話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

12種類の氷」 はなびやさんの声

12種類の氷 文:エリン・ブライアン・オベッド
絵:バーバラ・マクリントック
訳:福本 友美子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2013年09月19日
ISBN:9784593505555
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,288
みんなの声 総数 5
  • この絵本のレビューを書く
  • 氷を通して冬の自然を味わいつくす

    私の記憶の中でスケートが出てくる児童文学で印象深いのは『若草物語』と『楽しいスケート遠足』です。湖や運河が凍ってそこでスケートができるということ自体、雪国で育ったことがない私にとっては未知の世界。

    そして今回読んだ『12種類の氷』もスケートが出てくる児童文学のラインナップとして私の記憶に留まることでしょう。

    お話の中に出てくるバケツの氷は、子どもの頃外に出してあったバケツで経験済みなことなので懐かしく感じました。ただ、息子にはそうしたことは経験させていないので、この冬ベランダに水を張ったバケツを出して経験させてみたいと思いました。

    「黒い氷」というのは聞き慣れない言葉で「雪がふる前の急な寒さで氷ついた水のこと」だそうです。

    そして雪が降ったらリンクを作るというところでわくわくとした気持ちになりました。

    スケートをした後の荒れた表面をお父さんが茶目っ毛たっぷりに氷を整える一連の作業をする場面には思わず笑ってしまいまして。

    読みながら氷を通して冬の自然を味わいつくしている気持ちにもなりました。

    カバーの説明を読んでいたら、バーバラ・マクリントックの翻訳はこれで9冊目なのだとか。

    バーバラ・マクリントックは大好きな絵本作家で、新刊が出るたびに楽しみにしています。

    福本友美子さん、マクリントックを日本に紹介して下さりありがとうございます。

    投稿日:2013/10/30

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「12種類の氷」のみんなの声を見る

「12種類の氷」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / はらぺこあおむし / ぐりとぐら / くだもの / はじめてのおつかい

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット