私は祖父とこんな風に過ごした時間がありません。
この絵本を読んで
女の子はなんて素晴らしい時を
おじいちゃんと過ごせたんだろうと羨ましくなりました。
娘が最後のページで『あれっ、おじいちゃんは?』と聞き、
お兄ちゃんが(11歳)『死んじゃったんだよ』って。
小さい子が理解するにはまだ難しいかもしれません。
特にそういう経験がない場合。
一緒に絵本を読んでくれたり、TVを観たり、
おじいちゃんの膝の上で過ごせた緑色の椅子には
いつも待ってくれた人がもういません。
椅子を眺めている女の子の表情がなんともいえませんでした。