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渡”邉恵’里’

その他の方・40代・東京都

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自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つですが、せっかくなので、インプットだけではなく、アウトプットもしてみようと思い、レビューを書いています。
大人のための読書案内の、参考になればうれしいです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理、自宅で「同居」しているぬか床とのお付き合い
6月は、梅仕事とラッキョウ漬けに精を出す(予定)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事が好きです。

読書は、私のような持病のある人も、入院中も楽しめるステキな娯楽ですね。

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初期〜2020年ごろまで、読書・レビュー記載分

渡”邉恵’里’さんの声

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自信を持っておすすめしたい コカ・ペプシ・イヨシ   投稿日:2025/10/06
コーラ
コーラ 作: コーラ小林
絵: 中島 陽子

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
コーラ飲料の歴史、作り方、材料の栽培、コーラに関わる人たちなどを紹介してくれる実用書。レシピや実験付き。

2023年刊行。日本初のクラフトコーラ専門メーカー「伊良(いよし)コーラ」を立ち上げ、2018年から製造販売をして世界のイヨシを目指しているコーラ小林さんが全面協力した本。

一番初めに、コーラは薬として開発されたことや、戦争などをきっかけに世界中に広まったこと、意外と身近な材料でクラフトコーラがつくれることなど、知らないことがたくさんあって楽しかった。
本書は、小学生が自分たちでコーラについて調べ学習をして、実際に作って、文化祭の出店で販売する話のなかで、コーラの歴史などを挟み、読みやすく工夫されている。

炭酸水を自宅でつくる方法(実験)や、コーラのシロップのレシピもあり、自作も可能。今は、スパイスなどもわりと簡単に手に入るので、楽しんでみようと思う。

私は実際に伊良コーラを、東京のファーマーズマーケットで購入したことがあり、ちょっと懐かしく感じた。
当時はキッチンカーであちこちを売り歩いている状況だったと記憶している。
2025年現在、同社は海外店舗1号店【イヨシコーラ台北中山店】が開店した。着実に夢を実現させていくようで、素晴らしい。
久しぶりに、伊良コーラを味わってみたいと思った。
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自信を持っておすすめしたい キャッチャーの魅力がわかった   投稿日:2025/10/06
スーパーキャッチャー城島健司
スーパーキャッチャー城島健司 作: 西松宏
写真: 繁昌 良司

出版社: Gakken
プロ野球選手の生い立ち、少年時代、学生時代、そしてプロ入り後の生活を順番に描く評伝。

2006年刊行。プロ野球選手になることが、小さいころからの夢だった城島選手と、全面的に協力する父、彼らを支える母。
同じチームで練習した仲間達や、厳しいプロの世界の人々など、様々な人たちのそれぞれの思いも伝わってくる。

大きな夢を掲げて、猛練習し、体を大きくするために大量の食事をし、いろいろな場面で精神力も鍛える毎日を知り、大いに驚いた。本人は夢に向かって楽しく取り組んでいたかもしれないが、はたから見たらものすごく大変な日課をこなしている!

また体格や環境、周囲の人たちの協力、王監督との出会いなど、本人の努力以外の運やご縁などにも恵まれていて、本当に「なるべくしてなった」選手なのだなと思った。

自分は野球はあまり見ないが、キャッチャーと言うポジションの面白さ、難しさ、魅力などもひしひしと伝わってきて、野球を見る目が変わった。忍耐強く、勝負に挑む選手を見るたびに、本書で描かれたような大変な努力やいろんな人の思いを思い出して、より野球やプロスポーツが楽しめそうだ。
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自信を持っておすすめしたい 笑える   投稿日:2025/08/31
おだんごとん
おだんごとん 作: ガタロー☆マン
出版社: マガジンハウス
幼児のケンちゃんが、初めてのおつかいをするお話。

2023年刊行。落語の「平林」を思わせる、ほほえましいお話。
初めてのお使いに、元気いっぱいのケンちゃんが、どんどん妙な方向へ驀進していく様子が面白い。

筆者は、少年誌にギャグ漫画を描いていた。当時、現役小学生だった私は、あまりに下品で汚い作風に大笑いして、世の中の多様性と大人の本気の遊び心や、こんなモンを世に流通させてしまった出版業界の懐の広さに感動した。
以来、ガタロー氏は私のヒーローだ。
そして、満を持して、幼児向けの大いに笑えるギャグ絵本が相次いで出版されたことを、本当に嬉しく思う。

話しの本筋は、極めて分かりやすく、
絵は、極めて濃厚な昭和レトロで
背景にも様々な遊び心と工夫とギャグのサービスが満載で
巨大な画面のド迫力でもって、笑わせてくれるスゴイ作品。

子どもにも人気だろうけれども、
大人も、いい年こいて大笑いして、ストレス解消になる。
童心に帰って、今日も朝から爆笑。
いい一日が始められる。
ありがたいっ!
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自信を持っておすすめしたい 見た目と難易度は一致しない!   投稿日:2025/08/14
春のおやつ
春のおやつ 編集: 伝統おやつ研究クラブ
出版社: 偕成社
日本と、世界で親しまれているおやつを紹介し、自宅でこどもでも作れるように教えてくれる絵本・実用書。

2016年刊行。全4巻(春、夏、秋、冬)

器に盛りつけるだけの簡単な作業なのに、ものすごく手間がかかっていそうに見えるベトナムのチェー(ぜんざい)。
難しそうに見えて、本当に難しいシュークリーム。
難しそうに見えて、実は簡単な苺大福…

かなり本格的な、お店で買うようなおやつまで網羅されていて、レベルが高い。
また、地域の郷土食の文化や、東と西の日本の食文化の違い、世界の行事やおやつの由来などもわかりやすくまとめてあり、大変勉強になった。

個人的には、大福の作り方が、思ったよりも簡単だったので是非とも作ってみたい。苺大福をきれいに見せるテクニックも紹介されてあって、びっくりした。なんとなく食べているものでも、いろんな工夫があり、歴史があるのだなあと、単純に感心した。

大人も楽しめる実用書。
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自信を持っておすすめしたい 当時の雰囲気が、絵で伝わってきて面白い   投稿日:2025/08/04
生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯
生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯 作・絵: ピーター・シス
訳: 原田勝

出版社: 徳間書店
進化論で知られるチャールズ・ダーウィンの生い立ちを、絵で辿る伝記。

2003年原作、2005年日本語版刊行。
大英帝国で、1809年に生まれた人物が、どういう環境で育ち、どんな活動をしてきたかが、よくわかる絵本。
歴史や地理の知識がなくても、絵をみれば、どういう社会だったのか、どういう道具をつかったか、何があったのか…などが感覚的につかめる。
文章読解力があやしい大人にも、親切な絵本。

印章にのこったのは、ダーウィンの実家が太い(裕福)ことと、病弱だったこと。船でいろんな場所を探検していたのだから、体が強い人だと思い込んでいた。
また、いろいろと困難な道を歩んできた様子が、簡潔にまとめられており、絵の余白を眺めて、読者がいろんな想像をする余地がある。

航海の様子が、日記風にまとめられており、今の時代のSNSを見るようで、面白い。とはいえ、事故や事件、病気など命の危険に何度もさらされているので、スリルがある。

昔は何をするにも、今よりずっと大変で、命がけだった。こうやってたくさんの危険を乗り越えて、研究や発見が成されて、今の私たちの生活があると思うと、感無量。
ハードな人生を送ったダーウィンを褒め称えたい。
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自信を持っておすすめしたい 田舎のこいのぼりを思い出す   投稿日:2025/07/27
そらいっぱいの こいのぼり
そらいっぱいの こいのぼり 作: 羽尻 利門
出版社: 世界文化社
祖父母の住む田舎に帰省した親子が、鯉のぼりを見るお話。

2022年刊行。しっとりした温かみのある絵が素敵。
自然がいっぱいの田舎で、川と山にかけられた鯉のぼりの大群が圧巻。本物の鯉や、伝説も語られ、鯉のぼりが生き生きと主人公を張っている。
鯉のぼり1つ1つに個性があって、まるで生きているよう。
風をはらんでくねくねと動きまわる様子や、風の音、五月のさわやかな風が感じられる絵本。

大量の鯉のぼりを一度に泳がせるお祭りが、各地にあるそうだ。私自身は一度も現地で見たことがないから、是非とも行ってみたい。
田舎に住んでいたころは、庭が広かったし、本格的な鯉のぼりを上げる家があちこちにあったので、何の気なしにみていた。しかし、家が立て込んでいる地域では、盛大に鯉のぼりをあげることができずに、小さいものをたまに見かけるくらいで寂しい。
やはり、大空一杯に元気よく泳ぎ回る鯉のぼりを見ると、気持ちが爽快になる。
ご先祖様は良いものを残してくれたと思った。
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自信を持っておすすめしたい 都会的なファンタジー   投稿日:2025/07/22
床下の小人たち 小人の冒険シリーズ1
床下の小人たち 小人の冒険シリーズ1 作: メアリー・ノートン
絵: ダイアナ・スタンレー
訳: 林 容吉

出版社: 岩波書店
イギリスのお屋敷の床下に住む小さな人たちの暮らしを、イキイキと描いたお話。

1952年、イギリスで刊行。1982年までに全5作が刊行された。
アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」(スタジオ・ジブリ)の原作。

アニメ映画を見てから、本書を読んだ。
映画では現代の日本人に理解しやすいようにかなりのアレンジが加えられていた。原作は、当時のイギリスの暮らしや、価値観がそのまま表れているようで、外国のかほり。
主人公の少女と、母、父の、それぞれの性格がハッキリしていて面白い。映画ではずいぶん弱気で神経質な母が、原作では強気で頑固で自分の意見を曲げない。個性がはっきり打ち出されていて、面白い。

不思議な小人の世界が、いろいろに想像できて楽しい。
挿絵も昔のこってりとした豪華な絵で、それっぽい雰囲気を楽しめる。
小人たちの暮らしがなかなかうまくいかず、スリルがあって、そこからどうなるのだろう?と興味が続いて、最後までたどり着く。

古い作品なので、今の子ども達向けというよりも、大人向けな感じがするが、楽しいお話です。
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自信を持っておすすめしたい 今と違う、ちょっと昔の雰囲気を楽しむ   投稿日:2025/07/16
ミステリーセレクション(9) ロマンスはミステリーのなかに
ミステリーセレクション(9) ロマンスはミステリーのなかに 編: 赤木 かん子
出版社: ポプラ社
恋愛がテーマのミステリ短編を3篇収録。

「ジェインの求職」アガサ・クリスティ(1924)
 若い女性が奇妙な求人広告に応募したことにより、事件に巻き込まれる話。

「海に消えゆ」山口雅也(2002)
 お見合いをするたびに事件に巻き込まれる女性の話。海上自衛官の男性とのお見合いで起きた事件。

「中年の人妻の事件」アガサ・クリスティ(1932)
 夫の浮気で悩む中年の婦人が、相談に行くことで意外な展開に進む話。

どれも恋愛が絡む話だが、若い二人のフレッシュな恋から始まり、両家の思惑が交錯するお見合い、倦怠期の夫婦のドロドロまで堪能できる短編集。子どもよりも、大人の方が楽しめる。
 スマホもパソコンもない時代で、「お見合い」を親族が設定するのが当たり前の風潮だったり、妻が一方的に夫の不誠実な行動に我慢している状況だったり…時代を感じさせる設定が、かえって新鮮だ。
今の人の感性には、どう映るのだろうか?

男女関係のいろいろが少しずつ味わえる、面白くて贅沢な一冊だ。

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自信を持っておすすめしたい しっかりお腹にたまる、健康おやつ満載   投稿日:2025/07/10
秋のおやつ
秋のおやつ 編集: 伝統おやつ研究クラブ
出版社: 偕成社
秋に旬を迎えるお芋などの野菜を使ったおやつや、季節の行事に関するおやつ、うちにあるもので簡単にできるおやつ、外国のちょっと珍しいおやつなど。
自宅で簡単に作れるおやつのレシピ本。

2016年刊行。子ども向けの料理の本だが、おとなも十分楽しめて、役立てられる実用書。
作り方のコツや、おやつの由来、ちょっとした食文化のコラムなどもあり、学ぶところが多い。

夏が終わって、気温が下がり、ちょうど食欲も出てくるし、旬を迎える美味しい食材も多い秋。ボリュームたっぷりで、簡単で、誰にでも喜ばれそうなおやつはありがたい。
外国のおやつの中には、意外な組み合わせや、びっくりするようなものもあった。こういうものも、ちょっと挑戦してみようかと思う。

自分でも作れそうな気になってくる。楽しい絵本。
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自信を持っておすすめしたい 秋の夜長の、温度や湿度まで伝わる   投稿日:2025/07/10
つきみのまつり
つきみのまつり 作: 羽尻 利門
出版社: 世界文化社
親子で近所の神社のお祭りに行くお話。

2023年刊行。
作中には場所を特定する記載はないが、個人的に東京の高尾山のリフトや、ハイキングコースの雰囲気を感じた。
タヌキなどの野生生物が多く出てくるところや、しっとりとした草木のしげる山の風景、熱気や匂いまで漂ってきそうな屋台の場面。どのページも、そこにいるような感じがする。

見開きページの全てに、文字を探すゲームもついている。
最初の方に、張り紙に「青い風船を探してください」とあり、本当に何か所かに風船を見つけた。
絵を見る楽しみが増える。

日本の古い時代から受け継がれてきた大事なものを、この絵本は伝えてくれている気がする。親子で夜中に出かけて、楽しい行事に参加できる治安の良さや、人々と動植物が共存する和やかな雰囲気が、これからも受け継がれて欲しいと思った。

お話を楽しむのも、単に絵を眺めて楽しむのも、両方できる素敵な絵本です。
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