新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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はるっちいぶっち

パパ・50代・東京都、男の子15歳 男の子12歳

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はるっちいぶっちさんの声

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なかなかよいと思う 伊豆急行線開拓史  投稿日:2012/05/22
ちしきのぽけっと(2) ぼくの町に電車がきた
ちしきのぽけっと(2) ぼくの町に電車がきた 作・絵: 鈴木 まもる
出版社: 岩崎書店
すっかり鉄キッズになった3歳の孫のために、じいちゃんがプレゼントしてくれました。
特急踊り子号の車内販売で購入したそうです。
作者の住んでいた伊豆の下田まで、伊豆急行線が開通するまでのお話しです。
実際に工事に携わったという作者の祖父からの伝聞という形です。
なので、ストーリーがある物語ではなく、あくまでもドキュメンタリーではあるのですが、当時の技術ではあの険しい伊豆の海岸線に線路を敷設する苦労は想像を絶するもので、むしろ大人が感心する絵本かもしれません。
伊豆に訪れたことのある人にはより楽しめるでしょう。

ちなみに小さなお子様向けには「せんろはつづく」というシリーズを同じ作者が書いており、こちらは子ども達が線路をつなげていく物語です。
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自信を持っておすすめしたい でんしゃ絵本の最高傑作  投稿日:2012/05/22
わくわく でんしゃ しゅっぱつ
わくわく でんしゃ しゅっぱつ 作: 視覚デザイン研究所
絵: くにすえ たくし

出版社: 視覚デザイン研究所
息子共々いちばんのお気に入り。
某レビューにも書いたのですが、何度読んでも別の発見があるところは、何度行っても楽しいディズニーランドみたいだなあと思います。
そのくらい、情報量の多い描き込みがされた絵が圧巻。

山のおじさんの家へ行くという行程のなかでケンタ少年が見たであろう景色、そして見逃したであろうたくさんのいろんな場面。
そのそれぞれにストーリーが浮かんでくるような場面を見つけてはアレコレ話ながら息子と楽しんでます。
そう、通り一遍の読み聞かせではなく、そうやってみちくさを楽しむ絵本だと思います。この絵本は。

かなりリアルな電車たちと街並みの描き込みですが、かわいい動物キャラたちとも違和感なく、バイクで出前をしているであろうおそば屋さんの犬も、実在しそうで笑えます。
街から都会、そして田舎という風景の切り替えも見事。
「でんしゃとでんしゃがすれちがうと窓ガラスがしゅぽっと揺れます」というあたり、そうそう!と思わず言いたくなる表現が好きです。
ラストシーンでは山の盆踊りの音色が聞こえてくるはずです。きっと。
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