いじわるな継母&姉と暮らす美しい娘、マルーシカ。
ある冬の日、すみれを取ってくるように命じられます。
雪にうずもれた森の中にすみれなんて咲くはずがないけれど、マルーシカは泣く泣く出かけていきました。
そして森の中で見かけた大きな焚き火。
寒さに凍えたマルーシカが近づいていくと、12の月の精が座っていました・・・。
私自身、小さい頃から知っているおはなしですが、この絵本ははじめて読みました。
幻想的な美しい絵が、季節感あふれるこの物語を引き立てていていいですね。
まさに王道、といったストーリーで安心感があります。
娘の反応はいまいちでしたが、折に触れて読み返していきたい一冊です。