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はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

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なみ@えほん

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なみ@えほんさんの声

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なかなかよいと思う 不思議な魅力  投稿日:2014/09/04
きょうはマラカスのひ
きょうはマラカスのひ 文・絵: 樋勝 朋巳
出版社: 福音館書店
 ちょっと独特なオシャレ感のある絵。今、流行りの言葉で「おとな女子」が好みそうな絵本。

 クネクネさんはマラカスが大好き。パーマさん、フワフワさんと「マラカスのかい」をつくっています。そして、自分たちだけで「発表会」をひらきました。三者三様のマラカスの音!マラカスの音にも個性がでると、よくわかりますね。パーマさん、フワフワさんの発表が終わり、次はクネクネさんの番。ところが・・・

 お話は、最初から最後まで、ほとんどマラカスをふることに終始していて、おまけに、絵はオシャレとはいえ、ちょっと変わっているこの絵本。「子どもには喜ばれるのかな?」と思いましたが、他の方のレビューを読んで、子どもたちに好評と知り、「ほほう〜」と認識を新たにしました。音の面白さ、リズム感が良いのですね(マラカスの音、しっかり練習してから読みたいですね)。絵のユニークさもいいのかな?

 紅茶好きの私としては、最後の頁の「紅茶」と「ふかしいも」の取り合わせが、妙に印象的でした。合うのかな?今度試してみよう。マラカスもふってみたくなりました。

 不思議な魅力のある絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 小さいものが活躍する話  投稿日:2014/09/04
ふしぎなボジャビのき アフリカのむかしばなし
ふしぎなボジャビのき アフリカのむかしばなし 再話: ダイアン・ホフマイアー
絵: ピート・フロブラー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
 干ばつで食べ物がないアフリカの平原。そこに、美味しそうな木の実がなっている木が一本だけありました。でも、大きな蛇が幹に巻き付いていて実をとることができません。どいて貰うには、「この木の名前を言わないといけない」と言われて、動物たちは困ってしまいます。

 この事態を見事に解決したのは、小さなカメでした。シマウマもサルも象も駄目だったのに・・。カメは、この木の名前をライオンから聞き出し、遠い道のりを歩く間も、その名前を忘れずに帰ったのです。エライ!

 カメのおかげで動物たちは、美味しい木の実をおなかいっぱい食べることができました。

 小さなものが活躍する話は、小さい子どもにとって、とても満足感があると思います。絵も、動物たちの表情が豊かで面白いです。最後の、ボジャビの歌に上手くメロディをつけると、より楽しく読めると思います。
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自信を持っておすすめしたい おはなし会にも・・・  投稿日:2014/09/01
こんや、妖怪がやってくるー中国のむかしばなしー
こんや、妖怪がやってくるー中国のむかしばなしー 文: 君島 久子
絵: 小野 かおる

出版社: 岩波書店
 子どもたちは、お化けや妖怪が大好き。タイトルを聞いただけで、わくわくと期待感を持つでしょう。そして、温かい色使いに加え、ユーモアを感じる絵なので、子どもにとっては手に取りやすい絵本だと思います。

 一人暮らしのおばあさんが妖怪に、「明日、お前を食いにくる」と言われてしまいます。おばあさんが、助けを求めて外にでると、次々に「助けてあげる」と言ってくれるものに出会いますが、その相手がユニーク!たまご、雑巾、かえる、こん棒、火ばさみ、牛のふんに石のローラー。 

 彼ら?はおばあさんの家に来て、それぞれ位置についてスタンバイします。その様子がなんとも面白いです。もちろん、妖怪はやっつけられて、おばあさんは助かります!

 このお話は日本の「さるかに合戦」の後半に似ています。このお話に限らず、似ている昔話が世界のあちこちで語られていることは、本当に不思議ですね。

 見開きを使って大きく描かれていること、一ページの文章が少ないこと、繰り返しがあってお話の世界に入りやすいことから、複数の子どもたちへの読み聞かせにも向いていると思います。
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自信を持っておすすめしたい おかあさんも、あなたのことが好き  投稿日:2014/08/31
おかあさん だいすきだよ
おかあさん だいすきだよ 作・絵: みやにし たつや
出版社: 金の星社
 この絵本を読んで、ドキッとしないお母さんは、たぶんいないでしょう。我が身を反省しないお母さんも・・・。 それくらいお母さんって、日々、怒っています。

 でも、落ち着いて考えたら、この男の子の言っている「もっと大好きなお母さん」を、朝から夜までずっとするのはムリじゃないでしょうか?子どもと大人って、時間の進み方が違うし・・・。

 だから、たとえドキッとしても、お母さんとしては、「反省、反省」だけではなく、「そうか、こういう言い方、考え方もあるのね。こんな言い方も良いなぁ」と、やんわり受け止めたらいいなと思いました。

 この絵本は、子ども向けというより、お母さんへのメッセージを感じますが、読んでもらった子どもの方は、どう感じるのでしょう?。「ぼくが思ってることと同じだ!」とか?「そうそう、お母さんって怒ってばっかりだよね」とか?

 
 最後には、子育てを頑張っているお母さんの愛が、しっかりと子どもに伝わる絵本です。ちょっと、照れくさいかもしれないけれど・・・。
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自信を持っておすすめしたい おすすめ 幼年文学  投稿日:2014/08/31
やさしい大おとこ
やさしい大おとこ 作・絵: ルイス・スロボドキン
訳: こみや ゆう

出版社: 徳間書店
 人は、とてつもなく大きいものに畏れを抱いたり、敬意や憧れを持ったりします。

 このお話の、山に住む大おとこは、谷間の住人に怖がられていました。だって、声は轟く雷のよう、歩くと地面が地震のように揺れるのですから。そりゃ怖いです。それに声が大きすぎて何を言っているかわからないし・・・。

 本当は優しいのに、悪い魔法使いによって、悪者に仕立て上げられたこの大おとこへの誤解を解いたのは、小さな可愛い女の子、グエンドリンでした。

 そして、大おとこ主催の、グエンドリンの8才の誕生日パーティーがひらかれます。大おとこが焼いた、大きな大きなケーキも登場。どのくらい大きいかは、本のさし絵をご覧下さいね!子どもたちにとって、今までで一番楽しかった誕生日パーティーだそうですよ。

 誤解がとけて、みんな仲良く楽しく過ごせ、美味しいご馳走もいっぱい!

 幼年文学にふさわしい、めでたしめでたしの、子どもが読んで心が満足するお話だと思います
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なかなかよいと思う 「共にいる」ということ  投稿日:2014/08/30
ぼくは ここにいる
ぼくは ここにいる 作: ピーター・レイノルズ
訳: さかき たもつ

出版社: 小峰書店
 みんなからポツンと離れて、一人で座っている男の子。耳を押さえています。物音や声がとても大きく響いて聞こえてきて、つらいのです・・。

 大勢の人からは、少し離れている方が楽なのです。だからといって、人がキライという訳ではありません。

 彼が、折って飛ばした紙飛行機は「ぼくはここにいるよ」というメッセージ。その紙飛行機は、優しい人の手によって、彼のもとにまた運ばれてきました。「わたしもここにいるわ」という言葉と共に。

 誰かと「共にいる」ということが、彼が、自分以外の外の世界と繋がる第一歩なのでしょう。すべてはそこから始まります。

 この絵本は、「自閉症の子どもを理解してもらいたい」という思いから作られた本だそうですが、この絵本を手に取る子どもたちにとって、その意図を完全に理解するのは難しいかもしれません。でも、何か心に残れば、それが、作者の思いへと近づく道しるべになることでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 幸せな出会い  投稿日:2014/08/29
のら犬ウィリー
のら犬ウィリー 作・絵: マーク・シーモント
訳: みはら いずみ

出版社: あすなろ書房
 のら犬と、ある家族との心温まる出会いのおはなしです。

 郊外にピクニックに行って、一家は、おりこうで人なつこい子犬と出会います。子どもたちは大喜び!一緒に楽しく遊んで、名前もウィリーとつけました。でも連れて帰ることはできません。だって、ウィリーにはちゃんと飼い主がいるかもしれないから。でも、もしかしたら、のら犬かも?

 家に帰ったみんなは、ウィリーのことが気になってしかたがありません・・・

 次の週末、同じ場所で、ウィリーは、のら犬係のおじさんに追いかけられていました。機転を利かせて救いだした子どもたちは、ついにウィリーを家族に迎えます。

 家に帰って、ウィリーを公園で散歩させている子どもたちの姿。最初の公園の絵との対比が子どもたちの気持をよく物語っています。犬が大好きだったんですね。良かった!

 絵本の古典とも言える『はなをくんくん』の絵を描いたマーク・シーモントさんの作品です。ウィリーの絵本が出版された時、半世紀以上を経て、年を重ねてもずっと絵本を描き続けていらっしゃることにまず驚きました。そして、その作品が若々しくてみずみずしくて、またまたコールデコット・オナー賞を受賞されたことも素晴らしい!

 子どもと一緒に読んで、幸せな気持ちになれる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 若返りのひけつ  投稿日:2014/08/28
だってだってのおばあさん 新装版
だってだってのおばあさん 新装版 作・絵: 佐野 洋子
出版社: フレーベル館
 素敵なおばあさん、気になるおばあさんが出てくる絵本がたくさんあります。『だってだってのおばあさん』もその一つ。

 「だってわたしは98だもの」といって、楽しい魚つりに行こうとしないおばあさん・・。でも、誕生日ケーキに立てるろうそくが5本しかなかったことで、いつの間にか、気分は5才!川は平気で飛び越えちゃうし、魚つりは上手。身も心も若いこと、この上なし!「だってわたしは5才だもの」

 「どうして、まえから5才にならなかったのかしら・・」とおばあさん。そうですよね、そのとおり!私も今度の誕生日には、好きな本数のろうそくを立てることにしましょう。おばあさんの頭の柔軟さ、どうやらそれが、若返りの秘訣のようです。

 ちょっと元気のないおばあさんがいたら、誕生日や敬老の日にプレゼントするのもいいかもしれませんね。それと、まだ若いのに「もう年だ〜!」なんて言っている人にも。2度目の5才はとっても楽しそうです。
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自信を持っておすすめしたい わらう わたしです♪  投稿日:2014/08/27
わらうほし
わらうほし 作・絵: 荒井 良二
出版社: Gakken
 ステキな絵本です。

 笑いた〜い、笑顔がステキな人になりたい!と思っても、難しいことがあります。

 でも、この本を読めば大丈夫!自然に笑みがこぼれ、心が柔らかくほどけていきます。肩の力が抜けていきます。胸の奥がスッとします。

 <笑顔がいっぱい>のこの絵本。読むと、何だか元気がでます。心の栄養になりそうな気がします。わらう わたしになれます♪

 笑顔を届けたい人にプレゼントするのもいいですね。
 (ただ、「どうして、いえが、はみがきするの?」って聞かれたら、こまってしまいますが・・・)
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自信を持っておすすめしたい あんぜんメモ×名コンビ=事故はゼロ  投稿日:2014/08/26
バックルさんとめいけんグロリア
バックルさんとめいけんグロリア 作・絵: ペギー・ラスマン
訳: ひがし はるみ

出版社: 徳間書店
 軽妙な絵と明るい色使いで描かれた楽しい絵本です。

 おまわりさんのバックルさんは、時々小学校へ行って、「あんぜんメモ」を読みあげて「あんぜんきょうしつ」をします。でも、みんな聞いていません。もう飽きているのです。

 そんなある日、グロリアという警察犬をつれて学校に行ったところ、子どもたちは大喜び!みんな聞いてくれて大成功!!バックルさんとグロリアは大人気になり、あちこちから呼ばれるようになりました。ところが、なぜ子どもたちが喜んでいるのか、真相を知ったバックルさんは・・・

 グロリアの仕草や表情が、とても可愛いです!バックルさんの後ろで、気づかれずに、あんぜんメモをコントで表現するグロリアは会場の笑いを誘います。グロリアなりの方法で警察犬としての仕事をしているのですよね。素晴らしい!

 ちょっと拗ねてしまって、とんでもない「あんぜんメモ100番」を書いてしまったバックルさんも、子どもたちからの手紙を読んで、気を取り直します。良かった!お互い、欠くことのできない名コンビですものね。

 絵本の見返しや本文中の壁に貼られた「あんぜんメモ」は必見。絵本を読みながら楽しく、安全について学ぶことができます。(それにしても、気をつけなければいけないことって、いっぱいありますね!)

 コールデコット賞受賞作品、さすがです。
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