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どんぐりぼうや

ママ・50代・東京都、男の子22歳

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自己紹介
最近のマイブームは、お写ん歩(写真を撮りながらの散歩)と御朱印集め。ここのところ、絵本から遠ざかっておりますが、そのうちまた戻ってくると思います(^−^)【2019.5月現在】
ひとこと
★「マーカス・フィスターさん新刊発売記念!講談社レビュー大賞」で、「ちいさなつきがらす賞」をいただきました。(2011.1月)
★「親子で遊ぼう ふれあい絵本」で、「まんまるちゃん賞」をいただきました。(2011.1月)
★『「やんちゃっ子の絵本」シリーズ レビュー大募集!』にて、「クレヨンハウス賞」をいただきました。(2011.4月)
★『講談社絵本新人賞「ぼくとおおはしくん」応援レビュー募集中!』にて、「講談社賞」をいただきました。(2011.5月)
★『新刊発売記念 レオ・レオニ作品 みんなの声大募集!』にて、「レオ=レオニの世界B賞」をいただきました。(2011.12月)

蔵書にしたい本

公開

  • 新装 ぼくを探しに

どんぐりぼうやさんの声

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自信を持っておすすめしたい いたい。いたい。いたい。いたい。  投稿日:2013/05/14
ちょうつがい きいきい
ちょうつがい きいきい 作: 加門 七海
絵: 軽部武宏
編: 東 雅夫

出版社: 岩崎書店
タイトルから、「ちょうつがいが、どうしたんだろう?」という思いに
駆られつつ、読み始めました。

全体的に暗い印象、その中で注目される、ちょうつがい。
暗い部屋の中で、「きい きい」と聞こえる、高い音。
そして、なぜか見えてくる、音の正体!?

あんな音やこんな音の正体が、よく見たらあんなものだったら・・・!
見方によっては、笑えるものだったり、グロく見えて、目を反らしたくなったり。
読む人にとっては、賛否両論、感想が真っ二つに分かれる絵本かもしれませんが、
個人的には視点がとても新鮮で、良かったと思います。

なんといっても、怖い絵の雰囲気が、より異様な雰囲気を演出してます。
個人的に、ブランコのシーンがおススメ。そしてそのページから数ページ進んだところの、
母娘の絵が怖い。お母さんの手が透けて、娘の目がうっすら見えてる!!

日常生活の音に敏感になってしまったら、あなたにも見えるかもしれませんよ(笑)
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 副詞が主役!  投稿日:2013/04/22
華々しき鼻血
華々しき鼻血 著: エドワード・ゴーリー
訳: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
アルファベット・ブックを得意としているゴーリーにとって、これは5番目の作品なのですが、
他の作品では、名詞をABC順に使っているのに対し、この作品ではなんと
副詞を使っているのが特徴なんです。

「あてどなく」「きもそぞろに」「ねちねちと」などといった、副詞が主役の文が、
独特の絵とともに出てきて、それがまたなんのこっちゃわからない、意味不明の
状況だったりするので、思わず「プッ」と吹き出してしまうのです。

日常生活ではあまり使わないような副詞や、個人的に聞いたことの無い
副詞も出てきたので、そういう副詞を使った文を読むことがなんだか凄く
新鮮に感じられ、ゴーリーらしい言語感覚を垣間見た気がしました。

ちなみに、本のタイトル「華々しき鼻血」は、本の内容とは全く関係が無いようです(笑)
是非、副詞に注目して読んでみて下さい。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 面白すぎる(笑)  投稿日:2013/04/16
どうだ!まいったか
どうだ!まいったか 作・絵: 田島 征三
出版社: 大日本図書
これは前作「かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん」の続きのお話になります。
前作の終わりで川に流されたカマーくんですが、今回は、その川のシーンから
始まっていて、「え?本当に続きなんだ!」とびっくりしました。
同じキャラクターの別のお話ではなく、本当に前作のお話の続きなんです(笑)

マイペースなオヤツちゃん。そして、自信過剰気味なカマーくん。
知らず知らずのうちにピンチに遭遇するカマーくんを、今回は
マイペースなオヤツちゃんが助けます。しかも、全てが偶然の賜物(笑)

オヤツちゃんの偶然の賜物が、たまたま偶然、他の動物たちのお腹を
満たすこととなり、オヤツちゃんが動物たちに感謝されるシーンも。

ところがこの出来事が、後半、カマーくんとオヤツちゃんの再会の
妨げになろうとは!!

2匹がすんなり会えないところが笑えるし、わくわくもするし、続きが
気になる作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 力強さ  投稿日:2013/04/16
とべ バッタ
とべ バッタ 作・絵: 田島 征三
出版社: 偕成社
自分を捕食する生き物たちに怯えながら、びくびくする生活を送っていたバッタ。
このバッタが、そういう生活を打破すべく、一大決心をします。

この決心したバッタの姿が、とっても力強く描かれていて、見ていて
目を見張るほどでした。
勢いに任せて上れるところまで上りきったバッタは、今度は下へ下へと
落ちていきます。
その最中、自分自身が持っていた、「あるもの」に初めて気付くのです。

それはきっと、一大決心しなかったら一生気付かなかったのかもしれません。

このバッタの勇気ある行動を見ていたら、私自身も勇気をもらえたような気がしました。
自分から動き出さなくては、何も始まらないってこと。
そして、自分の中には自分でも気が付いていない才能が気付かれずに
眠っているかもしれないってこと。
そしてそれはきっと、必要になった時にパッと表れるのかもしれません。

あらゆる可能性を信じて。勇気を出して行動する素晴らしさをこの作品から
教えてもらったような気がします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい カマーくんの心変わりに注目  投稿日:2013/04/16
かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん
かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん 作・絵: 田島 征三
出版社: 大日本図書
まず、ネーミングが素晴らしい(笑)
かまきりのカマーくんは、お散歩中に出会ったイナゴに名前を付け、
とっても自然にこう呼び始めます。  「オヤツちゃん」

今はお腹がいっぱいだから、後でおやつにして食べよう、と
こういう名前を付けたのですが、どうもこのオヤツちゃん、
警戒心が弱いのか、カマーくんのおやつになる前に、いろんな
ピンチに見舞われ、カマーくんの手を煩わせてくれるんです。

そんなこんなで、オヤツちゃんの危機を救っているうちに、
なんだか、別の感情が芽生えてきたカマーくん。
それは正義感なの?友情なの?

本来の目的とは違う感情に揺さぶられながら、カマーくんが
我が身を犠牲にしてまでオヤツちゃんを救おうとする姿に、
思わず応援したい気持ちになりました。

自分がオヤツとして見られている、ということを感じさせない
いなごのオヤツちゃんの振舞いは、なんだか間が抜けた感じで
とても滑稽だし、カマーくんの心変わりしていく様も見どころかな
と思います。

カマーくんとオヤツちゃんは、また会えるかしら?
続きが気になる作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい マジで怖い  投稿日:2013/04/13
いるのいないの
いるのいないの 作: 京極 夏彦
絵: 町田尚子
編: 東 雅夫

出版社: 岩崎書店
レビューで「怖い絵本」と書かれていて、気になっていたので読んでみました。

古い家に住むおばあさんと一緒に暮らすことになった、ぼく。
高い天井のはりの上の暗がりが、とても気になるんです。

古い家の中がメインなだけあって、全体的に暗いトーンで
まとめてあります。それがまた怖さを増強している感じ。
そして貧弱そうなぼくの、その表情。

「みないから いるか いないか わからないよ」
「みなければ いないのと おんなじだ」

とは、おばあさんの見解。けれど、気になるぼくは、ついつい・・・

絵本を読んで、寒気がしたのはこれが初めての経験でした。
なんですか、これ。マジで怖いんですけど。

おばあさんとぼくとの少ない会話と、ぼくの心の声が文になっています。
そして、それ以上に語りかけてくるのが独特なタッチの絵。
最後のページ、怖すぎです。
怖がりな子には読ませないように、要注意。

こういうジャンルの絵本もありなんだ!と思った異色の作品でした。
インパクト大です。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 淡々としたリズムある作品  投稿日:2013/04/13
うろんな客
うろんな客 作・絵: エドワード・ゴーリー
訳: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
「うろんな」という言葉自体を初めて知りました。
「怪しい」「いかがわしい」という意味の言葉なんだそうです。

そもそも、このやってきた客、私の知っている動物に当てはまることもなく、
まさに「うろんな」感じ(笑)

英文のことはよくわかりませんが、とにかくこの英文を
「五・七・五・七・七」という短歌訳にしたのが、とても
良かったのかなと思います。
この短歌を読みながら添えてある絵を見ると、思わず
「ププッ」と笑ってしまいます。意味不明な行動が多いんですよね。

そして、そのまま十七年も居座っているという、ありえないうろんな客。
思わず、「子どもも大きくなっちゃったんじゃないの?」と見返してみたら、
ちゃんと最後のページで大きく成長した姿で描かれていました。

あとがきを読んでみればわかりますが、うろんな客とは、あるものの比喩
なんだそうで、なるほどと頷いてしまいました。

英文の散文バージョンもあとがきに書いてあるので、是非、最後まで
目を通すことをお勧めします。
私の中ではお気に入りの一冊となりました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい ボルネオの写真絵本  投稿日:2013/03/25
ダヤンと森の写真絵本 ねどこどこ?
ダヤンと森の写真絵本 ねどこどこ? 作・絵: 池田 あきこ
写真: 横塚 眞己人

出版社: 長崎出版
「森の音を聞いてごらん」の後に読んだからでしょうか。
写真の場所がボルネオの森だと知った時、思わず「おぉ!」と
声が出てしまいました。

濃い緑色の世界、たくさんの生き物が生息している森。
写真だと、リアルに伝わってきますね。
「森の音を聞いてごらん」を読んだ時のイメージと、寸分たがわぬ
ボルネオの森の世界がそこにはありました。

ダヤンが「ねどこどこ?」をキーワードに、いろんな生き物の寝床を
訪ねることで、その生き物の生態を、ちょっとずつ知ることも出来ます。

写真絵本なので、ダヤンがどんな風に写真の世界に登場してくるのかと
思っていたのですが、とっても自然に写真の世界に溶け込んでいたので、
正直、びっくりしました。ダヤンが本当にその場に居合わせたみたいに、
違和感が無く、生き生きとしたダヤンの姿を見られるのもいいですね。

巻末に、ボルネオについての解説や、本に出てきた動物たちの説明、
この本が生まれるまでのいきさつが書いてあることで、よりボルネオの
自然豊かな森について、興味を持つきっかけになったように思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 怖い、怖い。  投稿日:2013/03/25
ウエスト・ウイング
ウエスト・ウイング 著: エドワード・ゴーリー
出版社: 河出書房新社
怖いです。
それは、モノクロの絵だから、という理由だけではありません。
与えられている情報、それは西棟(ウエスト・ウイニング)だということだけ。
文字はありません。

30枚のペン画からなる絵は、それぞれが独立していて共通点は見当たらず、
そこは西棟(ウエスト・ウイニング)なんだろうと感じることしかできません。

生活感も無く、突如として現れる人。物。そして、気配。
なんらかの共通点は無いか?それを知る術はないか?
そんなものは無いと思いつつ、ついつい何度も見返してしまうのは、
きっとこの絵から何かを想像したいと願う、見る者のエゴなのかもしれません。

見れば見るほど、なぜこの絵が描かれたのか?と想像したくなる、
途方も無く怖い作品です。ああ、怖い、怖い。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい ありえない面白さ  投稿日:2013/03/25
かえるをのんだととさん
かえるをのんだととさん 作: 日野 十成
絵: 斉藤 隆夫

出版社: 福音館書店
タイトルからは想像できなかったのですが、節分の話だったんですね。

お腹が痛くなった、ととさん。
かかさんに言うと、「おしょうさまに きいてみなさると いい」という。

その後が、面白い。一難去ってはまた一難。腹痛が起きるたびに、

「かかさんやぁ」  「おしょうさまに ききなされ」

というワードが、待ってましたとばかりにリズミカルに続きます。
しかも、この和尚のアドバイスがまた、ナンセンス。
とりあえずの対処法しか教えてくれないものですから、腹痛の原因が
どんどん大きくなってしまって!?

最後の最後、ようやく和尚は、ととさんの腹痛を解決するわけですが。
そこまでの経緯が、普通ではありえないレベルで、突っ込みどころが満載。
村はずれに行ったら、鬼がいたからって、飲みますか?普通(笑)

ありえない面白さが、まさに日本の昔話っていう感じで楽しく読ませてもらいました。
読み聞かせで、ウケること間違いない一冊だと思います。
参考になりました。 0人

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