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ひとくせある登場人物たちに・・・
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投稿日:2010/09/08 |
ミヒャエル・エンデの作品は
「モモ」しか読んだことありませんでしたが、
あの独特の空気感というか、
読んでいるうちに自分の中で勝手に物語の街ができていく感覚を
この本でも味わうことができました。
年が明けるまでに大きな自然破壊の任務を果たさなければならない魔術師と
魔術師の力を借り、願いがかなうというスープを作ろうとたくらむ魔女、
その悪事を止めようとするネコとカラス…
カタカナの長ーい名前に慣れるまで少しかかりましたが
読み進むにつれてそのおもしろさにハマっていき、
いつの間にか魔術師の家のようすが頭の中に浮かぶようになっていました。
イメージがすごくふくらむので、
途中からでも本を開くとすぐに物語の中に入っていけます。
ひねくれものの登場人物が
いろいろたくらみ試行錯誤する姿がおかしく、
あっという間に読んでしまいました。
小学校高学年にチャレンジしてほしいなーという一冊です。
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参考になりました。 |
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1人
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読めば読むほど楽しめる♪
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投稿日:2010/09/08 |
3年生の子どもたちに読み聞かせをしました。
1回目:絵のインパクトに物語はそっちのけ…(涙
2回目:なんとなーくの物語がわかったようなー。。。
3回目:登場人物のやりとりのおもしろさに気付く!
4回目:絵をもう一度じっくり見てかみなりの迫力に感心…
5回目:さりげなく存在を主張する犬の姿を追う…かわいすぎ!!
6回目:もう物語は覚えた!とばかりに知った顔で楽しむ。
といったふうに読むたびにおもしろさが増す一冊です。
読み聞かせといっしょに狂言について少し紹介してみましたが
3年生には少し難しかったようです。
しかし、このお話のおもしろさは伝わったようで、
あとで手にとって読み、笑っている子もいました。
よしながこうたくさんの絵本は
給食番長シリーズを読んでいたので子どもたちも知っていましたが
毎回どんなおもしろポイントがあるかなーと
まるで挑戦状をたたきつけられたかのように見入って探しています。
この絵本で個人的に注目している(してしまう!?)のは
随所にちょこんと現れる犬!!!
ポーズも表情もとってもかわいいんです!
読むたびに新しい発見があります。
何度か読んでその感動を共有するもよし、
手に取れるところに置いておいて子どもだけで楽しませるもよし、
なんだかお腹いっぱいになれる一冊です。
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参考になりました。 |
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1人
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大人の絵本・・・かも。
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投稿日:2007/03/16 |
スコップにコロッケ、動物園のゾウも簡単に盗むことができる泥棒の名人、くまさぶろうは、
あるとき人の心をぬすむことができるようになります。
くまさぶろうは、
痛くて泣いている子の痛い気持ちや、
いじめられている子の情けない気持ちをぬすみます。
すると、痛い気持ち、情けない気持ちになります。
だけど、元気になった子どもたちを見ていると、
痛みも悲しみも、うれしい気持ちにかわっていきます。
“泥棒”のはずのくまさぶろうが、
いつのまにか、やさしいおじさんになってきます。
やさしさを直接押し出すような表現はありませんが、
じんわりと伝わってくるものがあります。
(“じんわり”という言い方がイチバン合っている気がします
読後感は“あったかい感じ”、まさにこれじゃないかなーと思います。
絵の線が細いこともあり(とても繊細なのですが
読み聞かせをしたときには後ろの子は少し見にくいようでした。
そんなに長くなく、わかりやすいお話なので、
小学2年生の子たちは真剣に聴いていました。
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2人
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あ!あ!の連続でした。
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投稿日:2006/11/06 |
「ともだちや」シリーズの最新刊。
次はどんなお話かなーとページをめくると・・・あれ?
5・7・5のリズムにのった、たくさんのおまじないが。
2年生に、5・7・5のリズムは少し難しいようでしたが、
リズムの楽しさは十分に感じていたようです◎
いろいろなおまじないの中には、
「ともだちや」シリーズのたくさんの仲間が出てきます。
「いたちさんだ!」
「やまねさんだー!!」
と、1ページ1ページを食い入るように見ていました。
子どもたちそれぞれに、
心にひっかかる“おまじない”があったようです。
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こんな本がほしかった!
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投稿日:2006/08/18 |
学校ではこんな言葉をよく聞きます。
「給食を残してはいけません!」
先生がそう言ったから残しちゃいけないの?
そうじゃないんだけど、簡潔に説明するのは難しい・・・
そんなときに出会ったのがこの本でした。
お皿に牛が乗るページを見た子どもたちは
「ぎょえ〜!」「うわぁー!!」と大騒ぎ。
だけどお話が進むにつれ、
「へぇー。」「そうだなぁ・・・」
子どもたちなりに感じるものがあったようです。
給食のハンバーグを見た子どもが、
ぼそっと、「給食のおばちゃんがおってよかった・・・」
あたしは隣でにやりとしてしまいました。
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