クマが描かれる絵本は、数え切れない位あります。
恐いクマ
優しいクマ
おとぼけなクマ・・・
いろんなクマが登場しますが、この本のクマさんは、本当に優しさあふれるクマさん。
自分の話を聞いて欲しい。
とっても聞いて欲しい。
冬になって眠ってしまう前に聞いて欲しい。
でも、みんなも冬ごもりの準備に忙しくしている。
自分の事が一番ではなく、みんなのために動いて上げるクマさん。
本当は話したかったのに、自分も眠たさには勝てずに冬眠。
春が来て・・・
絵の感じも春が感じられる色彩。
うれしさも感じます。
話したかった事・・・
忘れてしまうクマさんだけど
きっと「こんなこと」が、話したかった・・・って、読んだ人、聞いた人が想像して欲しいな。
私だったら・・・
「春になったら、また遊ぼうね!」