4歳年少の娘と一緒に読みましたが,娘にはまだ少し早かったようでどこまで理解できていたか。
たぬきはきつねに,りすの子はお母さんに,猿は仲間の猿に,ぶたの女の子はいのししの男の子に,きつねはたぬきに,くまは子供達に,ヤマネコは奥さんに,みんなそれぞれ自分の思いを本人にではなくキノコに向けて吐き出します。
「大っ嫌い」だったり文句だったり,「好き」だったり「ありがとう」だったり。
自分の気持ちを吐き出せたみんなはすっきりしたのか,それまでよりもちょっとだけ仲良しに。
胸のうちに溜め込まないで気持ちを出すことの大切さを感じさせてくれる絵本でした。
本人に言えないなら誰かに聞いてもらうだけでもすっきりするものですものね!
でも,色々聞かされたキノコはたまったものじゃないかもですね(笑)。