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定例おはなし会とのダブルヘッダー開催
レポート:金柿パパ
今回のおはなし会の会場は、東京・立川のオリオン書房ノルテ店。立川は僕の住んでる国立のとなり駅、僕にとっては地元開催だ。
このお店は絵本・児童書のコーナーが充実している。グッズやビデオも揃っている。さらに時節やテーマにあった作品をピックアップして児童書売場の入り口に展示してある、イケテルお店だ。(僕も煮詰まるとネタを探しにこっそりこのお店を覗いているのです・・・ナイショだけど)
晴天で汗ばむ陽気。こんなに天気がいいと、公園や遊園地に出かけちゃう家族が多いだろうな・・・などと考えながら会場に到着。店長はじめお店のスタッフにご挨拶。店内には子ども達が座って絵本を読めるスペースがあるのだが、おはなし会にはちょっと手狭ですね・・・と言おうとしたら、「会場はこちらです」。見ると隣接するカフェにて、スタッフの皆さんがテーブルやイスを片付けて会場の設営作業中。普段は本を買ってから持ち込んで、お茶しながら読書を楽しめるカフェなのだ。雰囲気もグッド。これなら子ども達も集中できる。俄然楽しみになってきた!
今日は安藤家からテルノちゃんが参加。田中パパと僕は単身で参加だ。打ち合わせも兼ねて近くのカフェへ。おはなし会を取材に来てくれた「ベビモ」編集部の安井さんも同席。読む本と順番を相談。今日は14:00から定例のおはなし会でボランティアの方が3人読んでから、僕らが登場するという段取りで、これまでとは勝手が違いそうだ。子ども達の集中力が持つのか心配な反面、すでに子ども達がおはなし会の雰囲気に慣れているところから始められるのは助かる。
いつもは田中パパがトップバッターで『ねえ、どれがいい?』で子ども達を引き込むのだが、今日は田中パパはどうしても読みたい本があるということでトップバッターは安藤パパに決定。打ち合わせは途中から取材になって、時計を見るともういい時間。急いで会場に戻れ〜!
会場ではすでに3人目の方の紙芝居が行なわれていた。子どもと大人合わせて30〜40人くらいかな?子ども達はくつを脱いでカーペットの上、大人たちは後ろに並べられたイスに座って静聴中。ほどなく紙芝居は終わり、僕らの出番だ。
さて静かーな雰囲気の中、3人で子ども達の前に登場。この人達、何だろう?というまなざし。
「こんにちはー。これからおじさんたち3人が絵本を読むけど、トイレ行きたい人いるかな?」田中パパが問いかけると、数人手が上がった。
「じゃあちょっとトイレ休憩にしようか。トイレから戻ってきたらはじめようね。」
と、トイレ休憩に。この間、どうしようか・・・?
休憩の間、急遽田中パパが今日は読まないはずだった『ねえ、どれがいい?』を読むことになった。
「もっと前の方においでー。」
いつものように、田中パパが子ども達と話し始める、と、おお!みんな声をあげはじめたゾ!
「かならずどれかひとつ選ぶんだよ?」「もしもだよ・・・朝起きてきみんちのまわりが変わるとしたら・・・」
「ハーイ!ハーイ!」「おおゆきー!おおゆきー!」すっごい反応。さすが田中パパだ。
いいところで皆そろったので、トイレ休憩はおしまい。
今日の1冊目(といっても子ども達には5冊目だけど)は安藤パパの『キャベツくん』
。ナンセンス絵本は安藤パパの得意ジャンルだ。
「「ブキャ!」ブタヤマさんはびっくりしてしまいました。キャベツのゴリラが、そらにうかんでいます。」
会場から笑い声が起こる。子ども達は大喜び!
2番手の僕は、絵本を背中に隠し、マックスのぬいぐるみをエプロンの胸ポケに入れて登場。『かいじゅうたちのいるところ』
を取り出すと、「しってるー!」「読んだことあるー!」の声。そうかそうか。「おじさんが読むと・・・怖えぇぞぉ〜」(これが言いたかった(笑))
重低音を効かせて読み出すと・・・こ、こわいっ!と顔をこわばらせてママのところに逃げた男の子が2人。ごめんなー。でも女の子達はワクワク顔でじーっと聞いてくれた。
仕切りなおして登場の田中パパは、「もっとおおきなたいほうを」を読む予定だったけど、『ねえ、どれがいい?』と2冊を差し出して、「どっちがいい?」って子ども達に聞いちゃった。ああ、案の定「ねえ、どれがいい?」の続きを読むことに・・・。
「いつになったらわたしのケーキでてくるのよっ!でお母さんが怒鳴ったらやだよねー。」「トリ小屋はインフルエンザが心配だよな。」
田中パパがこの絵本を読むときは、絵本に書いてないトークが3倍くらい入る。つまり、同じ本を他の人が読んでもこの雰囲気は出せないのだ。まさに、絵本を媒介にして子ども達とのコミュニケーションを楽しんでいるんだね。
最後に安藤パパが『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』で再登場。
「ついたところは・・・飛行場だ。」 どんどんのびていくわゴムの絵を、ハラハラしながら見つめる子ども達。
1時間以上たっているので、子どもを連れて退出しようとしたママさんがいたが、その女の子はじいーっとお話を聞いていて、ママがひっぱる手を振りほどいてしまった。子ども達がのめり込んでる証拠で、こういうのって嬉しいよな〜。
おはなし会が終わり、参加してくれたママやパパにチラシ(と言ってもサイトを印刷した程度のもの)を手渡し、「サイトでおすすめ絵本と日記を公開していますのでよろしければどうぞ」とちょっとアピール。・・・と、意外な返事が。
「いつも参考にさせてもらってますよ、絵本ナビ。」
おおー!うれしいじゃないですか。次のママは、
「このお店のおはなし会にはいつも参加しているんですが、今日はパパ'sの皆さんが来ることを知らなくて参加して、ビックリしました!」
おおー!僕もビックリしましたよ!さらに参加してくれたパパまで、
「みなさんのおすすめ絵本、チェックしてますよ。」
だって!すごいじゃないですかー!素直に感激。
僕らの前に絵本を読んでくれた、ボランティアの女性の方々にごあいさつ。
その後、産経新聞の取材を受ける。
今回のおはなし会も楽しかった。
怖がらせちゃった子、ごめんね。今度ここに来るときは、とびっきり楽しい本を読むからね。
また呼んでもらえるといいな!
★今日読んだ本は・・・
安藤パパ 『キャベツくん』
金柿パパ 『かいじゅうたちのいるところ』
田中パパ 『ねえ、どれがいい?』
安藤パパ 『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』
田中パパからのコメント
今回は、読み聞かせママさんたちによる第一部の後に出演。最初、子どもたちの前に立った時、みんなの目がキョトンとしていたのが、印象的だった。
パパ3人が、絵本を読むって、まだまだ珍しいことなのかな。
でも、いまにこんな姿が普通の風景になる日が来るよ、きっとね。
オリオン書房は、絵本の品揃えが見事。まるで図書館みたいだった。
こんな本屋さんが近くにあったら、いいなぁ。
お小遣いがスッテンテンになりそうだけど。
安藤パパからのコメント
立川は10年ぶりだろうか。中央線沿線に住んでいたころを思い出しながら、初夏の陽射しのなか夏服を着たテルノと一緒に会場へ向かった。当日は通常の読みきかせ会+パパ’sのWヘッダーなので子どもたちの集中力がもつか店のスタッフは心配してたけど、ほとんどの子が合わせて1時間強、リラックスして聴いてくれたようだ。
僕は『キャベツくん』と『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』だったが、どちら
もアウトドアな絵本なので、「いまの季節なら、これ野外でもいいよな」などと考えながら、読んでました。今度は昭和記念公園の芝生の上でやりたいなー。!
オリオン書房 大木さんからのコメント
通常のおはなし会の後、続けての会でしたので 参加した子供たちの集中力が切れはしないかと内心ドキドキしておりましたが、なんのなんの
みんな楽しく参加していました。
男性の読み聞かせの回数が少ないので、とても新鮮なものでした。
子供たちとの距離もとても近く、終始打ち解けた雰囲気の会の内容に、今後の会の運営の課題と可能性を感じました。
素敵なおはなし会をありがとうございました。機会がありましたら、是非また、当店で開催して頂きたいと願っております。
〜おはなし会参加の親御さんの感想から〜
お父さんたちによるおはなし会は新鮮でとてもよかったです。
読み聞かせるのも良いけれど、子どもとコミュニケートしながら一冊の本を読み進めていくのも面白いと思いました。
ただ、まだちょっと難しい表現や、どれか一つにしなければいけないというルールが、子どもにはわかりにくかったかなと思います
(欲張りだから仕方が無いかな・・・)。
おはなし会参加の大江智子さんのコメント
定例のおはなし会の後の「おはなし会」の始まり。「トイレ、大丈夫かな〜?」の掛け声は、さすが!と思いました。
面白いから・・と我慢をしてしまう子いますので。一区切りですね。
『ねえ、どれがいい?』・・どれがいいかな?と選んだり、絵や雰囲気を楽しんだりしているうちに、場が和やかになりました。
発想も、例えば「かにを食べ物」と思ってしまうと、どうしても海にいる、動いているかにのイメージが消えてしまう。その場の雰囲気が左右するものってあるのだと思いました。
『キャベツくん』・・面白いお話でした。キャベツのゴリラなど、絶対にありえないコミカルな絵、お母さんたちもくすくす笑っていました。
『かいじゅうたちのいるところ』
・・見かけは恐そうなお話。一緒に登場したお人形が恐さを和らげてくれました。「おじさんが読むと、恐いんだよ〜」という導入でうきうき気分に。奥の深いお話。じっと聞き入りました。
『わゴムはどのくらいのびるのかしら?』・・素朴な疑問ですね。今でも。大きいゴムだったら本当に宇宙までも伸びてしまうかも、と子どもになった気分で見ました。最後に切れてしまうのではなく、くくりつけたベットに戻るというのが、何より安心できました。戻ってしまう時、あああ〜〜と子どもたちも一緒になって言っていたのが、可愛かったです。
どれも、タイプの違う絵本で、メリハリがあって、楽しく見させて頂きました。
その後、絵本コーナーで読まれていた絵本を手にとっているパパ、ママたち。
見たことがきっかけとなって、素敵な絵本たちが広がっていくのだな、と感じました。
※次回のおはなし会は
東京・池袋のジュンク堂書店池袋本店でリベンジ!!5月22日(土)の開催です。
詳しくは
「出張お話し会やってます」へGo!
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