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夏の雨さんの公開ページ

夏の雨さんのプロフィール

パパ・60代・埼玉県

夏の雨さんの声

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自信を持っておすすめしたい この絵本は、ちょっと怖い  掲載日:2017/10/20
おともだちできた?
おともだちできた? 作: 恩田 陸
絵: 石井 聖岳

出版社: 講談社
 『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞を受賞した恩田陸さんが文を書いた、少しぶきみな絵本。
 どう不気味かというと、石井聖岳さんが描いた絵の表紙のどこかにそのヒントが隠れていますから、表紙だっておろそかにしないで。

 初めての町に引っ越してきた女の子の一家。
 外を見ると、なんだかぼんやり、どろっとしている町並みが続いています。
 パパもママも「ともだちと遊んで」とかいいますが、この町には子どもの姿も声もありません。
 ただ隣の犬がよく吠えるだけ。
 そんな町でも女の子にともだちができます。
 どんな?
 ママには見えない。パパは気づかない。隣の犬だけにはわかっているような、そんなともだち。
 この絵本は、ちょっと怖い。

 でも、ともだちってつくらないといけないのだろうか。
 ともだちができないことがまるでいけないことのようにいう人たちもいるけど、無理やりにつくることはないんじゃないかな。
 まして、できたともだちがこの絵本の女の子のようにとっても不思議なともだちだってあるだろうし、そして、そのことでママは泣いたり(この絵本の中でもママは本当に泣いている)するけれど、そういうことが当たり前だと思うこと自体、なんだか怖い感じさえする。

 この絵本はそんな当たり前の怖さを描いた、恩田陸さんの、ちょっと怖い話だ。
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自信を持っておすすめしたい 女の子に愛されて半世紀   掲載日:2017/10/12
ももいろのきりん
ももいろのきりん 作: 中川 李枝子
絵: 中川 宗弥

出版社: 福音館書店
 名作『ぐりとぐら』の作者中川李枝子さんが書いた絵本というより児童書の範疇にはいるだろう作品。
 そうはいっても、さし絵はあって、描いているのは中川李枝子さんの夫中川宗弥さん。
 1965年に初版というから半世紀も経っているが、読んだのは2014年に発行された112刷のもの。
 ここまでくれば、りっぱな古典といえそう。

 ある日るるこというちょっとわがままな女の子はお母さんからとても大きなもも色の紙をもらいます。ピンクと書かないのがいいですが、1965年当時はピンクとはあまり言わなかったのかもしれません。
 るるこはこの紙で大きなそしてりっぱなきりんをつくりました。
 最初はのりが乾いてなくてぐったりしていたきりんですが、るるこは洗濯ものといっしょに乾かします。
 すると、きりんはしっかりと動けるようになりました。
 でも、夜には長い首がじゃまをして、るるこの部屋に入り切りません。
 首だけ外に出していたら、今度は雨にやられてしまいます。
 また洗濯ばさみのお世話になって、きりんは元気になります。ところが、雨で少し色が落ちてしまいました。
 るることきりんはクレヨンの山に向かって冒険の旅にでていきます。

 ファンタジーといえばそうですが、この物語のるるこという女の子がとっても元気いっぱいなのが、この本の大きな魅力です。
 読者は女の子だと思いますが、るるこを見て、彼女みたいになりたいって思うんじゃないでしょうか。
 この物語には男の子は出てきませんが、男の子以上に元気はつらつのるるこが人気が続いている理由だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 私を育ててくれた本のこと  掲載日:2017/10/11
どんな絵本を読んできた?
どんな絵本を読んできた? 編: 「この絵本が好き!」編集部
イラスト: こうの史代

出版社: 平凡社
 子どもの頃に絵本など読まなかった。
 そもそも絵本があるような家ではなかった。
 作家や漫画家、あるいはミージシャンといった著名な(といっても名前の知らない人も多いのだが)57人の人たちが絵本の思い出を綴ったこの本の、最後に登場する翻訳家の柴田元幸さんの「どんな絵本も読んできてません」は、だからいっそう小気味いい。
 柴田さんは1954年でまさに同時代人で、「母親が枕元で絵本を読み聞かせてくれた」とか「児童書室でどれにしよーかなー」と迷ったことはないという。
 私もまさにそう。家には一冊の絵本もなかった。

 そんな劣悪な読書環境で育ったと思ってきた。
 だから、この本の中で何人かの人が「通ってた幼稚園では毎月絵本がもらえた」と書いていてなんと恵まれた子どももいたものだとうらやましくもあった。
 そういえば、私の場合、絵本ではなかったが小学館の学年誌を毎月購読してもらっていたことをふいに思い出した。
 毎月決まった日に本屋さんが配達してくれる雑誌をどれだけ楽しみにしていたか。
 それは絵本ではなかったが、その頃の学年誌には漫画だけでなく小さな物語もあっただろうし、それは特定の物語ではないにしろ、今の私を作ってくれた宝物のような存在であった。

 さて57人の世代も性別も違う人たちの、思い出の絵本といってもほとんど重なることがないが、人気の絵本作家がそれでもいる。
それが加古里子さん。「だるまちゃん」シリーズの絵本作家である。
 それと中川李枝子さんの『ももいろのきりん』を複数の人があげていたのが印象に残った。
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自信を持っておすすめしたい 「ともだち」といっしょに読みたい絵本  掲載日:2017/10/8
ともだち
ともだち 作: 谷川 俊太郎
絵: 和田 誠

出版社: 玉川大学出版部
 なんだか読んだことがあるとずっと思ってきた。
 きっと谷川俊太郎さんと和田誠さんがコンビの絵本がたくさんあるせいだろう。
 この本だって、そう。
 最初はいつもの感じで、「ともだち」の魅力が語られていく。
 「ともだちって いっしょに かえりたくなるひと。」とか「ともだちなら たんじょうびを おぼえていよう」といったように。
 そして、谷川さんの短い文章に和田さんの素敵な絵があって、それは何ページもつづく。

 ところが、途中でトーンが少しずつ変わっていく。
 「しかられた ともだちは どんなきもちかな」とか「ないしょばなしを されたら どんなきもとかな」といったように。
 そういった変調のあと、「すきなものが ちがっても ともだちは ともだち。」みたいな文章に変わっていく。
 そして、最後は和田さんの絵ではなく、障害を持った子や世界のどこかの貧しい国の子の写真に変わる。
 その時、この本は初めて読むんだと気がついた。

 そして、思った。
 この絵本は読者に考えさせる絵本なんだ。
 谷川さんはいろんな「ともだち」についてのことを書いてはいるけれど、きっと読んでいる私たち自身が「ともだち」ってどんな人のことなんだろうかとか、いじめをしたりいじわるをしたりすることはどんな気持ちなんだろうかとか、自分たちのまわりだけでなく世界中にいるだろうたくさんの人たちとどうしたら「ともだち」になれるんだろうといったことを、考える絵本なんだ。

 だから、きっとこの絵本は「ともだち」と読んだら、いい本にちがいない。
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自信を持っておすすめしたい 漫画で発想する  掲載日:2017/10/4
よい子への道
よい子への道 作・絵: おかべりか
出版社: 福音館書店
 「あるかしら書店」がブレークしている絵本作家ヨシタケシンスケさんの作品を読むと、絵本というよりコミックではないかと思う人も多いだろう。
 漫画と同じ表現方法で子どもたちに人気があるのはヨシケタさんが最初ではない。
 埼玉県浦和市(現さいたま市)に生まれ、今年(2017年)7月亡くなった、おかべりかさんなどはその先駆者かもしれない。
 おかべさんといえば、父である岡部冬彦さんは「アッちゃん」で人気を博した漫画家だったのだから、血は争えないといえる。
 漫画だから低級とかいう論は最近では成立しないが、それに至るまでにはやはりおかべさんのような作家の活躍があったからだといえる。

 この「よい子への道」は1995年に刊行されている。
 「よい子」になるために、してはいけないことを漫画仕立てに描いた作品集で、例えば冒頭の「学校へもっていってはいけないもの」として、「ことばづかいのわるい石」「ひげのはえるくすり」「超強力またたび」「じぶんとそっくりなロボット」という四例があがっている。
 それらがひとつの漫画風イラストで描かれていて、そこに登場する子どもたちの表情がなんともいえない。
 悪ふざけのようだが、屈託がない。きっとこの世界にはいじめとかもないのではないかしらん。

 おかべりかさんが描いたのはあくまでもおかべさんのアイデアだ。
 子どもたちに「学校にもっていってはいけないもの」を考えさせると、もっと突飛なものが出てくるような気がする。
 それをおかべさんも楽しみにしていたのではないだろうか。
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自信を持っておすすめしたい 孫こそチャンピオン                     掲載日:2017/9/18
わたしのおじいちゃんはチャンピオン
わたしのおじいちゃんはチャンピオン 作: カール・ノラック
絵: イングリッド・ゴドン
訳: いずみ ちほこ

出版社: らんか社
 私のおじいちゃんにあたる人は私の生まれる前に亡くなった。
 母方のおじいちゃんは記憶にあるが、縁が深かったとはいえない。
 だから、この絵本のようにおじいちゃんの背中におぶさったことも遊んでもらった記憶もあまりない。
 もっともこの絵本では女の子が主人公だからおじいちゃんであって、男の子の場合はおばあちゃんなのかもしれない。

 私の孫にあたる人はまだいない。
 孫ができるためには彼氏とか結婚とかいったステップが必要だが、その気配もない。
 自分の同年代の人たちがおじいちゃんになったとかおばあちゃんになったと聞くたびにうらやましいと思う。
 同時に、私なら孫を溺愛するのではないかと怖れもある。
 いや、その前のステップはやってくるのだろうか。

 この絵本のように「おじいちゃんはわたしのチャンピオン」と言われたいものだ。
 「おじいちゃんはえがおのチャンピオン」と称賛されたいものだ。
 そして、ひざの上において「ないしょばなし」をしたいものだ。
 と書いてきて、ふと気づいた。
 この絵本は子ども向けではないのではないか。
 私のようなおじいちゃん予備軍、あるいはおじいちゃんおばあちゃん正規軍向きの絵本ではないだろうか。
 この絵本を読みながら、離れて暮らしているお孫さんたちに思いを寄せる、おじいちゃんおばあちゃん向けの絵本ではないか。

 つまり、孫って、おじいちゃんおばあちゃんの小さなチャンピオンなのにちがいない。
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自信を持っておすすめしたい 時代を超える  掲載日:2017/9/8
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし 作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
 この絵本のことを知らない子どもたちはいないかもしれない。
 この絵本のことを知らない大人たちも少ないかもしれない。
 まして、絵本大好きなママさんたちはこの絵本が大好きだ。
 折り紙で「あおむし」君を作ったり、揃いの「あおむし」君Tシャツを着たりして。
 何より、この絵本の読み聞かせともなれば、読む方も聞く方も楽しくて仕方がないのじゃないだろうか。

 この絵本は仕掛け絵本というジャンルにはいるのであろうか。
 大がかりな仕掛けではない。
 「あおむし」君の食事と仕掛けがうまく重なって、仕掛けが何重にも面白く出来上がっている。このあたり、ページの中から子どもたちの歓声が聞こえてきそう。それってもしかしてもっとも大きな仕掛けだったりする?

 しかし、この絵本の本当の仕掛けはその色ではないだろうか。
 「あおむし」君の身体の緑ひとつとっても、その多彩さに目を奪われる。ましてや、成長してちょうちょになったその姿の豪華さはどうだろう。
 子どもたちのため息が聞こえるようではないか。

 おそらくこの絵本の魅力は何年経っても変わらないだろう。
 私たちがいなくなっても、次の親たちが、その次の親たちへと、そしてそれは新しい子どもたちにも間違いなく続くだろう。
 時代を超える。
 これがもっとも大きな仕掛けではないか。
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自信を持っておすすめしたい わたしの大好きな「おにいさん」   掲載日:2017/9/4
わたしのぼうし
わたしのぼうし 作・絵: さのようこ
出版社: ポプラ社
 絵本作家の佐野洋子さんは、エッセイでしばしば、幼くして亡くなった自身の兄について綴っています。当然佐野さんも幼かったわけですが、兄はやさしく、自分を守ってくれる白馬の騎士でもあったのでしょう。
 そんな気分がこの絵本にはあふれています。
 羊にかまれた「わたしのぼうし」を引っ張ってくれたのも「おにいさん」だったし、デパートでまいごになった時「わたしのぼうし」でわたしを見つけてくれたのも「おにいさん」だった。
 買い物に行くにも、とんぼとりに行くときにも、わたしの手をしっかり握ってくれたのは「おにいさん」。
 このように、この絵本に登場する「おにいさん」はとってもやさしい。

 絵本では、ある日汽車でおばさんの家に行く途中でわたしはお気に入りの帽子を風で飛ばしてしまいます。
 それでおとうさんがお兄さんとわたしに新しい帽子を買ってきてくれるのですが、わたしはなかなかなじめません。
 なじめない女の子の気持ちもいじらしくて、かわいい。
 それがあるきっかけで、また「わたしのぼうし」になるのですが、そのきっかけは絵本を読むお楽しみにしましょう。

 この絵本のようなことが佐野さんの小さい頃に本当にあったのかわかりませんが、きっと誰もがそんなふわふわした、甘酸っぱい思い出をもっているような気がします。
 表紙の「おにいさん」を見つめるわたしはまるで恋人を見つめるようでもあります。
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自信を持っておすすめしたい こんなワニ、見たことない  掲載日:2017/8/20
ワニくんのえにっき
ワニくんのえにっき 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: BL出版
 みやざきひろかず(宮崎博和)さんのことも、「ワニくん」シリーズも知らなかったのですが、シリーズというぐらいですから、かわいいワニくんを主人公にした作品がいっぱい出ていますから人気の高さがわかります。
 もともとみやざきさんは1984年に「ワニくん」シリーズの最初となる『ワニくんのおおきなあし』が第1回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞を受賞して、それをきっかけに絵本作家となったぐらいですから、「ワニくん」への思いは深いのではないでしょうか。

 この絵本はそんな「ワニくん」シリーズの一冊で、長い休みにはいったワニくんがつける絵日記の形式で進んでいきます。
 このワニ、ちっともこわくありません。顔が長くて、目は上の方についているのでワニには見えますが、何しろ体は肌色。それにワニのゴツゴツがありません。
 だから、とっともなつっこい。
 そんなワニくんが自分で設計図を書いて、自分でトントンして船を作ってしまいます。
 この船の上で「のんびり」長い休みを過ごすつもりが、あれ? 突然雨と風、嵐に巻き込まれて、あらら大変、海に流されてしまいました。

 でも、ワニくんには長い休みがあります。
 そのうちに港に着くだろうと思っていたのですが、なんと今度は大きなクジラに襲われてしまいます。
 さあて、ワニくんはどうなるのでしょう?
 長い休みだと油断していたら、ワニくんのようになってしまいますよ。
 まさか絵日記の宿題にワニくんのを丸うつしなんて、ナシですよ。
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自信を持っておすすめしたい 幽霊は女性詞?  掲載日:2017/8/1
おんなのしろいあし
おんなのしろいあし 作: 岩井 志麻子
絵: 寺門孝之
編: 東 雅夫(編)

出版社: 岩崎書店
 フランス語には男性詞女性詞があると聞いたことがあります。だとしたら、幽霊はさしずめ女性詞でしょうね。ちがうかしら。
 幽霊って青白く細面の美人が似合う。髪なんか長く垂らして、細い手首から手のひらをそっと差し出して、「うらましや〜」でないといけない。
 これが男性だと、大きな体で筋肉隆々太い声で「うらめしいぞ」なんて言われても、それはそれで怖いけれど、怖さの質が違う。
 怪談噺では断然女性だ。

 そもそも幽霊にが足がないというのがお決まりであるが、岩井志麻子さんが書いた「怪談えほん」は、女の白い足が怖さの源なので、そう言われてみれば、少年と呼ばれる年頃の男の子にとっては「女の白い足」はどきどきの対象であるに違いない。
 つまり、岩井志麻子さんが書いた「怪談」話は、官能に満ちたお話になっている。
 そういう話を絵本にしてもいいのかと思ってしまうが、岩井志麻子さんの作品群を見ていくと、彼女にそういう「怪談」を書かそうという意図が編集の東雅夫さんにはあったのかもしれない。

 そして、岩井志麻子さんが描いた官能を見事に絵にしたのが寺門孝之さん。
 ラスト近く、ベッドで眠る少年の身体に「女の白い足」がチョコチョコといたずらしている図なんて、官能×官能みたいになっている。
 でも、そんな風に読んでしまうのは、少年をとっくに過ぎてしまったからで、本当の少年ならただ怖い絵本と思うだけのような気もするが、どうだろうか。
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