絵本、というより、児童書の部類になってしまうのでしょうか。
絵はちょっとグロいし、話は長めで10分はかかります。
ブックトークの講習会で、「戦争」をテーマに選書するのであれば、これくらいやわらかいもののほうが子どもにはいいかもしれない・・・と紹介された本です。
図書館で見つからず、ネットショップで購入したけれど、正解でした♪
4年生での読み聞かせで読んでみました。
絵は見せず、ストーリーを読んだだけですが、最初は長そうな話・・・とだらけ気味の子どもも多かったのに、話も佳境になると、みんな食いついてきました!
平和な国同士が、つまらない理由から戦争を始めることになるのですが、若いお役人が妙案を思いつき・・・。
まあ、タイトルどおりの結果なのですが、戦況の報告文が愉快で、子ども達も気に入った様子。
読み聞かせが終わっても、教室でその文をみんなで言い合っていたらしいです。
「戦争」について、みんながどう考えてくれたかはわかりませんが、ちょっとでも心の隅にこの本のことが残ってくれていたら、それでOKだよな♪と思いました。