こんにちは。絵本ナビ編集長のイソザキです。
早いもので、本日「2018 課題図書」のラインナップが発表になり、絵本ナビでも特集ページがOPENしました! 今年も絵本に物語にノンフィクションと、新しい世界を広げてくれるような素敵な作品が揃いましたよ。今のうちから気になる本をチェックしてみて下さいね。

また、今日は「ゼツメツキグシュノオト」という興味深いプロジェクトをご紹介します。絶滅が心配される生き物たちを、アートで身近に感じてみる、という今までにないプロジェクト。CDと楽譜、絵本の発売を記念して、プロジェクトのメンバーにインタビューさせていただいています!

サイン本の販売もあります。どうぞお楽しみに!
2018/06/07発行
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特集1 2018年の課題図書に選ばれたのはどんな作品?
特集2 絵本ナビコラム更新中!&季節の本のご紹介です
特集3 インタビュー記事公開しました!
特集4 サイン本販売のお知らせ
特集5 出版社エディターブログ ピックアップ!
特集6 絵本ナビからのお知らせです。
[編集後記]

特集1
2018年の課題図書に選ばれたのはどんな作品?
2018年の課題図書に選ばれたのはどんな作品?
絵本に物語にノンフィクションと、主人公に共感したり、これまで知らなかったことを知れたり、驚いたり、感動したり、新しい世界が広がるような素敵な作品が揃いましたよ。
読書感想文を書く時に、一番大切なのは、ずばり本選び。とにかく、これなら最後まで読み通せそう!面白そう!とワクワクする本を選んで下さいね。対象年齢別に、簡単なあらすじをつけてご紹介します。
小学校低学年の部


ルラルさんのえほん(8) ルラルさんのだいくしごと
作: いとう ひろし
出版社: ポプラ社
本体価格: ¥1,200+税

広いお庭のある家に住むルラルさんの暮らしは、いつもなんだか楽しそう。お料理をしたり、自転車でお出かけをしたり、本を読んだり、時にはバイオリンを弾いてみたり。そんなルラルさん、実は大工仕事の腕前もなかなかのものなのです。ところが、思わぬことがおきて……。


きみ、なにがすき?
作: はせがわ さとみ
出版社: あかね書房
本体価格: ¥1,200+税

ともだちのために、なにかしてあげたいと思ったことはありますか?このお話のあなぐまも、庭でともだちの好きなものをつくって喜ばせたいと考えます。けれども思いついたものはみんな十分持っているものばかりで……。心温まる優しいお話です。


なずず このっぺ?
作: カーソン・エリス
訳: アーサー・ビナード
出版社: フレーベル館
本体価格: ¥1,600+税

ひとつの花の芽を巡る昆虫たちの日常を、誰も聞いたこと、読んだことのない不思議なオリジナル言語「昆虫語」で綴ります。どのような意味なのか、声に出して、想像して楽しもう!


がっこうだって どきどきしてる
文: アダム・レックス
絵: クリスチャン・ロビンソン
訳: なかがわ ちひろ
出版社: WAVE出版
本体価格: ¥1,400+税

はじめてのクラス、はじめての学校、みんなどきどきするものだけど……学校だってどきどきしてるって知っていた?学校がちょっぴり怖い子、苦手な子、いやだなあと思う子たちへ――こんな学校だったら、ちょっと面白いんじゃない?

小学校中学年の部
同じ学年の女子が転校生としてやってくると知り楽しみにしていた、4年生の優亜。それなのに、やってきた女の子は、いきなりガジュマルの木に登って歌を歌ったりとちょっとかわってる!里子として島にやってきたレイナと島の子どもたちの素敵な交流がはじまります。
いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。ある暑い夏におきた、おそろしい山火事。人間も、動物も、必死に生きのびようとしたその時、思いもよらないことが起こったのです。
自分の家系を調べていたマイケル・マクロードに、「最後のオオカミ」と題された回想録が届きます。それは戦争の時代を共に孤児として生き抜いた少年とオオカミの深い絆と友情の物語でした。
世界のさまざまな地域に住む子どもたちは、どうやって学校に通っているのでしょう。自然災害や、川の急流、けわしい山道、高いがけにも負けず、毎日懸命に学校へとむかう子どもたち。つぎつぎ現れる驚きの通学路の写真は、見ているだけでとても楽しい写真絵本です。
小学校高学年の部
夏休みの自由研究レポートとして、友だちの一平と“ケアハウス こもれび”に通うことになった佑は、たくさんのお年寄りたちや、介護職の人たちに出会います。その触れ合いの中で、介護される人と介護する人、それぞれの気持ちに気づいていきます。小学5年生の目線がリアルで分かりやすく、「介護」への理解が深まる1冊。
飼い主の病気が治るよう、犬のムツキは江戸から讃岐の金毘羅さんまで往復340里(約1340km)もの旅に出ます。本当にあった風習をもとにした物語。波乱万丈なムツキの旅と、ムツキの旅を応援する人々の温かさが描かれます。
「みんなにはできて、ぼくにはできない……」読み書きが苦手な少年、エディ。電話の発明家、ベル氏との出会いが、彼の人生を大きく変えていきます。周囲との違いに悩み苦しみながらも、何事もあきらめずに、粘り強く挑戦する大切さが伝わります。
田沢湖にはかつてクニマスという魚がいましたが、治水事業の影響で絶滅してしまいます。最後のクニマス漁師・久兵衛さんは絶望に打ちひしがれますが、あるとき卵が全国各地の湖に移植されていたことを知り......
中学校の部
一〇五度
中学生の真と梨々はタッグを組み、イスのデザインコンクールに挑みます。別の進路を期待する父親との葛藤、イス職人だった祖父との会話から、人と人とのつながりは、一方的ではなく、互いがちょっと寄りかかりあうバランスが最適だと気付いたことから、イスの背もたれの角度を「人」が支えあう文字の105度に決め、出展します。
なぜ、憎しみはつづくのか。
16世紀スペイン。キリスト教徒の娘とイスラム教徒の少年との恋を軸に、宗教や民族の違いによって引き裂かれ、運命に翻弄される人々を描いた歴史小説。
えっ、聖徳太子の時代の田んぼが、今でも残っている!? 日本の離島に存在するという奇跡の風景。古代史の謎を解き明かしながら、日本人と稲作の深い関わりに迫るノンフィクション。
高等学校の部
1939年。第二次世界大戦さなかのロンドン。足の悪いエイダは、けんめいに歩く練習をしていた。歩けさえすれば弟といっしょに疎開できる!自分らしく生きるために戦う少女と、彼女をあたたかく包む村の人たちが描かれた感動作。
安楽死なんてさせなくてよかった。君はかけがえのない家族……。奄美群島・徳之島で仕事一筋、ペットと無縁の人生を送ってきた男が、一匹の捨て犬との出会いをきっかけに、周囲も驚く愛犬家として成長してゆく。大家賞作家による、犬と人の心温まる交流を丹念に描いた、命の意味を問う感動の書き下ろしノンフィクション。
第二次世界大戦中、6歳でナチスのホロコーストを体験したフランス人女性の手記。
アンネ・フランクと同じ収容所に移送された少女の見た風景が、人間のあり方を問う話題作です。
特集2
絵本ナビコラム更新中!&季節の本のご紹介です
投げる?とっておく? 乳歯がぬけるのが待ち遠しくなる絵本
みなさんは、子どもの乳歯がぬけたとき、どうしていますか?
ぬけた乳歯をどうするかは、世界中の国で、それぞれ親しまれている慣習があるようです。
ご紹介するのは、スペイン発のとってもおしゃれな「歯の絵本」!
詳しくはこちら>>
特集3
インタビュー記事公開しました!
『ゼツメツキグシュノオト』イベントレポート & インタビュー!
みなさんは「絶滅危惧種」という言葉を聞いたとき、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
”かわいそう”、”危機”、”助けてあげたい”…?そもそも「絶滅危惧種」って漢字が「滅」とか「危惧」とか、なんだかこわい。
でも、このプロジェクトを知ると、そのイメージががらっと変わるかもしれません。
ご紹介するのは、絶滅危惧種をテーマとした、絵と詩と音楽のコラボレーション企画。科学の視点だけでなく、アートで生き物たちを身近に感じてみる、今までにないプロジェクトです。
音楽や絵や詩を通して、今生きている彼らの日常に思いをはせてみたら……?
いろいろな人が絶滅危惧種について話をするきっかけになってほしいという思いから広がったプロジェクト。
今回、楽譜(音楽之友社)とCD(日本アコースティックレコーズ)、絵本(らんか社)という、3つの『ゼツメツキグシュノオト』が、発売されました!


ゼツメツキグシュノオト
絵・文: 音の台所 (茂木 淳子)
音のモティーフ: 春畑 セロリ
出版社: らんか社
本体価格: ¥1,800+税

発売記念イベントへお邪魔して、作曲を手がけた春畑セロリさん、絵と詩を制作した茂木淳子さん、CDで演奏をされているピアニストの内藤晃さん、解説文を担当した科学コミュニケーターの深津美佐紀さん、4名の方へお話を伺いました。発売記念イベントのレポートと合わせて、お楽しみください!
ピアノを弾く方、音楽が好きな方、地球や環境について子どもたちと考えてみたい方、子どもたちのイベントを企画している方、生き物が好きな子どもたち、いろんな方に知っていただきたいプロジェクトです。ギフトにもおすすめな作品集、ぜひインタビューをチェックしてみてくださいね。

※今回、特集を記念して、サイン本をご用意いただきました! お話を伺った4名の皆さんのサインです。サイン本販売のお知らせをお見逃しなく!
インタビュー記事に感想をお寄せください
特集4
サイン本販売のお知らせ

絶滅危惧種のいきものに思いをよせ、いきもののイメージを音楽用語に託した18篇の詩とイラストになりました。音の台所(茂木淳子)による詩とイラスト、春畑セロリ作曲によるピアノ曲のコラボレーション作品。楽譜、朗読・ピアノ演奏を収録したCDといった多角的な表情を持つ作品の、詩とイラストを楽しんでいただくための「ゼツメツキグシュノオト」絵本版。ぜひ、楽譜やCDとともにお楽しみください。科学コミュニケーターの深津美佐紀による解説、生物学者の阿部健一による跋文も掲載。アートからの視点だけではなく、科学の視点からも想像が広がります。

きょうは おばあちゃんの たんじょうび! かものはしくんは、プレゼントを とどけにいきます。でも、とちゅうで ちょっと よりみち…。そのたびに、わすれものを してしまう かものはしくん。そんなものを わすれちゃって、だいじょうぶ!? おばあちゃんの いえには ぶじに つくのかな!?
【かないずみ さちこさん サイン本】 かものはしくんのわすれもの
数量限定:20冊
販売開始予定
2018/06/07 20:00〜 一般発売

イカ、タコ、サーモン、イクラ、うなぎ、たまご……、すし力士たちの土俵入り。ネタとネタの真剣勝負。はっけよーい、のこった!
リアリティあふれる卓越した画力で、すし力士たちの熱きたたかいが描かれます。
最後にはいよいよ横綱・大トロが登場。結びの一番、勝負はいかに?
【アンマサコさん サイン本】 どすこいすしずもう
数量限定:30冊
販売開始予定
2018/06/07 20:00〜 一般発売
特集5
出版社エディターブログ ピックアップ!
●2018/06/05     書店さんで「ばけたフェア」やりますよー!   大日本図書
●2018/06/01       運命を感じる絵本?       BL出版
特集6
絵本ナビからのお知らせです。
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「読み聞かせの味方!「音育絵本 みつけて!オノマトペ」が知能を伸ばす3つの理由」


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応募締切:2018年6月30日(土)まで
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編集後記
いかがでしたでしょうか?
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました!!

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