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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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MAYUCLUB

ママ・40代・東京都、男の子17歳 女の子12歳

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自己紹介
息子が1歳になった頃から絵本の読み聞かせにはまりだしました。
現在その息子は小6、下に小1の娘がいます。今も絵本の読み聞かせを続けています。
子どもの通う小学校で読み聞かせボランティアをしており、地域外の小学校で司書として働いています。
好きなもの
インテリア、大好きです♪
ブログで絵本がたくさん置いてあるリビングを紹介しています。

どちらかというと、カジュアルな絵本よりも、定番の良書が好きです。
小学生向けの本だと、ファンタジーよりもノンフィクションのほうが好きです。

<好きな絵本>

バーバラ・クーニー 『ルピナスさん』
ドン=フリーマン 『くまのコールテンくん』
バージニア・リー・バートン 『ちいさいおうち』
キャロル・オーティス・ハースト 『あたまにつまった石ころが』

…etc
ひとこと
子どもが小さいころは絵本のレビューをたくさん書いていたものの、最近は子供も大きくなってきたので、絵本ナビさんから離れていました。
しかし、小学校で司書として働くようになり、小学生向けの読み物をいろいろ読むようになったので、簡単な感想を残しておきたいと思い、久しぶりに絵本ナビさんに戻ってきました。

今後は絵本だけでなく、絵本ナビさんではあまり見かけない、読み物のレビューも書けたらと思っています。

MAYUCLUBさんの声

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自信を持っておすすめしたい 今、日本が平和な理由とは?  投稿日:2018/08/23
ヒロシマのいのち
ヒロシマのいのち 著: 指田 和
出版社: 文研出版
高学年の子ども達に戦争関係の本を紹介したいと思い、読んでみました。

ヒロシマで被爆された方たちの体験談が書かれた本です。
いろいろな体験談が載っているので、長い本を読むのが苦手な人も、比較的読みやすいと思います。

ヒロシマに関する本はたくさん出版されていますが、この本を読むと改めて、戦争を体験した方々の生の声を聞くことが、どんどん難しくなってきている危機感を感じます。

今、日本が平和であることは、当たり前のことではありません。戦争でたくさんの方々が亡くなったこと、戦争は二度としてはいけないと語り続けている方々がいるからこそ、今の平和があるのだと気づかされます。

そうした世代から平和のバトンを受け継ぐことの重要性を、改めて認識させられます。子供たちは真剣に受け止めてくれるので、語り継いでいくことは大人の責任だと思っています。

原爆投下、終戦が8月ということで、学校ではなかなか平和教育について取り上げる機会がないだけに、身近な大人が積極的にこうした本を紹介していくことは、平和教育のひとつになると考えます。

戦争体験を知ることは、本を読むだけでは限界がありますが、全く知らないより、本からでも知ることができるなら、読んでいる方がいいです。
戦争体験者の方々にも、今の子供たちと同じように、大切な家族や友人がいたということを知ってほしいです。
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自信を持っておすすめしたい ビブリオバトルって何?!  投稿日:2018/08/23
ビブリオバトルへ、ようこそ!
ビブリオバトルへ、ようこそ! 作: 濱野 京子
絵: 森川 泉

出版社: あかね書房
学校での物語を通じて、ビブリオバトルとはどんなものなのかが書かれています。

この本を読むと、ビブリオバトルのことを今まで知らなかった人や体験したことがない人が、実際に自分がビブリオバトルを体験したような気持ちになるところがいいです。

物語の中で、紹介したい本の名前がいろいろ出てくるのですが、架空の本ではなく、実際に出版されている本が出てくるので、読者は「知っている!!」といった本の名前にたくさん出会えると思います。

物語だけでなく、ノンフィクションや科学の本などもたくさん出てきて興味深いです。

ビブリオバトルを通して、読書の幅が広がること、友達が紹介する本を読んでみたいと思う気持ちなど、知っていただけると嬉しいです。
そして、学校で実際にやってみたいと先生や司書の方々に提案し、実際にビブリオバトルを体験してもらえたらと思います。
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なかなかよいと思う 親子で読んで話し合いたい  投稿日:2018/08/10
永遠に捨てない服が着たい
永遠に捨てない服が着たい 著: 今関 信子
出版社: 汐文社
小4〜6年向けのノンフィクションです。

京都に住むカ岡部さんはカメラマン。とあることをきかっけに、ごみのことを考えるようになり、環境活動を始め、小学生の環境学習の時間を半年間担当することになります。

どうして環境活動に関心を持つようになったかに至るまでが結構長いですが、岡部さんと子供たちとの会話は必須です。京都弁の会話からは、子供たちが環境に対してとても熱心に考えていることが伝わってきます。

永遠に捨てない服とは?

この本を読むと、楽したいがために、地球のことを無視した行動をとることを改めなければと、反省させられます。

東日本大震災の翌年に出版された本ですが、数年たった今読んでも古さは感じません。小学生くらいの子供だと、真剣に受け止めてくれると思うので、親子で読んでもらい、一緒に環境問題について話し合い、自分のできるエコ活動をしてほしいなと思います。
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自信を持っておすすめしたい 生きること、好きな人に出会うこと  投稿日:2018/08/09
野うさぎのフルー
野うさぎのフルー 作: リダ・フォシェ
絵: フェードル・ロジャンコフスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
小1の娘のお気に入りの絵本で、よく「読んで!」と持ってきます。
読むのに20分くらいかかる字の多い絵本なので、子供が読むと言うより、親が読むほうが、この作品に流れる野生の生き物の人生のようなものが子供に伝わりやすいと思います。

フルーが逃げた道などが絵になっていたので、とんぼ返りを打って逃げたときに、においがなくなったことなどが娘にもよくわかったようです。

わかりにくいところは言葉でくどくど説明するのでなく、絵でわかるようになているところもすばらしい。

野生野うさぎの中にも、人間のように好きな人と出会い、別れ、再会するなど、ドラマがあることもわかります。そんなドラマはもっと大きくならないとわからないのではと思いましたが、この作品を読んでいると、とても自然なこととして、子供の中にフルーたちのドラマが入ってきます。

『しろいうさぎとくろいうさぎ』という絵本も、ウサギが結婚するお話しですが、個人的には『野うさぎのフルー』の方が読み応えがありました。ただし、一人で読むなら、大勢の前で読むなら『しろいうさぎとくろいうさぎ』の方が、読み手を選ばないのでいいと思います。

質の高い絵本です。石井桃子さんの訳も素晴らしく、親子でとても気に入りました。
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自信を持っておすすめしたい お蕎麦の作り方が書かれてある  投稿日:2018/08/09
からすのそばやさん
からすのそばやさん 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
そば打ち体験を小1の娘がやって数日後、たまたま図書館で『からすのそばやさん』を娘が借りたのですが、そば打ち体験でやったのと同じ、石うすでそばの実をひく絵や、そばの生地のこね方や伸ばし方、切り方など、細部に至るまで丁寧にリサーチして描かれた作品であることがよくわかり感動しました。
そばの作り方が書かれてある絵本なんて今まで見たことがありませんでした。そうしたものを、絵本の中でサラッと紹介してしまうあたりが、かこさとしさんらしいと思いました。そして、それらが実際子どもの心を打っているので、「さすが!」としか言いようがありません。

おそばだけでなく、いろいろな麺類を作ることになったのも、ユニークです。あれもこれもあるといい!というお客さんの声にこたえるオモチちゃん、その出てくる麺類の種類の多いこと!早速息子も娘も「○○ラーメンがいい!!」などと、数あるメニューの中からお気に入りを教えてくれました。

今までは、『からすのそばやさん』は、『からすのパンやさん』の続編の、数ある絵本の中の一冊だと思っていましたが、改めてじっくり読むことで、どの絵本もよく考えられて作られていることに気づかされました。かこさとしさんの仕事ぶりがよくわかる一冊です。

お蕎麦がどんな風に出来上がるのか、読み聞かせを通じて子ども達に知ってもらうのもいいですね。集団よみきかせでも使えると思います。
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自信を持っておすすめしたい 質が高い!!  投稿日:2018/08/05
もうひとつの Wonder ワンダー
もうひとつの Wonder ワンダー 作: R・J・パラシオ
訳: 中井 はるの

出版社: ほるぷ出版
『ワンダー』がとても面白かったので、こちらも読んでみました。

オギーが主役になっている作品を書かないこだわりや、他のキャラクターにもそれぞれの人生があるところが、とても興味深かったです。

特にいじめっこのジュリアンの話が一番心を打たれ、夢中になって読みました。本編とのかかわり方も面白く、『ワンダー』を読んだ人ならかなり夢中になって楽しめると思います。

3人の話は、好みがわかれるかもしれません。
私はシャーロットの話はイマイチでしたが、ジュリアンとクリストファーの話はかなり心を打ちました。

訳のセンスも素晴らしい。『グレッグのダメ日記』を訳した人が訳しています。この人に役をお願いしたほるぷはすごいなと思いました。
分厚い本ですが、会話のテンポがいい(今風で、ユーモアのあふれている)ので、時間さえあれば高学年でも読めると思います。オギーの人柄のよさ、ノリのよさもよく出ていて楽しいです。

オギーのあの性格は、オギーの両親の愛によって培われたのかなと思うほど。久しぶりに古典になりそうな本に出会えました。

まずは『ワンダー』を先に読み、そのあとに読むことをお勧めします。
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なかなかよいと思う 難民のことがわかりやすく描かれている物語  投稿日:2018/08/05
空にむかってともだち宣言
空にむかってともだち宣言 作: 茂木 ちあき
絵: ゆーち みえこ

出版社: 国土社
小学校の中高学年の子たちに勧めたくて読んでみました。

どちらかというと、女の子向けの本です。主人公のあいりのアパートの隣の部屋に、ミャンマー出身の女の子、ナーミンの家族が引っ越してきます。ナーミンは実は難民で、ミャンマーの国が危険な状態にあるため、日本に来ることになったのですが、その説明がとてもわかりやすかったです。

この本は、中学年だけでなく、本が苦手な高学年の子も読める内容だと思います。難民について、意外と大人も子供も知らないと思うので、親子で読んでも興味深いと思います。

日本にも国際結婚をしている家庭の子供が学年に一人はいる時代。
日本ではまだまだ難民は少ないですが、子ども達にはいろいろな国の子を、当たり前のように受け入れてほしいと思っています。明るい内容の本の中に、とても大切なことが書かれてあるので、学年を問わずに読んでもらいたいなと思いました。
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自信を持っておすすめしたい ヘビーな内容なのに温かい雰囲気  投稿日:2018/08/05
よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純
よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純 作・絵: 三枝 三七子
出版社: Gakken
高学年の子にノンフィクションを勧めてみたいと思い、読んでみました。

このノンフィクションを書いたのは、三枝三七子さんは、この本を書くまでは水俣病についてよく知らない方だったのですが、水俣病のことを本にしてほしいと言われ、この本を書くことになりました。

水俣病のことをよく知らない自分が、水俣病のことを語っていいのか・・・という筆者の葛藤と、原田先生の発言がマッチしており、原田先生の医師としての活動も素晴らしいのですが、筆者の伝えていく姿勢が、読み手の立場と重なり、強く共感できました。また、原田先生の人柄もとてもよく伝わってきます。

水俣病の名前は四台公害病として知っているけれど、患者や医師の目線で書かれた本を読んだことがなかったので、今もこんな風に苦しんでいる人がいること、つらい思いをするのは、いつも弱い人であることをズバッと指摘しているところは、東日本大震災と重なるものがありました。

子供向けに書かれた本で、こうした本音をズバッと書いてくれる本は嬉しいものです。学校で習ったことや、大人が言っていることが正しいとは限らないことを子供たちに知ってほしいので・・・

この本は、小学校高学年だけでなく、中学生にも読んでほしいです。
本の副題を見ると、読むのを躊躇してしまいそうですが、筆者の絵のあたたかさが、福田先生とマッチしています。挿絵が意外と多いのもいいです。カラーなのも素敵ですね!

親子で読んで、話し合ってみるのも素敵です。クラスのみんなで読んで、話し合うのもいいですね。読んでいて、すごく考えさせられます。

お医者さんを目指す人には、老若男女問わずに読んでほしい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 動物園好きな子ならハマります!  投稿日:2018/07/31
どうぶつえんの みんなの1日
どうぶつえんの みんなの1日 写真: 福田 豊文
文: なかの ひろみ

出版社: アリス館
娘が5歳の時に動物園で購入した写真絵本です。

絵本といっても、一冊が一つの物語になっているのでなく、見開きである動物の朝から夜までの生活が細かく写真と吹き出しで書かれてあります。

読む側は大変ですが、その動物の一日の生活とてもがよくわかりますし、作者がつけた吹き出しなどがとても面白く、読んでいてクスッと笑ってしまいます。

いろいろな種類の動物の1日があるので、全部読むと時間がかかるので、2種類くらいの動物の一日を読んであげたりしています。
こうすると、短い時間でも読んであげられますし、子供もどの動物の一日を読んでもらうか、選ぶ楽しみがあるので満足度が上がります。

写真が小さいので、学校などでの集団よみきかせには向きません。
親子での楽しい読み聞かせタイムの時に、おすすめです。
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なかなかよいと思う 少し物足りなかったです  投稿日:2018/07/31
雨ふる本屋
雨ふる本屋 作: 日向 理恵子
絵: 吉田 尚令

出版社: 童心社
子供たちから評判がいいので、私自身が読んでみました。

日本の作品にしては凝った作りなのですが、大人の私にはちょっと物足りなく、なかなか物語の世界に入っていけませんでした。
後半は面白くなっていくものの、そこにさしかかるまでが長く感じました。

ほかの読者の方も書いていましたが、エンデの『はてしない物語』や『モモ』を連想させる内容です。
けれど、エンデの作品のほうがずっと深いので、こちらは軽く感じてしまいました。(ごめんなさい)

ファンタジーが好きな、小学校中学年以上の子たちは楽しめると思うので、すすめたいと思います。
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