サラおばさんがオウムのティリーを連れて遊びに来ました。
ベンジーは 自分の大好きな家族が ティリーばかりを構うので ちっとも楽しくありません。
転校生がやってきたり 下に兄妹が生まれたりした時の
子供の気持ちは ちょうどこんな感じでしょうね。
だから 子供達はベンジーの気持ちが よくわかるんじゃないかな。
やきもちを妬きすぎて ベンジーはティリーをゴミ箱へ捨てに行きますが
上手くいかず 鳥かごの扉が開き ティリーを大空へ羽ばたかせてしまいました。
みんなが ティリーを心配し サラおばさんは立つことも出来なくなってしまいます。
ベンジーの心の動きが よく伝わってくるお話に仕上がっています。
ベンジーと一緒に やきもちを妬いたり 反省をしたり…
そして最後の場面(ハッピーエンドですよ☆)では ほっとしたり うれしくなったりと
色々な気持ちにさせられます。
子供達には こういう心の動きが味わえる作品を たくさん読んで欲しいな…と思います。