靴1足の横に金貨が2枚と銀貨が1枚の絵が描いてあって、靴2足の横に金貨が4枚と銀貨が2枚の絵が描いてあって、さて3足になったらお金はいくつ?と、思わず問題を出してしまいそうになります。それに靴が毎日、倍、倍になっていったら、クリスマスには何足になる?もちろん、現実には生活費がかかるわけだけど、お客さんが材料費より余分に払ってくれるから商売が回転していくという経済学を子供にわからせるにはいい本かもしれません。もちろん、本の真意とは違うでしょうけど^^; 精出して働くことの大切さも伝わってきます。子供は、裸のこびとが手作りの服をもらって喜ぶ場面が好きなようです。反面「どこへいっちゃったの?」と少し寂しそうでした。私は、みんなそろって、めでたし、めでたしという安っぽい最後よりは、不思議なものが幻のように去ってしまうという終わり方がいいなあと思いました。