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作: いわい としお  出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!
かるた以外の遊び方もたくさん! 絵本から生まれたあたらしいかるた
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自信を持っておすすめしたい 思わず、じぇじぇじぇ   掲載日:2017/6/25
えじえじえじじえ
えじえじえじじえ 絵: 佐藤 可士和
字: 谷川 俊太郎

出版社: クレヨンハウス
 詩人谷川俊太郎さんが様々なアーティストと組んで作る「あかちゃんから絵本」の13作め。
 今回のお相手はクリエイティブディレクターの佐藤可士和さん。
 佐藤可士和さんといえば、キリンビールやユニクロのブランディングとか六本木の国立新美術館のロゴとかで有名で、『佐藤可士和の超整理術』とかの著作もたくさんあります。

 絵本といっても一人で絵も文も描かれる人もいれば、絵だけ、あるいは文だけという人もいます。
 特にそういう分業の場合、画家と作家は綿密な打ち合わせをするのでしょうか。
 それは楽曲を作る時もそうです。
 作曲家と作詞家。どちらのイマジネーションの方が先なのでしょうか。
 例えば阿久悠という昭和を代表するすごい作詞家がいましたが、阿久さんの場合は作詞が先だったのでしょうか、それとも曲があって、それに詩をはめていったのでしょうか。

 この絵本でいえば、谷川さんの詩が先にあったのではないかと思います。(違うかな)
 「すい/きーん/すぱん」「ンンンンカ/ムムムムタ…」みたいな、変な言葉が並んで、これに絵をつけられるかな、できるならやってみな、みたいな、何となく意地悪をしているみたいですが、谷川さんはこんな文にどんな絵がつくのか、自身楽しみにしていたのではないでしょうか。
 そういう弾むような感覚が、赤ちゃんにも届くのかもしれません。

 ところで、このタイトル、どんな意味なのでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 私、作る人。僕も、作る人。  掲載日:2017/6/20
おりょうりとうさん
おりょうりとうさん 作・絵: さとう わきこ
出版社: フレーベル館
 「私、作る人。僕、食べる人」という食品メーカーのCMが男女差別になると放送中止になったことがありました。1975年頃のことです。
 さすがにそういうことを今だに言う人はいないのではないでしょうか。
 むしろ、「僕」という人称語で呼ばれる男性で料理をしないという人の方が減ってきたような気がします。
 煙草を吸わない、子育ての積極的に参加、そして料理がうまい。
 そのあたりが今のカッコいい男性像ではないかしら。

 実はこの絵本の奧付を読むと、初版が1976年とあります。
 まさに冒頭のCMが問題になっていた頃です。
 そのなかにあって、お父さんの料理する姿をユーモラスに描いた作品を描いたのですから、作者のさとう・わきこさんの先見の明には感心します。
 なにしろ、この絵本でも最初は料理を作ろうとするおとうさんを嫌がって、お鍋やフライパン、それにじゃがいもやたまねぎの食材も逃げ出してしまうくらいです。
 それらをつかまえるために、おとうさんの「とくいの とあみ」というのがいいですね。
 今の子どもたちは「投網(とあみ)」そのものを知らないかもしれませんが。

 出来上がったカレーライスを食べようとすると、お母さんも子どもたちも「まずそうと逃げ出そうとするのですから、失礼なものです。
 お父さんは今度も投網でつかまえます。
 食べて、みんなはあまりのおいしさにびっくりです。

 このお父さんは今のカッコいいお父さんの先駆けのような人です。
 今頃、どんなカッコいいおじいちゃんになっているでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 見直したぜ、ナメクジくん  掲載日:2017/6/16
ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん
ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん 作・絵: 三輪 一雄
出版社: 偕成社
 いよいよ梅雨の季節になって、そうなるとかたつむりが頭に浮かびます。
 雨の中、紫陽花の葉にかたつむりがのろのろと歩んでいる。絵になります。
 それがもしナメクジだったら、どうですか?
 キャー、だ、だれか塩持ってきて! なんてことになるに決まっています。
 ナメクジに貝殻を被せただけで、ともしかしたら思っていませんか、かたつむりのこと。
 つまり、かたつむりはヤドカリのようにカラを取り換えることはないのです。
 あのカラの中には心臓とか肺とかとっても大切なものがはいっているのです。
 この絵本は「科学絵本」というジャンルに分類されているだけあって、そういうことも丁寧に書かれています。
 それでいて、絵はとてもかわいいのですが。

 この絵本はナメクジの話です。
 実はナメクジというのはかたつむりの進化したものだというのです。
 つまり、あの大きなカラを捨ててしまえばもっと自由になるに違いない、そう考えたかたつむりの一群がいたのです。
 もっと自由を! というわけで、そこから何世代も進化し続けて、カラをもたないかたつむり、ナメクジになったというわけです。
 なんだかすごいでしょ、ナメクジ。
 まるで「青年は荒野をめざす」みたいに、かっこいい。

 進化した果てにここまで嫌われるとは思っていなかったかもしれませんが、これからもさらなる進化をめざして、のろのろと歩きつづけていくのですね。
 この絵本はそんなナメクジくんへのエール本なのです。
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自信を持っておすすめしたい 豊かに生きる  掲載日:2017/6/16
ぼくのおじいちゃん
ぼくのおじいちゃん 作: カタリーナ・ソブラル
訳: 松浦弥太郎

出版社: アノニマ・スタジオ
 外国の絵本を読む基準というか動機は訳者に左右されることが多い。
 日本の著名な作家や詩人が翻訳をするケースがたくさんあるので、訳者名で読むことになる。
 この絵本もそうだ。
 元「暮しの手帖」の編集長で人気エッセイストでもある松浦弥太郎さんが翻訳をされたということで手にした。
 これが思いのほか、よかった。
 書いたのはポルトガル生まれのカタリーナ・ソブレルさん。
 1985年生まれというからまだ若い。
 若いけれど、人生の終盤期を迎えた「おじいちゃん」を見る目は確かだ。もしかしたら、この絵本の「ぼく」は著者自身なのだろうか。

 このおじいちゃんは時計職人だが、今は時計も見ないし、時間も気にしない。新聞さえ読まなくなった。
 おじいちゃんには予定もない。やりたいことや好きなことをしているだけ。
 誰もがそんな生活を夢みているはずだが、誰もが「おじいちゃん」になりきれない。
 おそらく「おじいちゃん」というのは年齢のことではない。
 ここで書かれている「おじいちゃん」は豊かに生きているという意味だろう。

 本読みのプロでもある松浦弥太郎さんならこの絵本の良さに気がついただろうし、ここに描かれている「おじいちゃん」の生活こそ松浦弥太郎的ともいえる。
 この作品は2014年にボローニャ国際児童図書展で国際イラストレーション賞を受賞してくらいなので、絵にもまたいい。
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自信を持っておすすめしたい やさい学、学べます            掲載日:2017/6/6
やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる
やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる 作: なかや みわ
出版社: 白泉社
 なかやみわさんの「やさいのがっこう」シリーズの、これが2冊めの本です。
 今回の主人公はピーマンくん。
 その前に「やさいのがっこう」について説明しておきます。
 この学校ではたくさんのやさいたちが「おいしいやさい」になるために勉強しています。
 先生は「なすびせんせい」。
 なんでも知っています。
 そして、この学校の卒業は「つやよし!」「いろよし!」「かたちよし!」の三つの「よし!」がそろった時。「合格シール」が貼られま す。

 ピーマンくんの隣の席のはくさいくんは「合格シール」を貼ってもらって卒業したのに、ピーマンくんはいつも居眠りばかり。
 しかも黄色いピーマンや赤いピーマンになる、変な夢ばかり見ています。
 ピーマンくんは自分の身体がどうして緑色をしているのかわかりません。
 そんな時勉強家のキャベツくんが「それでいいんだ」と教えてくれます。
 ピーマンくんが夢に見ていたのは、色鮮やかなパプリカたちだったのです。

 ピーマンとパプリカはよく似ていますが、別の野菜です。
 ただ全く違うかといえば、親戚のようなもの。
 トウガラシとかも親戚といえます。
 実はこんなお話が付録についている「食育しんぶん」に書かれているのです。
 絵本を読む前にこの「しんぶん」を読んでいると、子どもたちに質問されても心配ご無用。
 至れり尽くせりの「やさいのがっこう」なのです。
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自信を持っておすすめしたい まるでフランス映画のような絵本  掲載日:2017/5/22
いとしの毛玉ちゃん
いとしの毛玉ちゃん 作: 室井 滋
絵: 長谷川 義史 むろい しげる

出版社: 金の星社
 女優の室井滋さんと絵本作家の長谷川義史さんがタッグを組んだ絵本も、もう何冊になるのでしょう。
 ところが、今回はどうも長谷川さんらしからない絵のタッチ。まあパンチはあるのだけれど、どうもおしゃれ。
 よくみると、絵は「長谷川義史&むろいしげる」とある。
 どのあたりが長谷川さんで、どの辺がむろいさんなのかわからないが、きっとお二人わいわいがやがや、描いたにちがいない。
 だって、今回の話、結構シーンとなるんだけれど、まるでフランス映画を観ているようなんだもの。

 タイトルにある「毛玉ちゃん」というのは、すっかり年をとった体じゅう毛玉いっぱいのおじいちゃんネコ。
 最近飼ってもらっている家の人からほめられないので、隣のミーコと家出をすることになった。
 ミーコというのもおばあちゃんネコで、ミーコは子ネコを9匹も生んでおっぱいもだらーんとなってブラジャーをはめさせられていたりする。
 その二匹のネコが迷い込んだのが、年をとったおばあさんのところ。(毛玉ちゃんたちとおばあさんがベッドで抱き合っている絵は本当に素敵です。この絵を見ているだけで、生きててよかったみたいな、いのちの尊さを感じます)
 やさしくしてくれるおばあさんのために、二匹のネコは暖かいかぼちゃのスープを飲ませてあげようとします。
 そして・・・。

 最後のページを閉じた瞬間、また最初から読みたくなる、これはそんな絵本。
 このコンビの絵もまた見たいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 注文の多い絵本  掲載日:2017/5/15
おやすみ、ロジャー
おやすみ、ロジャー 著: カール=ヨハン・エリーン
監: 三橋 美穂

出版社: 飛鳥新社
 魔法のような絵本があると大評判になった絵本です。
 どんな魔法かというと、子どもたちが眠くなってくる魔法。
 きっと誰もが、えー本当? って思うのじゃないかな。
 そして、その効き目にびっくりするのでは。
 私には二人の娘がいますが、残念ながらどちらも大きくて、寝かせつけるということができないので、その効き目のほどを報告できません。
 ただ、読んでいる私は眠くなりましたが。

 昔の漫画映画なんかで懐中時計を目の前でゆっくりと振って、「眠くなる、眠くなる」と催眠術をかけるような場面がありました。
この絵本、それとよく似ています。
 例えば、こんな文章。
 「もっと力が抜けて、もっと気持ちが楽になる。もっとくたくたになってくる」。
 ほうらね、なんだか眠くなってきません?
 しかも、この絵本にはさまざまな注文がついているのです。
 「色文字の箇所は、ゆっくり、静かに読む」とか、【なまえ】と書かれたところでは読み聞かせているお子さんの名前をいれて読んで下さいとか。
 先程引用したところは、色文字になっていて、ゆっくり、静かに読むところ。
 ほうら、眠くなってきた・・・・。

 この絵本を書いてカール=ヨハン・エリーンさんは行動科学者で、そういう科学的な手法がこの絵本には散りばめられているそうです。
 快眠セラピストの三橋美穂さんが解説を書いています。
 眠ることは子どもだけでなく、おとなにとっても大切なこと。
 この絵本を枕元に置いて、「もっと気持ちが楽になる」なんて言っていたら・・・ぐーぐーぐー。
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自信を持っておすすめしたい ポテトチップスがダメなら自分でやるか  掲載日:2017/5/10
ごんごろ じゃがいも
ごんごろ じゃがいも 作: いわさ ゆうこ
出版社: 童心社
 最近驚いたのは、昨年の台風の影響でじゃがいもが不作になって、いくつかのポテトチップスの販売を中止するというニュースでした。
 今や私たちの食生活にポテトチップスは欠かせないお菓子なのです。
 だから大きなニュースになる。
 そういえば、台風で水につかったじゃがいもを昨年たくさん見たように思いますが、それが今頃影響してくる。
 ならば、自分で育ててみるか、と考えた人がいるかどうか、この絵本は子どもだけでなく、これからじゃがいもを育ててみようと考えている大人の人にも役立つようにできています。

 まずは予習。
 じゃがいもはナス科の野菜です。
 私たちが食べている、あの「ごんごろ」しているところは茎が膨らんだものなんですよ。
 本当の実はトマトみたいな形をしているそうです。
 ここまでが、予習。でも、この絵本にはちゃんとこの説明も載っています。
 トマトそっくりの実も絵で描かれていますから、一度見てみて下さい。

 じゃがいもは種ではなくて種イモから育てます。
 でも、地中の様子は見ることができません。何しろ土の中から顔を出すのは収穫の時ぐらいですから。
 見たい人のために、この絵本の作者いわさゆうこさんは丁寧な絵を描いてくれています。もちろん、地中の姿も。
 丁寧な絵ということでは、じゃがいもの花の絵も素敵ですよ。
 こんなきれいな花が咲くのですから、それだけでも育てる価値があるというもの。

 もちろん、収穫はもっと楽しみですが。
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自信を持っておすすめしたい まるごと一冊、長谷川義史くん   掲載日:2017/5/10
それゆけ!長谷川義史くん
それゆけ!長谷川義史くん 著: 長谷川 義史
出版社: 小学館
 大阪の南東部に藤井寺市があります。
 ここにはかつて近鉄バッファローズの本拠地藤井寺球場があったことは知っていましたが、何しろ小さな街で、市としては大阪で一番小さい。
 日本全国でも5番目に小さいぐらい。
 その小さい(きっと藤井寺の人は小さい小さい云うな、アホ! ぐらいはいうだろうな)街に、大きい絵本作家が暮らしている。
 その名は、長谷川義史。
 もしかしたら、今日本で一番人気のある絵本作家かもしれない。

 その長谷川さんがお友達の寿太郎さんを相手に、小さい頃のアホな話やお母さんとのしみじみ話や絵本についての真面目な思いを、しゃべくりまくったのが、この本です。
 まず書いておくと、大阪の人のDNAには吉本新喜劇とか松竹新喜劇といった笑いの毒素? が必ず入っているもので、つっこまれたらボケないといけないスイッチが作動するものなのです。
 長谷川さんの絵本にはその毒素がふんだんにはいっていますから、それを苦手にする関東の人も知っています。
 大阪出身の私としては、納得がいかないのですが。

 長谷川さんには単に笑いだけでなく、時にしみじみとさせるところもあって、そのあたりも長谷川さん自身藤山寛美に代表される人情劇松竹新喜劇に影響されたと告白しています。
 長谷川さんは小さい頃にお父さんを亡くされていて、その関係で名前を「義雄」に変えられそうになった話なんか、もうメチャクチャおもろい。
 そのあとで、お父さんの幽霊と出会ったり、ホロリともさせるのですが。

 まるごと一冊、長谷川義史ワールド全開です。
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自信を持っておすすめしたい 心を洗いましょう  掲載日:2017/4/30
14ひきのせんたく
14ひきのせんたく 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
 いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズはとても人気の絵本です。
 森に暮らす野ネズミの家族、おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん、そして10ぴきのきょうだい、全員で14ひき。
 この作品の素晴らしいところは、季節きせつのストーリーとその景色と色彩。
 野ねずみたちの視点が低いので、まるで読者も小さくなって森の中で遊んでいるかのような気分になります。

 この作品でいえば、季節は夏。
 雨がやんで森に夏の太陽が差し込んできたところ。
 家族の大せんたくが始まります。
 全体的に薄い緑が基調になった色彩になっていますから、読むには初夏あたりでも大丈夫。
 雨のあとのせんたくほど、気分がすっきりします。
 本当にこの巻ではきれいな緑が美しい。
 彼らがせんたくをする谷川の風景も、緑が映えます。
 普通だったら、水色あたりを使うような気がしますが、いわむらさんはそうはしなかった。
 緑色を使うことで、風の気分に満ちた世界になっているように感じます。

 14ひきは野ねずみですから本当によく似ています。
 よくよく見ると、それぞれに特徴があります。
 シャツの柄やパンツの色、帽子のかぶりかたとか。
 だから、時々文章のなかに名前をいれることで、読んでいる子どもたちは絵に釘づけになります。
 そして、名前のはいった野ねずみを見つけると、うれしくてたまらない表情をすることでしょう。

 いわむらかずおさんの「14ひき」シリーズは、心をせんたくする絵本なのです。
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