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絵本

パパ’s絵本プロジェクト


安藤パパ


1962年東京生まれ。明治大学卒業後、出版社3社に勤務。書店営業で全国1500件の書店を歩く。
94年、書店員に鞍替え。96年、東京・千駄木の往来堂書店をプロデュース。初代店長を務める。
00年にはオンライン書店bk1へ移籍。02年まで店長。
03年、NTTドコモの電子書店Mstage book
店長に就任。著書に『本屋はサイコー!』(新潮OH!文庫)がある。
★好きなもの ;荒井良二の絵、逢坂剛のミステリー、マーカス・ミラー、レモンサワー (生)、女性が本を読む姿、道草。
東京・文京区在住

安藤パパのおすすめ絵本リスト
 

安藤パパの育児日記(毎週水曜日更新) update 07/31      >>> この前の日記も読んでみて!(バックナンバー)

7月22日(火

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7時30分、起床。カミさんとヒロシ(2歳10ヶ月)も起きてる。
「ヒロシ、よく眠れたか」。「パパ、コナイデー」。寝起きはママべったりのヒロシだ。
7時45分、「シーツにパジャマに、おっと上履き忘れるところだった」。保育園の準備をしていると娘のテルノ(5歳9ヶ月)も起きてきた。
「パパ、歩けないよー」。
「え!どうした?」。どうやら昨日、縄跳びのやり過ぎで筋肉痛を起こしたらしい。ダッコしてソファーへ。
少し揉んであげると足を引きずりながらも歩けるようにはなった。
「しばらくしたら治るから、きょうは保育園で縄跳びやっちゃダメだぞ」。
「ウン・・・」。シリアルin牛乳とバナナで朝食。「ほら、ヒロシもちゃんと食べな」。
8時40分、カミさん出勤。「きょうは遅いから、お迎えよろしくね」。「OK!」。
8時50分、子どもたちと出家。まずゴミ出ししてチャリに乗ろうとするも雨が降って来た。あー、きょうもタクシーか。梅雨明けはまだかいな。
9時05分、保育園着。週の始めはシーツ(ふとんカバー)かけ作業。最近、ヒロシはこの作業が楽しいらしく、「パパ、イッショニ ヤロウ」。最後のホックはヒロシの仕事。パチッ。完ぺき。
「いいなー、パパもこの布団で昼寝したいなー」。
「パパ ハ カイシャ デショ!」。
9時20分、テルノのシーツもかけ終わり、ハグしてbye。「きょうはパパがお迎えだからな」。
9時30分、コンビニで『ぴあ』買って地下鉄へ。ホームではケータイでCNNニュース。車中は『ぴあ』で今週の気になる新譜CDとライブ情報チェック。あ、これ買わなきゃ。
10時、出社。ログオン。今週の予定チェック後、メールレス12本。今週もやること沢山あるなぁ。
12時、本日はシャケ弁。\500。bk1から丸谷才一の『輝く日の宮』&乙一の『ZOO』届く。
13時、M−stageの1周年企画ミーティング。やっぱり、これしかないでしょう。
その後、メルマガ原稿や、今週の仕入れコマンド発信などで忙。
18時10分、退社。保育園へGO!お迎えってなんでこんなにワクワクするんだろ。
18時47分、園着。「パパー、おかえりー!」。テルノとヒロシが部屋から飛び出してきた。Wハグ。
ヒロシ担任のY保母さんと談。「ヒロシくんのおしゃべり上手は、お父さん譲りですか?」。
19時15分、帰宅。子どもたちは手洗い&うがい後、ビデオ。僕は、キッチンを片付け、炊飯と味噌汁を作る。
19時32分、「ただいまー」。買い物袋を下げてカミさん帰宅。「ママー!」。ヒロシ、玄関まっしぐら。ハグ。
19時49分、皆で夕食。まずはカミさんと枝豆&ビールで乾杯。
「パパ、みんなで食べるとおいしいねー」とテルノ。ホント、そうだよな。
21時、カミさんとヒロシはパズルで遊。僕はテルノと入浴。「足、まだ痛むか?」。
21時半、風呂OUT後、テルノの足にアンメルツ。「パパ、スゥーっとするよ」。
22時半、ヒロシとリモコンブルドーザーで遊ぶ。テルノはひとりソファーで『いやいやえん』を読。
23時、歯磨きしてテルノとベッドイン。「パパ、これ読んで」と持ってきたのは『みつごちゃんとだいすきなママ』。「みつごちゃんのママも素敵だけど、あたしのママもステキでしょ?パパ」。
23時35分、ピンク・フロイドの『原子心母』聴きながら、『如月小春は広場だった』。
24時45分、就寝。
 

7月23日(水)

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7時25分、カミさんがキッチンで朝食作る音で目覚める。うーん、味噌汁のいい匂いだ。保育園準備。
7時45分、子どもたちを起こす。「さあ、顔洗っておいで。ごはん食べよう」。
8時40分、カミさん颯爽と出勤。「ママ、お仕事がんばってねー」とテルノ。
8時50分、チャリに子どもたちを乗せ保育園へ。きょうは確か「大暑」なのに涼しいなぁ。
9時20分、いったん帰宅。軽くシャワー後、シンクに溜まった食器類を洗う。BGMはサンタナの『シャーマン』。しかし何度聴いても素晴らしいアルバム。サンタナのGソロも笑っちゃうほど神様。ああ、コピーしてえ。
10時15分、ゴミだしして出家。銀行寄って記帳。地下鉄の駅へ。
10時50分、神保町。交差点で信号待ちしてると肌寒い。角の本屋店頭に並ぶ『Tokyo Walker』の海特集!が可哀相だ。
11時、小学館。商談。鳴かぬなら鳴くまで待ったホトトギス。
12時15分、終了。そのまま市ヶ谷へ。
12時40分、ホテル・アルカディア。インプレスのH氏、本とコンピュータのN編集長とランチ。
14時、帰社。ログオン。メール多。怒涛レス。いい仕事に繋がりますよーに。
18時50分、退社。雨足、強し。
19時、赤坂の鰻屋「奈加川」。きょうはコラム書かせてもらってる共同通信さんと懇親会。共同のコラム「書の国から」は僕を入れて4人のリレー。地方小出版RCの川上社長、モダン書評誌『recoreco』の今編集長、フリーライターの永江朗さんがメンバーだ。共同通信文化部の新担当者も交えて出版界のきわどい話題で盛り上がる。鰻づくし料理&BEER大ビン×2+焼酎お湯割×3。
22時、後ろ髪引かれつつ中座。地下鉄で後楽園へ向かう。車中、今さんから頂いた出来たてホヤホヤの『recoreco』読。このコンテンツ電子化したいなぁ。
22時20分、LaQua内のムーミンカフェ。文京区のアスベスト対策委員会の2次会に合流。きょうは区切りの日。やっと4年でここまで来た。みなさん、ほんとにありがとう。バーボンのソーダ割×1。
23時15分、お開きするも、尊敬する肺専門医のN先生と小石川のBARへ。「安藤さん、ちょっと会わないうちに顔変わったよねー」とシミジミ言われる。「そうですかー?髪伸びただけですよ」。マッカラン12年ロック×2。
24時40分、タクシーで帰宅。顔だけ洗って保育園ノート&夕刊読。
25時05分、ラジオつけっ放しで泥眠。

 

7月24日(木)

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7時15分、起床。頭いてぇ。リトル二日酔い。即、風呂沸かして入浴。
7時40分、風呂OUT。ミネラルW、500cc飲。フー。テルノが起きてきて「パパ、昨日は何時に帰ったの?」と詰問。
7時50分、子どもたち朝食。「僕はいいや、お茶で」。
「イタイヨ〜」。突然ヒロシが泣き出した。
「どうしたの?」とカミさん。どうやら舌の先に湿疹があるらしい。「口内炎だな、きっと」。
8時37分、カミさん颯爽と出勤。
8時50分、チャリに子どもたちを乗せ保育園へ。二日酔いだと坂道がキツイなあ。
9時15分、いったん帰宅。シンクの食器や鍋類を洗う。あ、ジャーのご飯、冷蔵庫入れとかなきゃ。トマジュー飲。
9時50分、保育園から電話。看護婦さんからだ。
「ヒロシくん、手足口病のようなんですけど」
「えっ!本当ですか?」。そうか、舌の湿疹はそれだったのか。
「なるべく早く迎えに行くようにします」。と電話を切る。
速攻でカミさんに電話。彼女も同じ反応。僕は午前〜午後と2件外せないアポがある旨を伝えると、「わかったわ。私が迎えに行くわ」。スマンな。電話を切って、『赤ちゃんの病気大百科』で、手足口病をチェック。まあ、合併症起こさなきゃ大したことなさそうだ。しかし「手足口病」って病名はインパクト強し。手と足と口に湿疹ができるからって、そのままじゃん!

10時20分、ゴミだしして出家。地下鉄で麹町へ向かう。車中、朝日新聞。
11時、文藝春秋。商談。うーむ、一朝一夕には行かんなあ。でもネバーギブアップ!
13時、矢来町の新潮社。デジタル事業のキーマンで新潮ケータイ文庫をM氏と、パワーPASTAランチ。直木賞作家・石田衣良氏の編集担当U氏を紹介され意気投合。
15時、帰社。ログオン。メールレス。あ、そうだ。きょうの飲み会キャンセルしなきゃ。
17時、家に電話。カミさん出る。
「どう、ヒロシ?」
「日医大行って来たわ。やっぱり手足口病だって」。
「そっかー。きょうは夜キャンセルしたから、早く帰るよ」
19時半、早足で帰宅。「ヒロシー、どうだい?」。
「パパー、ボクネ ビョウイン イッテキタヨ」。手足にポツポツと湿疹がある。
「熱もないし、割と元気よ。でも口の中が痛いようでゴハンは食べないわ」。
19時45分、食事。
「やっぱり来たなー、ヒロシ」。
「今年は大丈夫かな、と思ってたんだけどね」とカミさん。
「夏はまだ弱いな」。1歳の夏、ヒロシは「はしか」で1週間入院。カミさんずっと付き添い泊で、あのときは大変だったよな。
「前もそうだったけど、私の仕事が忙しくなってくるとヒロシは病気になるのよ」と。
「子どもって不思議とそうだよな。テルもそうだったじゃない」。
「えー、あたしもパパやママが忙しいとき風邪ひいてたの?」とテルノ。
「そうさー。よく真夜中におぶって日医大病院行ったりしたよなぁ」。
20時半、カミさんが作った特製野菜スープだけ飲んだヒロシに、薬を飲ませる。
21時、テルノと入浴。「パパ、ヒロシくん、大丈夫かな?」。
「ああ、すぐよくなるよ。でもテルはあまりヒロシと密着しちゃダメだよ。あの病気は0歳から4歳までがかかりやすいっていうけど、テルやってないから、パパ、ちょっと心配なんだ」。
「パパ、“みっちゃく”ってなあに?」。
22時、ヒロシには軽くシャワーだけ浴びせる。まだ真夏じゃなくてよかったかな。
22時45分、歯磨きしてテルノと絵本。きょうは『赤いくつ』か。「パパも赤い靴、持ってるよネ!」。
23時20分、テルノ就寝。僕は起き出してヒロシの様子を見に行く。どうやら寝たようだ。
芋焼酎オンザロックス読みながら『週刊文春』。BGMは、マイケル・マクドナルドの新譜『モータウン』。
24時半、就寝。

 

7月25日(金)

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7時半、起床。曇り。すぐヒロシの様子を見に行く。
「眠れたのかな?」。まだ、寝ているヒロシのオデコを触る。熱は出ていないようだ。
「うん、よく寝てたわ」。きょうはカミさんが休みを取ってくれた。
8時、テルノを起こして保育園準備。朝食にハムチーズサンドを作る。ヒロシ起床。「ベロ痛むか?」。
8時45分、「いってきまーす。ヒロシ、のんびり過ごすんだぞ」。と娘と出家。
9時、保育園着。テルノとハグ後、ヒロシのクラスへ行き、病状説明。「1週間は来れないかも知れません」。1Fに降りると、ヒロシと仲のいいH君のママと遭遇。「ヒロシ、手足口病で休みなんですよ」。H君もまだやってないそうでちょっと心配顔。彼女のダンナは単身赴任中。病気になったら、うち以上に大変だと思う。「園から帰ったら必ず手洗い、ですね」。
9時20分、地下鉄で会社へ向かう。車中、日経。BGMはホール&オーツの『Do it for love』。何度聴いても今年度ベスト1アルバムだ。

12時、昼休み。日替わり弁当。きょうはハンバーグか。\550円。
金柿パパから、パパ’s絵本プロジェクトへ届いたfromユーザーメールが転送されてきた。おっ、珍しく男性からだぞ。6歳の女の子を持つ43歳の会社員氏か。「絵本は子供のもの、読み聞かせはお母さんの役割、なんていう旧い考えを吹き払い、お父さんだって絵本が好きだし、上手に読めるし、なによりそういう家族との時間を大切に思っているんだよ、というメッセージに溢れたサイト、とても気に入りました!」だって。うれしいじゃん。それと僕の日記に出てくるBGMも楽しみだそうだ。音楽の好み、似てるのかなー。

16時、打ち合わせ終了後、来週の営業スケジュールを立てる。
16時10分、デジタルブティック社のAさんからメール。当社主宰の育児系サイト「べビカム」のイベントが9月開催予定。僕もパネラー参加するのだが、その告知ページが出来たようだ。どうやら出演者もFIXした様子。トムズ・ボックスの土井さんもお会いしたいけど、この埼玉の「保育士&大道芸人」っていう人にも興味あるなぁ。

17時、水道橋のベースボール・マガジン社。きょうは営業を兼ねて、べ社の社内研修会で講義することになってるのだ。出版業界で「兄貴」と慕う、営業局次長のN氏に連れられ、ますは社長に挨拶。へー、若いんだなあ。
17時半、別棟ビルの一室で講義スタート。全員で30名くらいだが、社長をはじめ役員諸氏が最前列で聴いてるので始めはリトル緊張した。
19時、質疑応答を終え、無事終了。
19時半、場所を東京ドームの「後楽園飯店」に移し、2次会。S常務やN氏、そして書籍編集長のNさんなどと中華料理と紹コー酒で盛ん。話題は、昨日亡くなった岩田暁美さん(巨人の長嶋元監督にいつも密着取材していた茶髪の女性記者)について。今朝、朝刊で知って僕と同じ歳だったので驚いていたのだ。N編集長によれば、取材時のあのポジションを獲得するまでにいろいろ苦労があったそうで、所属のラジオ日本では昨日、追悼番組も組まれた。番記者ならではのエピソードを聴くにつれ彼女のことがもっと知りたくなり、「彼女の生きざまを記した本を出してみてはどうだろうか」と、その場で提案してしまった。たぶん読みたい人は数多くいるだろう。特にスポーツ・メディア界で働く女性たちは。

22時15分、3次会で水道橋駅近くの「日本海庄や」へ。ここでの話題は阪神一色。べ社としては今年下半期の売上は阪神がらみのコンテンツ次第だという。確かに今年はハリポタ(日本語訳版)の刊行がないので、出版界はタイガースに賭けてるんだろうなあ。でも既に飽和状態だったりして。レモンサワー×7。

23時45分、終了。N兄貴と握手を交わし、タクシーで家路に。I’m tired !
24時、そーっと帰宅。軽くシャワーして、子どもたちの寝顔をのぞく。二人ともグッスリ。ヒロシも大丈夫そうだ。
24時15分、ベッドでひとり、パット・メセ二―『Secret Story』聴きながら、『無用の達人〜山崎方代』読。
26時43分、ハッ!いつのまにか寝てしまったらしい。あー、喉かわいた。ミネラルW480cc飲。電気を消しておやすみなさい。(つづく)

 

安藤パパの今週のおすすめ絵本(毎週水曜日更新) update 07/31    

表紙  作品名 コメント

ラン・パン・パン
作:
インドみんわ再話マギー・ダフ
絵: ホセ・アルエゴ
訳: 山口 文生
出版社: 評論社
本体価格: \1,000


 

 「ランパンパン!」と鳴り響く太鼓の音は、闘いの烽火(のろし)。
愛しい女房を王様にさらわれ怒り狂うクロどりは、彼女を奪還すべく武装してひとり王宮へ向かう。
しかし一人では勝ち目がないことを知っている彼は、道中「桃太郎」のごとく、猫、蟻、木、川を味方につけ、そして…。
大切なものを汚(けが)され奪われようとするとき、人は闘わねばならない。この、当たり前だけど現代人が失いかけている道理を、本書は切々と僕らに訴える。そして、正邪をわきまえない巨悪に鉄槌をくらわすクロどりの姿に、「ブラボー!」と叫ばずにはいられないのだ。
この絵本は、「リベンジ・スピリット」を子どもに教えるにはもってこいの一冊。強烈なインド民話です。

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