ―第二次世界大戦下のオランダで―」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 子どもたちに紹介できたら

    冬の運河をスケートで滑るで思い出したのは、『楽しいスケート遠足』で、よく見たら訳者が同じでした。

    ただこちらは内容的に緊迫感があり、『楽しいスケート遠足』とは趣が異なります。

    第二次世界大戦下、オランダの国はドイツの占領下、10歳の少年・ピートが二人の子どもたちを連れて国境越えの任務を任されるのです。

    10歳というとちょうどうちの息子と同じということで、息子もこの話の成り行きをとても知りたがりました。

    占領下という非常時と重い任務の中でピートの心を支えたのは、200キロという距離を走りとおしたピム・ムリエルのことと、ピムが立ち上げた国民的行事「エルフステードントホト」のこと。

    非常時にその国の人々の心を支えるものは民族の誇りと優れた先人のことであるのだとこの絵本を通じて感じました。

    読み聞かせすると20分ほど。ブックトークでもいいから、中学年以上の子どもたちに紹介できたらいいなあと思いました。

    10歳の少年が懸命に頑張る姿は、その年代に近い子どもたちに勇気を与えるように思います。

    それは子どもだけでなく大人もですが、久しぶりに読み応えのある絵本に出会った気がしました。

    投稿日:2011/12/19

    参考になりました
    感謝
    2

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ピートのスケートレース ―第二次世界大戦下のオランダで―」のみんなの声を見る

「ピートのスケートレース ―第二次世界大戦下のオランダで―」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / ぐりとぐら / はじめてのおつかい / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / からすのパンやさん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.7)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット