(1) 特集1・・・きむらよしおさんの最新刊『ゴリララくんのコックさん』
◆『ゴリララくんのコックさん』ってどんな絵本?
絵本館さんがオススメするだけあって(!?)やっぱりこの絵本も思いっきり「ばかばかしい」のです。
そんな絵本が大好物のあなたと、全ての子ども達に向けて早速ご紹介します。まずはみどころから・・・
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「ゴリララくんのコックさん」
作・絵:
きむらよしお
出版社:
絵本館
税込価格:
\1,260
(本体価格:\1,200)
内容の詳細はこちらからどうぞ >>> |
ゴリララくんはちくわが大好きなのです。
「どうしてゴリラなのにちくわが好きなのか」
そんな野暮な事を聞く前に、
なのはな、さかな、オムレツ・・・なんでもかんでもちくわの中に詰めていく
ゴリララくんの嬉しそうな顔をみてください。まさに「一心不乱」。
ちくわの中にうまく入れば嬉しいし、あんまりうまくいかなければ少し悲しい。
実はゴリララくんの後ろでは結構スゴイ色んな事が起こっていそうな気がするのですが、
(読者はちょっと気になる)今のゴリララくんにとってはとにかく目の前の「ちくわ」なのです。
既刊「ぎょうざつくったの」や「ねこガム」もそうでしたが、絵本全体からぐいぐいくる強引さ、
あまりにもバカらしくて笑っちゃう感じ、そして愛嬌。きむらよしおさんの描く独特なユーモアの世界は
「子ども」の魅力そのものだと感じてしまうのです。
「ゴリララくん」は続刊の予定もあるそうで、この面白さが更に続くなんて嬉しい限りですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
◆作者のきむらよしおさんにコメントを頂きました!
きむらよしおさんから『ゴリララくんのコックさん』に寄せてコメントを頂きました。
このコメントだけでもきむらよしおさんワールドにはまりそうです・・・。
アナは空間だけではアナになりません。
アナというものは何もない中空を囲っているカベを含めていうのでしょうが、その囲われた空間は何もなくはなくて「何もない」があるともいえます。
ちくわやパスタ類を食べるときは、その「何もない」、つまりアナも一緒に食べています。でも、アナを食べているという感覚はありません。本当はアナも食べているのですが、カベだけを食べていると思っています。
『ゴリララくんのコックさん』へのひとこと きむらよしおさんより
◆きむらよしおさんの作品の魅力
ここまできてきむらよしおさんについて気になってきた方へ。更に絵本館編集長有川裕俊さんのコメントもご紹介します。
知ってるかな、車のハンドルにはクリアランスというものがある。止まっている車のハンドルを持つと少し動く。つまりハンドルにはゆとりというか余裕がある。
一般的には「ハンドルのあそび」といっている。そのあそびの機能がないと事故になる・・・(続きはブログ記事へ)
「きむらよしお・絵本の魅力」じっくり味わってください >>>
◆直筆メッセージを描いてくださいました!
大きくご覧になりたい方はこちらから >>>
◆直筆サイン本の販売です。
★今回新刊『ゴリララくんのコックさん』の発売を記念しまして、きむらよしおさんが直筆サインを描いてくださいました!
数量限定30冊です。ご希望の方はお早めにどうぞ。
「ゴリララくんのコックさん」
ファン急増中!きむらよしおさんのサイン本は欲しいですね。
「ゴリララくんのコックさん」サイン本 今すぐ購入される方はこちら >>>
きむらよしおさんの他の作品とまとめて購入される方はこちらから >>>
◆きむらよしおさんの他の作品もご紹介します。
「ぎょうざつくったの」
お母さんの留守に友だち呼んで、ウナちゃんはぎょうざ作りに大奮闘。
ぎょうざの皮200個作って、白菜、ニンニクをジョキジョキきって・・・。
想像以上に凄いことになります。
でも。子ども達の活力に、読んでいる方まで元気になれます!
「ねこガム」
ナンセンス絵本ってやっぱり面白い。
男の子と猫のとことん無意味な真剣勝負!
真剣であればあるほど・・・笑っちゃうんだよね。
1〜2歳の小さな子にも受けているようですよ。
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(2) 特集2・・・やっぱり面白いのが一番。「ユーモア絵本」の世界。
◆ユーモア絵本のすすめ
お子様にどんな絵本を読んであげればいいか迷っている、お子様がばかばかしい内容の絵本ばかり選んでくるので困っている・・・そんな方にこそ読んで欲しい。
『ゴリララくんのコックさん』特集記念ということで、ユーモア絵本を作り続けて30年の絵本館編集長有川さんが
「なぜユーモア絵本なのか」というテーマでもコメントを寄せてくださいました!説得力あります。
心ひかれる。すきな言葉です。なにごともおもしろいから、あるいは気になるから心ひかれる。
絵本選びも心ひかれるが基本です。
読書にとって、おもしろいが子どもも大人も大前提です。
ところが現実はおもしろいだけでは不安になってしまう大人が多い・・・(続きはブログ記事へ)
なぜユーモア絵本なのか。「ユーモア絵本のすすめ」ブログ記事はこちらから >>>
『ゴリララくんのコックさん』と「ユーモア絵本」の魅力を記事しています!
◆絵本館のあの人気作品が・・・!
絵本館の数ある作品の中でも「笑える絵本」の新定番として絵本ナビでも大人気となっているのがこちら!
けんぶち絵本の里大賞 公式HPはこちら >>>
北海道の剣淵町絵本の館にて純粋に読者の投票によって決定するこの大賞。
この絵本がいかにこの町の方々に愛されているのか・・・という事ですよね。
★他にも新しい注目作品!
★こちらも大定番!人気のユーモア絵本です。
◆絵本館編集長有川さんのオススメ「ユーモア絵本」。
「ユーモア絵本」を愛する有川さんが他の出版社さんのオススメ絵本もピックアップしてくださいました。太っ腹です!
「わにさんどきっはいしゃさんどきっ」
五味太郎さんの絵本はやっぱり面白い!(改めて)
設定もセリフも絶妙。でも何と言っても絵が素敵です。
もちろん絵本ナビでも大人気の一冊です。
笑いがとまらない!「ユーモア絵本」特集はこちらから >>>
※絵本館HPでは有川さんの「編集長の直球コラム」が楽しめます!>>>
(3) 絵本クイズ・・・クイズに答えてポイントゲット!!
前回は、末吉暁子さんの物語『クルミおばばの魔法のおふだ』からの出題でした。
コータが一生懸命取り組んでいた仕事は・・・
・・・Cのばらばらに割れてしまったとっくりのかけらをもとに戻す、でした。
さぁ、今週の問題です。
今週は、特集ピックアップ作品『ゴリララくんのコックさん』より出題します。
正解者の中から抽選で
1名様に絵本ナビポイント500ポイントプレゼント
20名様に絵本ナビポイント50ポイントプレゼント
しちゃいます!!
【問題】 (難易度★☆☆☆☆
)
クゴリララくんがちくわのあなに「さかな」を入れて出来上がった料理!
差し出した相手のお客さんはだあれ?
(ヒント:立ち読みページをみてくださいね。)
前回のクイズのポイント獲得当選者はこちらの方々です。
☆1等(1名様)☆
500ポイント進呈
「マメッキョ」さん
☆2等(20名様)☆
50ポイント進呈
「Happy♪Clover」さん、「OKA」さん、「あきちゃま」さん、「ウッドスリー」さん、
「おさんぽ」さん、「かなびょん」さん、「きえ」さん、「けろぎろ」さん、
「ごらむ」さん、「さやゴロー」さん、「ちゅら。」さん、「ともすけちゃん」さん、
「なみあげは」さん、「のぽぽんぽん」さん、「ぼの」さん、「めいうたママ」さん、
「ラテ子」さん、「リュミエール」さん、「地球防衛軍よっしー」さん、「夕璃」さん
また次回もお楽しみに!
(4) 編集後記
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