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作: さこ ももみ  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!
親子の1日は、こんなにもすばらしい!

夏の雨さんの公開ページ

夏の雨さんのプロフィール

パパ・60代・埼玉県

夏の雨さんの声

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自信を持っておすすめしたい 加古さんが遺してくれたメッセージ                掲載日:2018/5/21
だるまちゃんとかまどんちゃん
だるまちゃんとかまどんちゃん さく・え: 加古 里子
出版社: 福音館書店
 5月2日に92歳で亡くなった加古里子(かこさとしというひらがな表記での著作も多い)さんは絵本作家として生涯現役であり続けました。
 その証拠に2018年1月、「だるまちゃん」シリーズの新作3作を同時出版しました。この絵本は、そのうちの1冊で、残りは『だるまちゃんとはやたちゃん』、『だるまちゃんとキジムナちゃん』になります。
 加古さんが「だるまちゃん」シリーズの最初の作品となる『だるまちゃんとてんぐちゃん』を刊行したのが1967年ですから半世紀にわたって描き続けた作品群といえます。

 この作品でだるまちゃんの相手になるのは「かまどんちゃん」。
 「かまどん」といってもあまり知られていない存在だと思います。
 この子は東北地方の岩手や宮城で言い伝えられている、旧家のカマドに黙々と座ってその家の危険から守ってくれる火の守り神のことです。
 そのカマド神を加古さんは子どもの姿に変えて、描きました。
 しかも、この作品のだるまちゃんは三人の女の子とままごとの真っ最中。でも、ままごとのお料理がおいしくないので文句をいうと、かまどんちゃんを紹介されます。
 かまどんちゃんは料理も得意で、だるまちゃんは大喜び。
 そこに、何やら焦げくさい臭いがして、だるまちゃんたちは火事を発見して、見事に消し止めるお話です。
 かまどんちゃんはさすがに火の守り神だけのことはあります。

 この作品のおしまいで加古さんは「東日本大震災で被災された方々への鎮魂と慰霊、そして原発事故への警鐘の念をこめて作品とした」としたと記されました。
 まさに加古さんの最後のメッセージといえます。
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自信を持っておすすめしたい かこさとしさんが願った、ひろい世界   掲載日:2018/5/14
かわ
かわ 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
 5月2日に92歳で亡くなった絵本作家かこさとし(加古里子)さんが『だむのおじさんたち』でデビューしたのは1959年でした。
 かこさんが33歳の時です。
 子どもの絵本としてはダムというのは結構地味な題材だと思うが、月刊絵本「こどものとも」の編集長松居直さんは「泥くさいが暖かみがある」と採用を決定したといいます。
 かこさんの素晴らしさを松居さんが見抜いたということでしょう。
 そして、それから数年して描いたのが、この『かわ』という絵本です。
 1962年に「こどものとも」に掲載され、1966年に単行本として刊行されました。
 この作品はそのあと2016年に絵巻じたてで刊行されるほど、長い期間にわたって子どもたちに愛される作品になりました。

 「しぜんのできごとは、じゃまでいらないようなことでも、かならずどこかでかかわりあい、たすけあっているのがすばらしい」とかこさんはある文章に書いています。
 この『かわ』という作品こそそんなかこさんの言葉そのもののような気がします。
 「たかいやまにつもったゆきがとけてながれます。」、この言葉からこの絵本は始まります。
 描かれているのは雪が残る山の峰々。
 そこが川の始まりです。
 滝になって落ち、谷川になってくだり、ダムにせき止められ、木々を運び、岩を削り、土砂を動かし、田畑を潤し、人々の営みを豊かにしていく。
 そして、次第に町に流れ込んでいきます。

 川のおわりに「かわはすっかりよごれてしまいました」と書かなければならないことに、かこさんはつらかったと思います。
 だから、最後のページに真っ青な海を描いて、私たちにエールをおくってくれました。
 「ひろいせかいへー」と。
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自信を持っておすすめしたい 豆ごはん、大好き!   掲載日:2018/5/6
そらまめくんのあたらしいベッド
そらまめくんのあたらしいベッド 作: なかや みわ
出版社: 小学館
 星野高士さんの俳句に「そら豆のやうな顔してゐる子かな」と詠んだものがあります。
 季語は「そら豆」、夏の季語です。
 この俳句のような実際そら豆に似た顔の子供がいるようで、よく見たら人の顔に近い表情をした野菜だと思います。
 なので、絵本の主人公になってもおかしくはありませんし、読み手である子どもたちも「そらまめくん」には親近感がわくのも当然です。
 なかやみわさんの「そらまめくん」シリーズの人気が高いのもよくわかります。

 この絵本では「そらまめくん」のほかに豆科の仲間たちがたくさん登場します。
 えだまめにピーナッツ、さやえんどうにグリーンピース。ここまでは最初「そらまめくん」のお家のそばにいたお友だち。
 ある日、「そらまめくん」自慢のふわふわのベッドが傷んできて、新しいわたを探して出会ったのが、うずらまめにひよこまめ。それにスナップえんどう。
 こうみてくると、「そらまめくん」の仲間がたくさんいます。
 でも、厳密にいえば、さやごとたべるさやえんどうとさやの中の丸い実をたべる実えんどうとがあります。
 あるいは、つるをどんどん伸ばすものもいればそれほど大きくならないものもいます。
 花の形はよく似ていますが、少し色がちがったり、さやのふくらみ方がちがったりもします。
 でも、豆科の食べ物は美味しいし、栄養もたくさんあります。

 この絵本を読みながら豆の種類を勉強するのもいいけれど、八百屋さんで実物を見て(それから食べて)おいしさを実感するのもいいと思います。
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自信を持っておすすめしたい サンドイッチをつくってみよう  掲載日:2018/4/29
サンドイッチ サンドイッチ
サンドイッチ サンドイッチ 作: 小西 英子
出版社: 福音館書店
 おにぎりが好きか、サンドイッチが好きかと聞かれたら、私は断然サンドイッチだ。
 野原で開く弁当箱にはいっているおにぎりも素敵だし、中の具材がわからないのも興味がそそられるし、おにぎりが好きだという気持ちはないわけではない。しかも、きちんと整列した俵型のおにぎり(私の子供の頃は三角おにぎりではなくずっと俵型だった)のきれいなこと。
 しかし、そんなおにぎりの利点を凌駕するものがサンドイッチにはある。
 何よりも見た目がいい。
 おにぎりのように具材を秘匿する喜びではなく、具材をしっかり見せる楽しさ。私は特にタマゴサンドが好きで、白い食パンにたまごの黄色が実に合う。あるいは、トマトの赤、レタスやキュウリの緑。
 その点、おにぎりは昆布やおかかといったように、色が地味だ。
 サンドイッチは色こそ命、みたいなところがある。

 だとしたら、サンドイッチは絵本によく合う食べ物といえる。
 子どもたちがクレヨンのふたをとって、いろんな色を前にして、どんなサンドイッチを描こうかと迷っている姿は、どのサンドイッチから食べようかと迷っているところと重なる。
 小西英子さんのこの絵本、表紙はサンドイッチに使われる具材がふんだんに描かれている。
 どれを見てもおいしそうではないか。
 食べ物を描いた絵本でも物語でもそうだが、おいしそうなことが一番大切。
 表紙を見て、中をパラパラ開いて、生唾が出てくれば、まず間違いない。

 そして、絵本を開いて、サンドイッチを作っていく。
 もうたまらない。
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自信を持っておすすめしたい 自然とともに生きるということ  掲載日:2018/4/23
おせんとおこま
おせんとおこま 作: 飯野 和好
出版社: ブロンズ新社
 飯野和好さんといえば、代表作である『ねぎぼうずのあさたろう』のような独特な画法で人気の高い絵本作家ですが、その出発点はセツ・モードセミナーと聞いて驚きました。
 しかも、デビューが1969年の雑誌「anan」なのですから、さらに驚きです。
 今の絵風から「anan」とはどうも結びつかない。
 けれど、飯野さんの絵に対するこだわりが今に続く飯野さんの世界観になったのだと思います。

 この絵本はタイトルにあるように、山の峠の茶屋の娘おせんと「山渡り」の娘おこまの物語です。
 表紙絵でいえば、左がおせん、右がおこま。
 おせんは明るく元気な女の子ですが、まだここのつ。
 だから、茶屋の仕事を手伝っていますが、世間のことはたくさんは知りません。
 ある朝茶屋にやってきた一人の少女がかごやざると味噌や塩と交換するのもどうしてだろうと思います。
 少女の名はおこま。おせんのおじいちゃんはおこまが「山渡り」の子供だと教えてくれますが、おせんには「山渡り」がわかりません。
 「山渡り」というのは。山から山へと移りながら、猟や竹細工をしたりで生計を立てている人たちで、飯野さんは彼らの「野生動物のようなたくましさと、かれらの生きる力」に驚いたと、この絵本のあとがきのようなコメントに記しています。

 飯野さんはおこまに単にたくましさだけでなく自然と共存する、生きるものたちへのやさしさも描いていて、それがおせんにも理解されていく姿が、この絵本で描かれています。
 子どもたちにもそれが伝わることを願っています。
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自信を持っておすすめしたい 遠野の河童は赤いそうだ  掲載日:2018/4/10
えほん遠野物語 かっぱ
えほん遠野物語 かっぱ 原作: 柳田 国男
文: 京極 夏彦
絵: 北原 明日香

出版社: 汐文社
 私の世代、昭和30年代生まれであるが、で「かっぱ」といえば、水木しげるさんの『河童の三平』がすぐ頭に浮かぶ。
 あるいは、鳳啓介と京唄子の漫才コンビでよく京が相方の鳳に対して「カッパ」と罵倒していたことも思い出す。
 その当時かっぱには市民権があって、かっぱというだけでどういう形態の生き物(妖怪?)かということが想像できたものだ。
 現代の子どもはどうだろう。

 柳田国男の『遠野物語』を絵本にアレンジしてシリーズ化されていて、その中の一冊が「かっぱ」を描いた作品になっている。
 「遠野の川には、河童が多く棲んでい」て、この川に棲む河童は「他の土地と違って」顔が赤いという。
 こういう時の「赤」はなんとなく怖い。
 最初、川のふちに付いた河童の足跡を見つけた子どもの後ろにそおっと佇む赤い影などは本当に怖い。
 また別の言い伝えとして、馬にいたずらをしようとして捕まった(その容姿の割にはあまり強くないようだ)河童のそおっと差し出された赤い手は怖いけれど、村の人に二度といたずらをしないと約束して逃がしてもらった話など、なんだかかわいそうになる。

 あるいは、村の娘に生まれた河童の赤ん坊の話。最初は怖い話の気配がするが、その子を棄てにいった村の男が見世物にしてしまおうかと悪知恵を働かせるなど、もしかした人間の方が河童よりよほど悪い。
 この男に売られることなく、この赤ん坊はいなくなってしまったそうだが、河童であったのかもしれないが、その方がずっと仕合せだったにちがいない。
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自信を持っておすすめしたい 国際アンデルセン賞を受賞した角野栄子さんの絵本です  掲載日:2018/4/1
一年生になるんだもん
一年生になるんだもん 作: 角野 栄子
絵: 大島 妙子

出版社: 文化出版局
 この絵本の作者は、先日国際アンデルセン賞の作家賞に選ばれた角野栄子さんです。
 作家賞は日本人として、まど・みちおさん、上橋菜穂子さんに続いて、3人めになります。
 角野さんの代表作といえば、『魔女の宅急便』になるのでしょうが、たくさんの作品を書かれていますから、手にとってみるのもいいと思います。
 角野さんは受賞後のインタビューで「自分の言葉を持つことは世界を広くしてくれる」といい、「読書が子どもに与えるのは言葉」で、言葉は自分を表現するための力になると語っています。(3月31日付日本経済新聞朝刊)
 それは長い物語だけでなく、この作品のような絵本でも同じだと思います。

 この絵本では春に一年生になるさっちゃんという女の子の、入学前と入学式当日の様子を描いていますが、絵本ですがたくさん文字がある作品になっています。
 明日入学式という前の夜、たくさん星が出ている空を見上げながら、さっちゃんとお母さんが会話をする場面があります。
 何気ない三つの会話の中に、さっちゃんの一年生になる不安と期待と喜びが込められています。そんなさっちゃんにお母さんの答えも短いけれど、暖かいものです。

 きっとこのようにして幼い読者は言葉の力を自然と身につけていくのでしょう。
 一年生になったさっちゃんがこれから出会うだろうたくさんのことがらに祝福をおくりたくなるような絵本です。
 そして、そんな角野さんの文章に負けないくらい、大島妙子さんの絵も素敵です。
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自信を持っておすすめしたい あなたはどっちのくまが好き?   掲載日:2018/4/1
福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1)
福音館文庫 くまのパディントン パディントンの本(1) 作: マイケル・ボンド
絵: ペギー・フォートナム
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
 世界で一番有名なクマといえば、フィギアスケートの羽生結弦選手も大好きな、あの黄色いクマ、「クマのプーさん」だろうか。
 原作はイギリスのA・A・ミルンが1926年に発表した児童文学。
 実はもう一頭、世界中から愛されているクマがいる。
 それが、マイケル・ボンドが1958年に発表した、これもイギリスの児童文学である。
 日本で松岡享子さんによって翻訳されたのが1967年。
 以来、パディントンはプーさんにまけないくらいの人気者なのだ。

 このパディントンという名前はイギリスの駅名からつけられている。
 最初このくまをブラウン夫妻が見つけたのが「パディントン駅」のプラットホームだったから。日本でいえば、「シブヤ」とか「シンジュク」なのでしょうか。
 偶然出会ったこのくまはなんと英語が話せるのです。しかも、「暗黒の地ペルー」から密航してきたというのです。
 そこでブラウン夫妻は自宅にこのクマを連れて帰ることになります。
 いくら英語が話せるといっても、しょせんくま。
 やることなすこと、大騒ぎのたねをまいているようなもの。
 それでもブラウン一家は決してこのくまを家から追い出そうとはしません。
 なんとも幸福なくまであることはまちがいありません。

 それにしてもイギリスは児童文学の宝庫です。
 子どもの頃から、こんなにかわいいくまが何頭もそばにいるのですから。
 きっと「プーさん派」とか「パディントン派」とかあったりするのでしょうか。
 そうやって教室にたちまち騒動がおこるのも楽しそうです。
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自信を持っておすすめしたい 子供たちの不読率を改善するために  掲載日:2018/4/1
これは本
これは本 作・絵: レイン・スミス
訳: 青山 南

出版社: BL出版
 「不読率」という言葉があります。
 これは一ヶ月に本を一冊も読まない児童・生徒の割合で、平成28年度では高校生57.1%、中学生15.4%、小学生4.0%という数字が出ています。
 これに対して、この率を改善しようと目標値も掲げられていて、平成34年度に高校生26%以下、中学生8%以下、小学生2%以下という、かなり高い目標となっています。
 小学生の不読率の割合が低いのは、「朝の読書運動」効果だといえます。
 それでも、その運動が徹底されていない小学校があったりすると、しかもそれが大きな学校であればあるほど不読率は高くなってしまいます。
 さらに問題は学年があがるにしたがって、その率があがっていることです。
 もしかしたら、子供たちは本の魅力にはまって「朝の読書運動」をしているのではなく、仕方なくしているだけかもしれません。
 小さい頃に本にはまった人はいつまでもその癖が抜けないものですから、子供たちには出来るだけ良書を読んでもらいたいものです。

 この本はタイトルのとおり、本の絵本です。
 パソコンの得意なロバくんと本が大好きなサルくんの、奇天烈な本についてのやりとりが描かれています。
 本なんか知らないロバくんはマウスがなかったりスクロールができない本が不思議でたまりません。
 しかも、本にはたくさんの字があるではないですか。
 でも、読み始めると、時間を忘れるくらい夢中になってしまう、それが本。

 きっとこの世界には多くのロバくんがいます。
 ただちょっと本の面白さを知らないだけ。
 この絵本のロバくんのように。本に夢中になってくれればいいのですが。
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自信を持っておすすめしたい おすもう大好き女子のことを「スージョ」っていいます  掲載日:2018/3/29
りきしのほし
りきしのほし 作: 加藤 休ミ
出版社: イースト・プレス
 加藤休ミさんといえば、リアルなクレヨン画で有名ですが、人の表現というとリアルなものではなく、どちらかといえばヘタウマの範疇に入るのではないでしょうか。
 食べ物と人物、そのギャップが面白いともいえます。
 そんな加藤休ミさんがお相撲さんの世界を描いたのが、本作です。

 昨年来より大相撲はごたごたが続いていますが、それでも相撲が大好きという、いわゆる「スージョ」も台頭しているほど人気が高い。
 加藤休ミさんも「スージョ」なのかわかりませんが、好きでないとなかなかここまで描けないのではないでしょうか。

 主人公は「かちかちやま」という力士。
 絵の感じからすれば、若手というよりもうだいぶ年をくっているけれど、強くなれない、そんな力士です。
 ただ食べることだけは人一倍で、おやつにこっそり肉まん三個も食べるほど。(ちゃんこ鍋とか肉まんともなれば、加藤さんのリアルな筆の見せどころ)
 でも、いくらけいこをしても強くなれない。
 時には「やめようかな」なんて悩んだりしてますが、そのあとにこっそりアイスをなめたりしてるので大丈夫そうです。
 毎日けいこをかかさず、本場所を迎えます。
 さあ、かちかち山は勝てるでしょうか。

 おすもうさんというのは、まさに肉体勝負。
 加藤休ミさんの絵も、土俵上の勝負となれば、目線を変えたりしておすもうさんの動きをよくとらえています。
 料理でいえばシズル感でしょうが、おすもうさんなら汗感ですかね、やっぱり。
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