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ななちゃんのおかたづけ」 毎晩読み聞かせ。さんの声

ななちゃんのおかたづけ 作:つがね ちかこ
おかたづけアドバイス:鈴木 尚子
出版社:赤ちゃんとママ社
税込価格:\1,100
発行日:2014年02月24日
ISBN:9784870140950
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,543
みんなの声 総数 123
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  • おもちゃ達の気持ち。

    この本は、新鮮でした。
    なぜって、片付ける子供や親の側ではなくて、
    片付けられるおもちゃの側の気持ちを描いていたからです。

    遊ぶときはどんどん出す、でも片付けしないで、どんどんまた次を出す。どうやったら子供が気持ちよく片付けしてくれるのか、悩みますよね。
    でも、あんまり教育的すぎる絵本は、親の意図が見え見えで楽しくない。。。

    おもちゃの側に立ったこの本には、
    大人である私も、「へぇ!」と思いました。
    物の気持ちって、あんまり考えたことがないもの。

    時々、ものを叩いたり投げたりする子供に、
    「クレヨンさん可哀想だよ」とか「コップさん、泣いちゃうよ」ということはありますが、
    そこまで物の気持ちを考えて行っているわけではなかったので、
    おもちゃがプンプン怒って発言するシーンは、新鮮でした。


    子供に「どこが好き?」と聞いたら、
    「ここがすき!」と見せてくれたのは、
    カンガルーの赤ちゃんが、
    お母さんのお腹の袋におさまるシーンでした。
    幸せそうな、安心感に包まれた温かさが、伝わってきたのかもしれません。

    ”物にも感情があり、
    やってほしいこととやて欲しくないことがある”。
    そう考えると、
    物だけでなく、動物や、植物や、他の人間にも優しく接する、大切にできる人間になれるのかもしれません。
    それは、子供でも、大人でも。
    これを書いているパソコンのキーボードも、あんまり乱暴に叩いちゃ、いけませんね!

    投稿日:2017/11/30

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