『EACH KINDNESS』が原題。
小学生の少女クローイのクラスに女の子マヤが転入してきます。
でも、みすぼらしくて、変わったお弁当を食べているマヤを、
クローイたちは受け入れることが出来ないのです。
やがて、マヤが登校しなくなり、転校。
クローイは事の大きさに気づくのです。
担任の先生が、優しさについて説明するくだりが印象的です。
洗い桶に水を入れ、そこに小石を落とし、さざ波を見せるのです。
優しさとはそのさざ波のようなもの、という例えは、実に的確ですね。
結局後悔の念で終わる余韻に、考えさせられるものがあります。
道徳の教材にいいかもしれませんね。