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まほうのさんぽみち

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絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

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ひよこまめ

その他の方・30代・長崎県

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自己紹介
長崎県に住んでいます。まだ数年ですが、おもしろい土地ですね。最近、漸くいろいろなことになれてきましたがお盆の爆竹の音だけはまだ苦手です。
好きなもの
本、動物番組、アクション映画、料理です。好きな動物はペンギン。18種類全てが好き、、とはいきませんが。エンペラー、キング、ヒゲ、フンボルト、マゼランあたりは大好きです。
ひとこと
私たちが子供の頃、図書館や毎日のテレビは昔話や童話の玉手箱でした。日本むかしばなし、世界名作童話、アンデルセン童話などなど再放送も含めるとかなりのものに触れられたと思います。最近、新作アニメが多数登場してそれらは葬り去られました。新作が悪いとは言いませんが、古くから受け継がれた「お話」が途絶えてしまうのはさびしいこと。インターネットは新しい情報伝達の手段ですが、こういったサイトで「お話」が復活してくれたら、、、すごく喜ばしいことだと思います。

ひよこまめさんの声

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なかなかよいと思う いろいろなたまご  投稿日:2007/06/06
たまごのあかちゃん
たまごのあかちゃん 作: 神沢 利子
絵: 柳生 弦一郎

出版社: 福音館書店
 言葉の繰り返しが心地よい絵本。

いくつものたまごが並んでいます。
「出ておいで」のかけ声でたまごが割れ、中からいろいろな生き物の赤ちゃんが登場します。

 はっきりとした色遣いとコントラストで小さなお子様の目にもやさしいです。

亀の赤ちゃん、恐竜の赤ちゃんの様子はユーモラスでいいですね。

 子供の頃、「たまご」というものが妙に好きだったのを思い出しました。そういえば子供向けのお菓子って卵の中に何かが入っている(何かは食べてからのお楽しみ)ってものが多かったですね。

 中に何が入っているのか判らないというところが子供の好奇心をくすぐるのかもしれません。

 おすすめです。
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なかなかよいと思う パワー全開!  投稿日:2007/06/06
あめふり
あめふり 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 元気なばばばあちゃんのシリーズです。

とにかく豪快でいいばばばあちゃん、今回もやってくれます。

 毎日、雨が降り続いて気分が晴れないばばばあちゃん。

「それならこっちにも考えがあるよ!」とかみなりたちに仕返しをするのですが。。。

 すいかの種に怒鳴ったり、孵化する直前のあひるのたまごを持ってきてしまったりと行動派のばあちゃんですが今回はお天気にまでいちゃもん。

ここまで来るとすごいですね。(笑)

 このシリーズ、子供が読むともちろんとても楽しいでしょうね。大人の私にはすかっとする清涼剤の役目もしてくれます。

 ところで作者のさとうわきこさん。よっぽどお洗濯がすきなのでしょうか?

我が家も三代続いた洗濯好きなので親近感がわきます。
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なかなかよいと思う かっこいいばあちゃん  投稿日:2007/06/06
そりあそび ばばばあちゃんのおはなし
そりあそび ばばばあちゃんのおはなし 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 寒い冬の日、ばばばあちゃんがストーブの前で編み物をしていると動物たちが寒がって入ってきます。

こいぬもこぎつねもみんな厚着をして顔を真っ赤にして部屋に入ってきます。

ばばばあちゃんは「いい若いものがだらしない!」と一喝するのですが。。

 なんといっても、壊れたベッドでそりを作ってしまうばばばあちゃんのバイタリティーはすごいです。

「佐賀のがばいばあちゃん」みたい。(笑)

 いつも活力にあふれていて威勢のいいばばばあちゃん。もう、読んでいるだけで大人でも気分がよくなります。

 ラストで眠っているばあちゃん、かわいいですよね。

元気が出る、いい絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 江戸時代の浮世絵  投稿日:2007/06/05
くいしんぼうず
くいしんぼうず 作・絵: つきおかゆみこ
出版社: くもん出版
 作者のつきおかゆみこさんが江戸時代の浮世絵「おもちゃ絵」をみて感銘を受け、作られた絵本だとか。

 あるお寺にとてもくいしんぼうな小僧さんがいました。

ある日、怪しい人物が現れて彼にクイズを出していくのですが。。。

 影絵の解答がもう、無茶で笑ってしまいます。

 昔、江戸の黄表紙や滑稽本を読んだことがありますがそれに通じるものが確かにありますね。

勿論、何も知らないお子様がてにとって見られても楽しめる内容ですが。

 ラストもちゃんと「人情もの」になっているところが心憎いですね。

 絵本に出てくるお菓子も美味しそうで楽しいです。
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なかなかよいと思う あたたかい気持ちになります  投稿日:2007/06/05
ねずみのおいしゃさま
ねずみのおいしゃさま 作: 中川 正文
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店

 大雪の日に、ねずみのおいしゃさんは往診を頼まれますがその途中、スクーターが動かなくなってしまいます。

 なんといっても、この絵本の魅力は「絵」でしょうね。
大雪の日の森、民家、あたたかい室内がどれもとても叙情豊かに描かれています。

 スクーターが動かなくなったからといって、勝手に冬眠中のカエルさん宅へ入って寝込んでしまうねずみのお医者様。
「ちょっとちょっと、、」といった感じですが(笑)生き物らしくていいですね。

 患者さんは診察を待たずに治ってしまったのに本人が風邪をひいてしまうところもかわいいです。

 寒い日のお話なのに心あたたまります。

おすすめです。
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なかなかよいと思う 親御さんに脱帽!  投稿日:2007/06/05
おでかけのまえに
おでかけのまえに 作: 筒井 頼子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
 今日は「ぴくにっく」へ出かける日。

小さな女の子 あやこちゃんは気が気ではない様子。

お弁当作りに忙しいお母さん、カメラを詰めるなど忙しいお父さんをせかすように「お手伝い」するのですが。。。

 とにかく、林明子の描く少女があどけなくてかわいいです。
気もそぞろなさまが伝わってくるようです。

 せっかくお母さんがきれいに作ったおかずをお弁当箱にめちゃくちゃに詰め込んでしまったり、お父さんの荷物を引っかき回したり空回りするばかり。

でも、ご両親は怒らないんですよね。

わたしなら切れますが。(笑)親御さんって立派です。

 こどもの踊るような気持ちが伝わってくる一冊です。
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なかなかよいと思う かわいいきょうりゅう  投稿日:2007/06/03
11ぴきのねこどろんこ
11ぴきのねこどろんこ 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
ご存じ11ぴきのねこシリーズ。

 ある日山をあるいていた11ぴきのねこたちはきょうりゅうのこどもジャブに出会います。

 たちまち仲良くなって交流を深めるのですが。。

 いつもは結構、ずるいことも平気でしてしまうねこたちですが今回は人助けからスタート。ちょっとしたしっぺ返しも同情の余地がありますね。

せっかくみんなで作った保存食 魚の干物をりんごのかわりとばかりに恐竜に持って行かれてしまったのですから。

 ラストはハッピーエンドなので安心してください。

ほのぼのしたきょうりゅう、ジャブはとてもかわいいですね。いたずらっこだけど茶目っ気があっていい味出しています。

 お子様は勿論、大人が読んでも童心に戻れる一冊です。
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なかなかよいと思う 奇想天外  投稿日:2007/06/01
ねこざかな
ねこざかな 作・絵: わたなべ ゆういち
出版社: フレーベル館
 食いしん坊の猫が釣りをしています。

大きな魚を釣り上げて食べようとしたところ、反対に飲み込まれてしまい、、、。

 魚が大きな口をあけたところで、びっくりしましたがなんと「合体」してしまうんですね。
口の中に入ってしまうだけなら古くからあるお話にありますが。。。

 そして始まる、水の中でのねこと魚の奇妙な共同生活。このあたりが絵本でしかあり得ない展開で小気味いいですね。

 ユーモアあふれる内容。親しみやすい絵柄です。
どなたでも楽しめると思います。

おすすめです。
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なかなかよいと思う 不思議な絵本  投稿日:2007/06/01
あおくんときいろちゃん
あおくんときいろちゃん 作: レオ・レオーニ
訳: 藤田 圭雄

出版社: 至光社
 とてもなかよしのあおくんときいろちゃん。

ある日、留守番を頼まれたあおくんですがきいろちゃんに会いたくて家から出てしまいます。
でも訪ねていったきいろちゃんの家には友達はいませんでした。
やっと街角でみつけたときにはあまりのうれしさに我を忘れて、、、、。

 主人公が青と黄色の円なのに、どうしてこんなに感情移入出来るのでしょうか?不思議です。
ずっとみていると動きがあるようで、かわいいとさえ思えてきます。

グラフィックデザインをみているような感覚です。

 あおくんときいろちゃんが融合してきみどりになってしまうって、色の特性を生かしてありますが人間にもあてはまりそうでとても深い内容に思えます。

最後にじーんと来るのは、あおくんときいろちゃんの仲の良さや、2つの家族の愛情が伝わってくるからでしょう。

 おすすめします。
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なかなかよいと思う ずるは駄目ですね。  投稿日:2007/06/01
11ぴきのねことぶた
11ぴきのねことぶた 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
 大人気シリーズの一冊。

この絵本シリーズを見ると、昔 学芸会で演じたときのことを思い出します。懐かしいですね。

 11ぴきのねこたちが旅にでました。

途中で廃屋が目にとまります。器用な彼らは一致団結。
とても素敵な家に改装してしまいます。

 するとそこにこぶたが訪ねてきます。おじさんの家を探しているのですが。。。

 勝手に人の家を改装して住んでしまい、その後はこぶたと一緒に建てた家まで横取りしてしまう11ぴきのねこたち。
人はだれでも一番いいものが欲しい。
そんな欲求をストレートに行動にうつして生きていますね。

 でも、他者の気持ちを思いやらない行動やずるは長続きしないもの。自分がされたくないことは人にしてはならない。

 そんな教訓が伝わってきます。

こういう軽いタッチでなければ、暗くて後味の悪い絵本になってしまったでしょうが、こぶたのマイペースさとキャラクターの明るさが救っていますね。

 それにしても決して説教臭くならない馬場のぼる氏の語り口はみごとです。

おすすめします。
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