@絵本ナビ 今日から役立つ絵本えらびのヒント    2007/06/28 22,247(内まぐまぐ1001)部 発行


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こんにちは。絵本ナビ編集長イソザキです。

・・・あれ?そうなんです。今週は事務局長カナガキが出張中ということで、私イソザキが代わりを務めます!よろしくお付き合い下さいね。

さて、こちら東京では梅雨入り宣言から1〜2週間経とうとしているのに、何だかはっきりしないお天気が続きます。雨が続くとちょっと憂鬱な気分になったりもしますが、雨が降らないとなるとこれまた心配になり・・・我ながらなかなか勝手な言い分ですよね。

そんな不満事など関係ない子供達は、降ったりやんだりの毎日をそれなりに楽しんでいる様子。今週は「楽しむことの天才」子供達に雨の日の楽しみ方を絵本で教えてもらう事にしましょう!
その前に・・・雨をテーマにした絵本を紹介するタイミングを、空をにらみつつ計っているうちに面白そうな新刊が続々出ている様子。本編に入る前にフライングで変り種を一冊紹介しちゃいます→

>>>意表をつく主人公です。

それでは、今号のコンテンツです。

(1)今週の気になる一冊。・・・雨の日絵本の名作!
(2)
特集ピックアップ・・・「たなばたの絵本」
(3)
新刊ピックアップ・・・韓国の小さな女の子のおはなしです。
(4)
ピックアップレビュー・・・気になった感想をご紹介します。
(5)編集後記

それでは、どうぞ最後までお付き合い下さい。
 

(1)今週の気になる一冊
  
雨の日絵本の傑作です。


 

雨、あめ

作・絵: ピーター・スピアー
出版社: 評論社
本体価格: \1,400
発行日: 198406

 

 
 
雨が降ってくると、レインコートと長靴を着込んで雨のふる外へ颯爽と飛び出していく姉弟。水で溢れかえったいつもと違う世界を一つ一つ確認するかの様に楽しみながらまわっていく二人。クモの巣に光る雨のしずく、水たまりに広がる波紋、増えた川の水で生き生きする鳥たち・・・。普段なかなか気がつくことのないこの美しい世界を子供達はたくさん知っているようです。

 そしてそんな二人を笑顔で送り出し、びしょびしょになって帰ってきたら熱いお風呂と温かい飲み物で迎える母親。ここまでをひっくるめて子供たちにとって完璧な雨の一日になるのです。出来そうでなかなかできないんだなぁ・・・これが。きっとこのお母さんもこんな子供時代を送っていたのでしょうね。

 そして雨上がりの庭の澄んだ空気・・・うっとりしてしまいます。字はないけれど自然に言葉が沢山出てきます。

子供と一緒にじっくり楽しめそうです。

 作者のピーター・スピアーの魅力がいかんなく発揮されているこの一冊、気に入った方は彼の他の作品も是非覗いてみて下さいね。なかなかユニークな題材ばかりなのです。

>>>ピーター・スピアーの作品はこちら 

その他にも雨がテーマの絵本はこんなにたくさん!

>>>雨の日を楽しむ絵本はこちら

 

(2)特集ピックアップ 「たなばたの絵本」


たなばたの絵本

77()、もうすぐ七夕です。今年は短冊に何をお願いしようかな、今年は雨が少ないから天の川が見られるかな・・・。幼稚園や保育園、おうちなどで準備を楽しみながら七夕の由来のお話を読んでみるときっと一味違った夜が迎えられるはず。
 

(3) 新刊ピックアップ! 韓国の小さな女の子のおはなしです。


 

よじはん よじはん

作: ユンソクチュン
絵: イヨンギョン
訳: かみやにじ
出版社: 福音館書店
本体価格: \1,100
発行日: 2007年05月

 

 
 まだ普通の家には時計というものがなかった時代の韓国のお話です。
何とも可愛い民族衣装を着た小さな小さな女の子がお隣のよろずや(何でも屋さん)のおじさんに、おかあさんに頼まれて時間を聞きに行くところからお話が始まります。そしてその時間が「よじはん」。すぐお隣のお母さんに帰って伝えるだけの出来事です。ところが・・・。

 女の子が忘れないように「よじはん よじはん」と唱えながら、例えばありの行列を見つけて小さく「あ、」と言う度にこちらははらはらしちゃうのです。大丈夫かな?早くしないと!なんて。そんな大人の思いとはうらはらに本人はいたってのんびり。田舎の景色ものんびり。女の子の「よじはん」はとっても大きくて長い。

最後のおちも含めてこの子供の天真爛漫さにはまいってしまいます。激動な時代にあって、理想的な子供の姿を描いているのかもしれませんね。

 

(4)ピックアップレビュー   気になった感想をご紹介します。

しょうたとなっとう

絵: 星川 ひろ子/治雄 写真
出版社: ポプラ社
本体価格: \1,200
発行日: 2003年


 

  
納豆への長い道のり 

納豆嫌いのしょうたが、おじいちゃんと一緒に畑に大豆の種をまくところから、お話が始まります。
おじいちゃんと一緒に大豆の成長を見守りながら、しょうたの心の中に少しずつ変化が訪れます。
大豆の七変化、最後に現れた納豆を前にしょうたは

のどかな景色と季節の移ろい。孫のしょうたを優しく見守るおじいちゃんの姿。
納豆のうんちくを学びながら、なんだかとてもくすぐったい気持ちになりました。
心にもたんと栄養を与えてもらいました。

さっそく、納豆が食べたくなりました。
見事な、写真絵本です。納豆好きにも、納豆嫌いにも、オススメです。
子どもが読むだけではもったいないです!

(あまたろうさん 40代・ママ 千葉県成田市  女7歳、男7歳)
 

(5)編集後記

最近、テレビ出演などもありますます話題の「ロバート・サブダ しかけ絵本

今年のクリスマスあたりには大型新刊も控えているようで、この大ブームはまだまだ続きそうですね。絵本ナビShopにも今なら洋書版の在庫がありますよ!今のうちにチェックしておいてはいかがでしょう。

←中でもダイナミックな仕掛けで人気なのが

The Wonderful Wizard of OZ(オズの魔法使い)

絵: ロバート・サブダ
出版社: Little Simon
本体価格: \4,000

>>>その他のしかけ絵本特集はこちら!

 

ふーっ!初めてのメルマガ登場、無事終了です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
これからもどんどん充実した内容をお送りしようと張り切っております。

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などなど皆様のご要望もお待ちしておりますね。

それではまた次号で・・・。


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INFORMATION

●「あんふぁん」 7月号「よい父親より笑顔の父親」で
カナガキ事務局長
が登場
しています。

●「この本読んで!」 2007年夏号「お父さんの育児は絵本で楽しく」特集で
パパ's絵本プロジェクトの安藤パパが登場、プロジェクトの紹介やオススメ絵本が掲載
されています。

●2007年6月、メルマガ「@絵本ナビ」の読者数が 2万2千人を突破しました。

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