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菫色のインク

ママ・30代・熊本県、女5歳 男1歳

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菫色のインクさんの声

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自信を持っておすすめしたい 娘とジェインが重なり、成長に涙・・・  投稿日:2004/11/27
ジェインのもうふ
ジェインのもうふ 作: アーサー・ミラー
絵: アル・パーカー
訳: 厨川 圭子

出版社: 偕成社
ジェインのもうふは、心理学用語でいうところの移行対象と言われるのもです。有名
なところではスヌーピーに出てくるライナスのもうふがありますね。
うちの娘にも移行対象があります。眠るとき、さみしいときはそれをにぎって、指で
さすりながら、鼻に近づけてくんくんとにおいをかぎます。
そうするととても落ち着くようです。寝る前にいつも、どこ?と親子で探しまくり、
見つけた人が必ず「あったあった!」と叫ぶので、娘のそれは「あったあった」という名前がつきました。

さてジェインのもうふは、ジェインの成長を見守りながらだんだん古びていきます。
ジェインも大きくなるにつれて、もうふなしでも平気な時間が増えていきます。
それでもジェインにとって大切な大切なもうふには変わりません。
そして最後にもうふは・・・

ある日窓辺にやってきた鳥が、ジェインのもうふをついばんでいきます。
とまどうジェインにお父さんが、教えてくれます。
もうすぐ生まれてくる小鳥に、あたたかい巣を作るためなんだよ・・・と。
鳥のあかちゃんをあったかくするために、もうふを譲るのね・・・と納得するジェイン。
ジェインの心の中でずっと生きつづけるもうふを感じ、成長した自分をほこらしく思
う。もうふとの別れの瞬間がとても美しく描かれています。
読み終えたあと娘が、私のあったあったはまだ鳥さんにあげなくてもいい?と不安そうに
聞いてきました。もちろんよ。でもいつか娘にもジェインの気持ちがわかる日が来るでしょう。

子供の成長する姿が、とても生き生きと描かれていて、またジェインのイメージにぴったりの挿絵も子供の可愛らしい表情、しぐさがいっぱいで見ていてついほほえんでしまいます。
移行対象のあるお子さんはもちろん、そういうものがなかったお子さんにも共感してもらえると
思います。

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自信を持っておすすめしたい ちゅうちゅう大好き!  投稿日:2004/11/27
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう
いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう 作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 村岡 花子

出版社: 福音館書店
私が小さい頃大好きだった絵本で、これだけは捨てないで取っておいて・・・と懇願した絵本のひとつです。毎晩のように読んでもらっていた気億があります。白黒の一見地味な挿絵、機関車の話と男の子向けに取られることがあるのがちょっと残念。
もっと普遍性のある、男女問わず楽しめる絵本だと思います。
30年前に何度も読んだ絵本は、すっかり薄汚れていましたが
娘に読んでいると汚れなど目に入らなくくらいおはなしに引き込まれていました。
ちゅうちゅうが暗い森に迷い込んでしまうところでは一緒に心細くなり、いつも世話をしてくれる機関士さんが迎えにくるところでは一緒にほっとしたり・・・
白黒の絵が、読んでいるうちにすごくリアルに浮かび上がってくるのに気が付きます。
ちゅうちゅうのいたずら心からの大冒険、みんなにたくさん迷惑をかけてしまうのですが
誰も怒らないどころか、無事に帰ったちゅうちゅうを大喜びで迎えるんです。そこがたまらなく好きです。
そしてこの本を読んだ後は、機関車はみんなちゅうちゅうみたいに色々感じたり思ったりしながら働いているのかな。と自然に思えてくるのです。
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自信を持っておすすめしたい もっと、もっと。もう少しだけ。  投稿日:2004/11/27
エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん 作: ルース・スタイルス・ガネット
絵: ルース・クリスマン・ガネット
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
タイトルは、初めてこの本を読んだときの娘のせりふです。
長いお話で、章ごとにわかれているので、毎日二章づつくらい進めていこうと読み始めました。エルマーの冒険はわくわくどきどきの連続で、どうなるの?どうなるの?と気になって、娘ばかりでなく私の方がやめられません。結局最後まで一気に読んでしまいました。時計を見ると一時間がゆうに過ぎていましたが、まさに時間を忘れて本の中に入り込んでいました。
この冒険の臨場感はさすがです。お話を読みながら一緒にぴょんぴょこいわを駆け抜け、残りのみかんの計算をし、、、読んだあとは、めったにできない冒険の世界を旅したあとのさわやかな感動がありました。
エルマーの勇気、知恵、優しさ、そして運の良さ(笑)。
娘もエルマーにあこがれ、自分もこんなふうになりたいな。なれるぞ!と思っているようです。
裏表紙にある地図がまたいいんです。見ているだけでわくわくしてきます。
我が家は読み終わったあとに地図を見ながら、もう一度冒険の旅にでかけるのがお約束です。
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自信を持っておすすめしたい こどもの大好きな遊び、ころころころ〜  投稿日:2004/11/27
ころころころ
ころころころ 作: 元永 定正
出版社: 福音館書店
小さなこどもって、まるい玉が転がして遊ぶのが大好きですよね。
そんな様子を見て、息子が1歳ちょっとの頃にこの本を選びました。
ころころころーという語感、リズムが楽しく、息子も一緒にこぉこぉこぉ〜と楽しげな声をあげつつ、転がる玉に見入っていました。

坂道はよいしょよいしょと、すべりだいは勢いよくすべるように
あらしのみちはよろよろと、、、同じころころころでも
読み方を色々変えてあげると喜びました。
いろんな色のいろだまが、いろいろな背景をころがる・・・
ただそれだけなのですが、だからこそ心地よいリズムを子供が
何度も楽しめるのかも・・・と思います。
いろだまはころがされているのではなく、自分でころがっていくように見えます。そう、人生を楽しむかのような意志を感じます。
1〜2歳くらいのお子さんに特におすすめ。
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自信を持っておすすめしたい 優しさの花の美しさ  投稿日:2004/11/11
花さき山
花さき山 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
優しいことをするたびに、咲かせる花があるという。
いのちをかけて優しいことをすると、山ができるという。
人のためを思って自分が我慢した結果、とても喜んでもらえた時
自分も嬉しい気持ちになります。
でもどこかで我慢した心が小さく悲鳴をあげていることもあるかもしれません。
そんなとき、その優しい気持ちで咲いたという、美しい花を思い出すことによって
自分の心の中にもきっと同じ花が咲いている・・・という思いが心をあたたかいもので満たしてくれるのではないでしょうか。
挿絵の幻想的な色使いが、このおはなしとぴったりあっていてとても素敵で娘もずっと見入っていました。
山を作ったエピソードに出てくる八郎の物語も後日読んであげました。
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自信を持っておすすめしたい からすたろうの悲しさも嬉しさも痛いくらい  投稿日:2004/11/11
からすたろう
からすたろう 文・絵: 八島 太郎
出版社: 偕成社
みんなからいじめられても、無視されても毎日毎日通った学校。
6年生になって、担任のいそべ先生に初めて理解してもらえて、かたすたろうはどんなにか嬉しかったことでしょう。
からすの鳴きまねが、どうしてそんなに上手になったのか、その理由に思いを馳せるとき、皆が泣き、つらくあたった日々を後悔します。
そのシーンが悲しくて、娘の横でぼんやり見ていた息子も「えーんえーん」してるよと指差して教えてくれます。悲しみが伝わるようです。
絵もとてもすばらしい。
最後のシーンで、からすたろうの喜びが伝わってきてよかったねと声をかけずにはいられない気持ちになります。
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自信を持っておすすめしたい はまりました!  投稿日:2004/11/11
がたん ごとん がたん ごとん
がたん ごとん がたん ごとん 作: 安西 水丸
出版社: 福音館書店
息子がこわいくらいはまりました。
実は娘が小さい頃に、一度ちらっと手にとってみたものの
絵もいまいちだし内容もないし・・・と勝手に却下していたのです。
でもとても人気なようですし下の子に一度読んでみようかなと図書館で借りてみました。
その日から毎日、これ読んで!とばかりに1歳の息子が持ってきてしまいにはまだあまりしゃべれないのに「たん、どん」と何度も一緒に言うようになりました。
図書館から返す日、もちろん本屋に走り、今でもしょっちゅうリクエストがある一冊です。
外で電車を見かけたら、指差して「たん、どん!!」と大興奮。
のせてくださーいのくりかえされる語呂もいようで、娘も一緒に大合唱してくれて、家族で楽しく読めました。
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自信を持っておすすめしたい わくわくどきどき、そして大笑い  投稿日:2004/11/11
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
本屋さんの絵本コーナーで見かけたときは、タイトルも表紙も、正直あまり惹かれませんでした。
でもお薦めとしてあげられているのを見て、食わず嫌いはやめてとりあえず読んでみよう。と図書館で借りたのが始まりです。
画面いっぱいに描かれたおばけたちが実にいきいきとしていて、お茶目。
娘もおばけと遊ぶ男の子の楽しげなようすに、すぐに釘付けになりました。
自分も本の中に入りこんで一緒に遊んでるかのような様子でした。
語感もとてもよく読みやすい。ちんぷくまんぷく、めっきらもっきらどぉんどんという言葉が大好きで大笑いしながら大声でうたっています。
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なかなかよいと思う 静かに、じわーっとあたたかい気持ちが・・  投稿日:2004/11/11
わすれられないおくりもの
わすれられないおくりもの 作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
評価をずいぶん迷ったのですが、後半のアナグマさんとの思い出を語る言葉がすこしもってまわった感じなのが気になって、ひとつ評価をさげました。
また挿絵も実はあまり私の好みではありませんでした。
ですが、トータルで見ると、優しくほんわかしたアナグマさんのイメージと、語り口や絵などはマッチしていると思うのでこの絵、この口調だからこそ心を打つのかもしれません。
すっきりとまとまった文でないからこそ、動物達にリアリティを持たせることができるのかも・・・。
みんなの心にたくさんの種をまいて、その種がそだっていくようすに、死別の悲しみがいやされていくというストーリーはとても共感できるものでした。
読後感も、じわーっと後からしんみりほっこりしてくる感じで名作として読みつがれているのも頷けます。
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自信を持っておすすめしたい 何歳でも何度でも。楽しみ方いろいろ。  投稿日:2004/11/11
きんぎょがにげた
きんぎょがにげた 作: 五味 太郎
出版社: 福音館書店
たまたま頂いた絵本の中の一冊でした。
1歳になる前、まだ歩けない息子がハイハイしてこの本をつかみました。
どれどれ・・・とひざに座らせて、読みました。
きんぎょさんどこかな〜?
というとしっかり指差すではありませんか。
何度も何度も夢中できんぎょ探しをしました。
よく見つけたね。いたね〜。と言うと、本当に嬉しそうな顔
横から見ている5歳の娘も一緒にさがしてくれます。ほらここだよ〜と教えてくれたり・・・親子の楽しい時間を作ってくれます。
それから半年、いまではきんぎょ探しのあと必ず
ページの中の知っているもの探しが始まります。
まだ自分ではいえないけれど知っているものがたくさん載っているので
ぼうしはどれ?ぶーぶーは?と聞くと指差して教えてくれます。
また自分から、指差しして「あ、あー(これなぁに?)」と聞いてきます。
言葉を楽しく覚える遊びにもいいようです。
五味太郎さんの絵本の中でもぴか一だと思います。
絵本の入り口にいる赤ちゃんから、大人まで一緒に楽しめる絵本だと思います。
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