斉藤洋さんですから、一筋縄ではいかないと思っていましたが、
ここまで来ると脱帽です。
表紙の男の子が、おじいちゃんを迎えに、特急停車駅まで行くストーリーなのですが、
道中、数々のクイズが待ち構えています。
複雑な路線図を見て、目的の駅に着くミッションは、大人でも頭を抱えるかもしれません。
しかも、駅名が実にナンセンス!
本物の駅員さんを当てたり、物の数え方、時刻の読み方、車中のマナー、などなど、
クイズは実に縦横無尽に降り注ぎます。
もちろん、どの絵にも、突っ込みどころ満載!
やはりじっくり手に取って、親子でワイワイと楽しむ作品だと思います。
電車に一人で乗るわけですから、小学生以上くらいからでしょうか。