絵がさすがで、妖怪っぽい!いつもだけど、、、。
妖怪のガマ殿様が持つ秘密の石、月光石。たまたま拾った男の子たち3人が授業中に妖怪の世界へいざなわれます。石を返してあげるとお礼にと無理やり鏡の中の殿の屋敷に連れて行かれます。そこでは月光石から不思議な月の住人が出てきてみんなで宴!
妖怪ものは普通は怖いだけですが、忘れられている妖怪たちの寂しさも伝わり、味があります。最後に、石を男の子に預けるところもなんだか友情っぽいです。でも実際に19年後に、、、と言われても私なら忘れそうですが。でも、受け取りに来る妖怪たちもまた、良い話になりそうです。
開けてすぐのページに見開きでいろんな妖怪の名前や絵が入っているのはなかなか良いです。勉強になりそう。