文字数は多くなく
読みやすい本なのですが
とてもとても…重いです。
戦争は終わっても
地雷はまだまだ残っています。
タイトルにもなっている「くろいちょうちょ」とは
その地雷のことで
地中に埋めるタイプのものではなく
ソ連軍が空中からまいたもので
パッと見、ちょうちょのように見えるようです。
子供を狙ったものではなかったようですが
その形状から
期せずして子供が犠牲となることが重なったようです。
地雷により
命を落とす、あるいは、以前のように走ることさえできなくなってしまう・・・。
たくさんの人に知ってもらいたい現実です。