100万回も生き返るねこ。タイトルのままですが、
生き返るたびに状況が変わり立場も変わる。
愛することを知らずに。
そしてついに最後は、やっと愛ということに気づいたとき、
生涯を全うする。
前も何回も読んだはずですが、最近改めて読んでみると、
とても重たく感じます。
周囲のことは無関心な、今の時代を物語るようで。
人を好きになること、愛することはとても大切なこと。
そのことを、子どもたちに教えることができる、
いい絵本だと思います。
子どもは「なぜ何回も生き返えることができるんだから、
最後も生き返る?」
「・・・愛する人(猫)を追っかけて行ったから、
たぶん帰ってこないと思うよ。」
子どもたちは、読むたびに泣いています・・・。