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いろいろたべもの

いろいろたべもの(偕成社)

シルエットから食べものをあててね!『おせち』が大好評の作者の最新刊!

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カオり♪

せんせい・40代・福岡県、男の子13歳 女の子10歳

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カオり♪さんの声

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自信を持っておすすめしたい 自分に引き寄せて感じられる、だいすきな絵本!   投稿日:2019/01/19
あのね あのね
あのね あのね 作: えがしら みちこ
出版社: あかね書房
保育園に通う4歳の娘のだいすきな絵本です。園の送り迎えのときに交わされる「きょうね、あのね」という会話は働くおとうさん・おかあさんとこどもたちにとって、貴重なかけがえのない時間です。楽しかったことだけでなく、失敗したこと、悲しいこともある、園での一日。娘も自分の体験に引き寄せて物語を味わっているように感じますし、わたしも作中のパパ・ママの気持ちに共感します。

えがしらみちこさんは小さなこどものやわらかい雰囲気をとてもうまく表現されるので、どの作品にも注目している作家さんのおひとり。また『あのねあのね』の中では、えがしらさんの住んでおられる三島の町並みや季節の移り変わりが丁寧に描かれており、地元の方にとっては違った視点でも大切な1冊になるのではと思います。
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なかなかよいと思う 絵本と児童文学との過渡期に読みたい1冊!   投稿日:2016/11/30
なきむしこぞう
なきむしこぞう 作: 今村 葦子
絵: 酒井 駒子

出版社: 理論社
作者の今村葦子さんが熊本のご出身ということで、熊本支援のチャリティーブックトークの1冊として手に取ったのがきっかけです。
以前より酒井駒子さんの絵の大ファンであったことから、発売を心待ちにしていました。

詳しい内容はネタバレになるので割愛しますが、今村さんのテキストは、読点の位置まで熟考されていて、声にだして読むと、子どもが話しかけてくるあの独特のリズムがよく再現されていると思いました。
また、酒井さんの描く子どもや動物の愛らしさは、まさに「酒井駒子ワールド」という感じで、物語の世界観にもしっかりマッチしていました。

タイトルの「なきむしこぞう」は「ぞうのぬいぐるみ」=「じょう」であり、ぬいぐるみの持ち主である「あの子」であります。
思い思いに自分を投影させて物語の世界に入ることができるところが、この作品の懐の深さであり、ゆたかさであると思いました。
テキストの感じから、自分で内容を咀嚼して物語の世界に浸ることができるのは小学校2、3年生くらいからかな、という印象を持ちました。

絵本寄りの児童文学、といった立ち位置で、絵本から児童文学への過渡期を迎える時期の子どもたちに特におすすめです。両方に触れることが出来る子ども時代の時期にこんな上質な作品に出会えた子どもたちは、きっとこののち上手に本とつきあっていくオトナになれるのではと思います。

前述のブックトークではターゲットの子どもたちよりその保護者さんの反応が大きかったので、大人向けの1冊といえるかもしれません。
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