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こんにちは。絵本ナビ編集長のイソザキです。
夏休みもいよいよ終盤!いかがお過ごしでしょうか。
私は夏休みに島根県の津和野という所に行ってきました。
津和野といえば、「旅の絵本」「ふしぎなえほん」など多数の絵本で知られる
作家安野光雅さんの生まれ故郷なのです。
そこで「安野光雅美術館」を覗いてきましたよ。
(詳しくはまた絵本ナビブログでレポートしますね。)
そこで一冊息子にプレゼント! >>>
こちらの絵本です。
ちょうど自分の名前の平仮名に興味津々の息子にはとてもわかりやすい絵本
です。隠し絵も沢山あってしばらくは手放しそうにありません。
さて、今号のコンテンツは・・・前回少し触れた通り、ピッピの特集です。
(1)特集「リンドグレーンの絵本」・・・「長くつ下のピッピ」絵本版のご紹介。
(2)ピックアップレビュー・・・気になった感想をご紹介します。
(3)編集後記・・・6年半ぶりの皆既月食!
それでは、どうぞ最後までお付き合いください。
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(1)特集「リンドグレーンの絵本」 |
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皆さんは「長くつ下のピッピ」という物語をご存知ですか?
私も小学生の頃に読んだ覚えがありますが、そのピッピのあまりの破天荒ぶりに当時は面白がる、というよりただただ驚いたような記憶があります。
1945年にスウェーデンで誕生し、日本に初めて紹介されたのは1964年。以来40年以上も親しまれている児童文学です。
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「長くつ下のピッピ」
岩波書店 |
「長くつ下のピッピ」
岩波少年文庫 |
「ピッピ船にのる」
岩波書店 |
「ピッピ南の島へ」
岩波書店 |
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主人公は世界一強い女の子「ピッピロッタ・ナガクツシタ」。
この女の子がもの凄い。違う色のくつ下とぶかぶかの靴をはき、大きな馬を軽々と持ち上げ、サルのニルソン氏と「ごたごた荘」で暮らしている。料理だってお掃除だってピッピ流、学校だって必要ない。
こんな風変わりな女の子が隣に越してきたトミーとアニカは毎日ががらっと変わってしまいます。
(退屈なんて言葉を忘れるくらい。)
大人になった今、改めて読むとただはちゃめちゃだと思っていたピッピの行動や言葉が、どれも一本筋の通ったものなんだと気づかされます。大人の常識を根底からくつがえし「自分の人生は自分のもの!」とばかりに毎日を楽しむピッピの姿はとてもたくましく、健気なのです。
そしてこの物語が目でも楽しめる絵本にもなっています。
それが今回紹介する絵本「こんにちは、長くつ下のピッピ」です。↓
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「こんにちは、長くつ下のピッピ」
作:
アストリッド・リンドグレーン
絵:
イングリッド・ニイマン
訳:
いしいとしこ
出版社:
徳間書店
本体価格: \1,500
発行日: 2004年02月
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この勝気な顔の女の子のイラストと鮮やかなカラーがとっても新鮮ですが、本国スウェーデンではピッピの絵といえばこれ、という位お馴染みで愛されているそうです。どたばた荘の家の様子や、豪快に料理する姿が絵で見られるなんてちょっとワクワクしませんか。お話もそのままわかりやすく抜粋してあって、物語を読むにはちょっと早い小さな子でも楽しめます。
>>>続編はこちら。
ユーモラスなキャラクターがそのままグッズにもなっていますよ!チェックしてみてくださいね。
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>>>絵本ナビShop「長くつ下のピッピ」はこちら。
こんな面白い女の子を生み出したのはアストリッド・リンドグレーン。スウェーデン生まれの児童文学作家です。彼女が我が子に話して聞かせてあげていたお話をもとにつくられているそうです。
ピッピの他にも「ロッタちゃん」「やかまし村」「カッレくん」シリーズなど世界中で愛されている作品が130以上にものぼります。
リンドグレーンの作品に出てくる子ども達は本当によく遊び、けんかし、笑って泣きます。つまり、子ども達が子どもらしく、とても幸せそうに暮らしているのです。それは子ども達を楽しませるため、子ども達の平和を守るために一生を費やした「子どもの味方」の彼女が考える理想の姿なんでしょうね。個人的には北欧の美しい自然の中を裸足で駆け回る姿が、とても羨ましく印象的です。
今年はリンドグレーン生誕100周年にあたります。この機会に是非リンドグレーン作品に触れてみてくださいね。
ピッピの他にも絵本になっているリンドグレーン作品は多数あります。

>>>リンドグレーンの絵本作品はこちら
ロッタちゃんシリーズでお馴染みのヴィークランド他、様々な画家と組んで出来上がった作品はどれも美しく北欧の空気や生活感を感じさせてくれます。眺めているだけでも長く心に残る絵本なのです。小さな子から大人まで楽しめるものばかりですね。その中から人気の1冊はこちら。
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「ロッタちゃんとじてんしゃ」
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映画にもなって日本でも人気の高いロッタちゃんシリーズ。末っ子のロッタは怒りんぼでがんこで
泣き虫、でも素晴らしい行動力。だからこそ起きる事件の数々。絵本版ではリンドグレーン作品ではお馴染みのヴィークランドの絵と共にロッタの武勇伝が印象的に描かれています。細かく描かれ家や部屋の様子も心に残ります。豪快な泣き顔もチャーミング!5歳の誕生日にどうしても自転車の欲しいロッタのとった行動は・・・?
>>>その他リンドグレーン作品はこちら
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(2)ピックアップ
レビュー
・・・気になった感想をご紹介します。 |
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「ひろしまのピカ」
作・絵:
丸木 俊
出版社:
小峰書店
本体価格:
\1,500
発行日:
1980年 |
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こんな悲惨な世界があったこと、忘れない
真っ赤な炎の中を裸で子どもを背負う衝撃的な表紙に
涙だけではない戦争を伝える絵本が出たな。と思いました。
わが子が小学生になったときに始めて見せました。
まず・・絵のリアルさ。
言葉がつまります。
『おかあさん・・・・』
息子の顔は今まで読んできた戦争の絵本を読み終えた後の涙目ではありませんでした。
ちょっと引きつった、緊張した顔でした。
戦争というのは本当に残酷で悲しい物なんだ、怖いものなんだ・・
その後『はだしのげん』の漫画に出会い原爆の怖さを再確認していた息子ですが、
「絵本でもこんなのあったよな・・」
みずからまたこの絵本を手にとった姿にいい絵本とのいい出会いがあって良かったと思いました。
こんな絵本で育ったこどもたちなら戦争はもう起こらないでしょう・・
そう信じたいですね。
(とむままさん 40代・ママ 三重県四日市市 男10歳、女8歳)
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(3)編集後記 |
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リンドグレーンの生まれたスウェーデンでは、生誕百年祭と題し年間を通じて大きな催しが各地で行われているそうです。行ってみたいなぁ・・・。
さて、夏休みも終わりに近づく8月28日(火)。
この日の夕方から夜にかけて皆既月食があるそうです!
月が地球の影に隠される「月食」。
やがて完全に隠されて「皆既月食」となります。
日本で皆既月食が見られるのは実に6年半ぶりなのだそうですよ。
時刻も参考に・・・。まだ宿題の終わってない子はチャンス!
【月食の進行 時刻 】
半影食の始め 16時52.2分
欠け始め 17時50.9分
皆既食の始め 18時52.0分
皆既食の最大 19時37.3分
皆既食の終わり 20時22.7分
部分食の終わり 21時23.8分
半影食の終わり 22時22.4分
皆既月食という神秘的な現象は想像力をかきたてられますね。
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「ぬすまれた月」 |
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こんな絵本もあります。科学的な解説もついている充実した一冊です。
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それではまた次号でお会いしましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました! |
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