このお話は、パパを病気で亡くしてしまった幼い姉と弟のお話です。
子ども心につらい出来事をかみしめ、のりこえてゆく姿が丁寧に描かれていてすばらしいと思います。
実際に、このお話のような出来事を経験してしまった子どもたちに、前を向く勇気を与えることができるかもしれません。
ただ、うちでは内容を知らずに子どもといっしょに全ページ試し読みで読みはじめてしまったので、しまった、と思いました。
パパがいる幼い子どもに、大好きなパパを失うお話を読むのは辛すぎると思い、あわてて一部の文章をはしょって読み聞かせ、素敵な水彩画のほうに話題をもっていきました。
そういう意味で全ての子供たち向きではないと思うので、星4つにしました。