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ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

Rira

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Riraさんの声

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自信を持っておすすめしたい きまりがあるのは、なんのため?  投稿日:2016/11/30
としょかんライオン
としょかんライオン 作: ミシェル・ヌードセン
絵: ケビン・ホークス
訳: 福本 友美子

出版社: 岩崎書店
きまりは破らないけれど、何度追い出そうと、毎日図書館に入ってくるライオンに、マクビーさんはイライラさせられっぱなし。館長さんに言いつけても、きまりを守らないわけじゃないからそのままにしておきなさい、と聞き入れてもらえません。しかも、このライオン、図書館で人気者になりだしたのだから、マクビーさんはおもしろくありません。そんなある日、ふと大きな吠え声をあげたライオンに、マクビーさんは「きまりをやぶった」と館長に言いつけにいきますが・・・・・・。
きまりを守ることはもちろん大切だけれど、きまりがすべてじゃないということを教えてくれる。そもそも、きまりって人の足をひっぱるためにあるもの? 守らない人を言いつけるためにあるもの? きまりとは何か、何のためにあるかを、あらためて考えさせてくれる作品だ。
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自信を持っておすすめしたい 死を受け入れる過程が丁寧に描かれた作品  投稿日:2016/11/30
だいじょうぶだよ、ゾウさん
だいじょうぶだよ、ゾウさん 作: ローレンス・ブルギニョン
絵: ヴァレリー・ダール
訳: 柳田邦男

出版社: 文溪堂
年老いたゾウと、幼いネズミは、いつも一緒にでかける仲良しコンビ。
ある日、水浴びの帰り道にいつもと違う道を行くゾウを、幼いネズミは不思議に思います。
道の先には、年をとったり、おもい病気にかかると行かなければならない国がありました。ところが、そこにかかるつり橋が壊れていて、ゾウは先に進めません。つり橋を直してあげるけど、戻ってくる約束をしてほしい――そういうネズミの言葉に、ゾウは首をたてにふることもせず、また、橋を渡ることもしませんでした。
それからしばらく経ち、ゾウの体は次第に衰えていきます。もう前のような暮らしはできないことを悟ったネズミは、ゾウのために、橋を直す決心をして・・・・・・。

避けられない「老い」や「死」を受け入れる強さを身につける過程が、丁寧に描かれている。読み進めながら、命は限りあるものという、当然だけれど日頃忘れがちな事実にあらためて心を揺さぶられた。
「死」=「怖いもの」「不幸」ではないということを、大人にも子どもにも、優しく、温かく伝えてくれる作品だ。
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