雨ニモマケズ 雨ニモマケズ 雨ニモマケズの試し読みができます!
作: 宮沢 賢治 絵: 柚木 沙弥郎  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
闘病生活のさなかに賢治が書きとめられたその言葉は、 作品として書かれたものではなく、 賢治の「祈り」そのものだった・・・・・・。
りひまるさん 40代・ママ

たくさんの人に
宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」こういっ…

恵里生(えりお)さんの公開ページ

恵里生(えりお)さんのプロフィール

その他の方・30代・東京都

自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理教室に参加する(世界の料理を作る)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事をおすすめします。

恵里生(えりお)さんの声

122件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい たらこの色気に気が付くひと時  掲載日:2017/7/28
ごはんのとも
ごはんのとも 文: 苅田 澄子
絵: わたなべ あや

出版社: アリス館
【内容】
小さい女の子が、朝、ひとり目が覚める。お腹がすいているが、両親はまだ寝ている。台所に行くとご飯がちょうど炊けている。冷蔵庫を開けると、ご飯のおかずになりそうな品物たちがあれこれ。さあ、どれにしようかな?

【感想】
まず、絵をよく見て楽しめる。ご両親の掛布団が朝ごはん関係だ。父は納豆、母はふりかけの柄。三人、川の字になって寝ている真ん中の娘は目玉焼きの布団。なんて愛されている、円満な家庭なのだろうか。
家の中の小物類も、是非とも目ん玉を皿のようにして観察して欲しい。意外なところに朝ご飯や食べ物に関する愛情が表現されている。家族も大事にするが、食べ物も大事にする食育一家である。

そしてご飯は、白米。ピカピカの銀シャリである。冷蔵庫の中身はいたって庶民的な、普通のおかず。私の家よりもお金持ちと見たが、おそらく誰でも一度は食べたことがあるものばかり。普通のスーパーで買えるものばかりである。そのため、絵本を読んでいる途中から、自分の家の冷蔵庫を開けて同じようなものを食べたくなる効果がある。日頃から食べ過ぎている人は、注意が必要である。

圧巻は、たらこ。たらこ嬢、と呼びたい。たらこがこんなにも色気のある存在だったとは、まるで知らなかった。不細工の代名詞だと誤解していた。たらこは、「うっふん と、横たわる」妖艶な熟女だったのである。そうなると、更に刺激的な明太子に至ってはどうなるのだろうか…ドキドキが止まらない。たらこ嬢だけで、このような魅力があるのである。他の連中だって、そうとう控えめに描かれているが、本来はもっともっと素敵な、絶叫するような素晴らしさであるに違いない。
たらこ嬢にばかり気持ちが囚われてしまい、早速、その日のうちに買い求めに走った。魅力というよりも、魔力のある絵本であった。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ド迫力!藪医者の真の恐ろしさを見よ!!  掲載日:2017/7/28
狂言えほん(4) かみなり
狂言えほん(4) かみなり 作: 内田 麟太郎
絵: よしながこうたく

出版社: ポプラ社
【内容】
天から落ちて、したたかに腰を打った雷様が、通りすがりの藪医者に治療してもらう。藪医者は、適当に元気よく針を打ち込み、奇跡的に直してしまう。そして、雷様に治療代をもらう代わりに、悪天候や異常気象をやめてもらうという約束をとりつける。
狂言の物語を、迫力満天の絵で再現した絵本。

【感想】
これは、スゴイ作品である。雷やお化けが嫌いな子どもは、トラウマになるかもしれないので、気を付けましょうね。スゴイ迫力です。雷の音が聞こえてきそう。
昔から「地震、雷、火事、オヤジ」という怖いものランキングがあるが、最近は雷とオヤジの恐ろしさは忘れ去られてしまっていた感があった。しかし、この絵本によって、雷とオヤジの恐ろしさが見直されると思われる。
しかし、一番恐ろしいのは、藪医者である。堂々とインチキ治療をして、厚かましく代金を請求している。絵に描かれている通り、どう見ても、遊びに行くとしか思えない「医者の道具類」であり、上手いのは口先だけである。
やはり都会でも仕事にあぶれる人は、それなりの理由があるのだろうな…
私は子ども時代からへそ曲がりだったので、きっと現役(の子ども)時代に、この絵本を見たのなら、仕事にあぶれる医者にいろいろな鋭いつっこみをいれていたと思われる。やはり生き抜くには、このように堂々と厚かましく、生命力をたくましくしないとやっていられないのだ。仕事ができなくても全く問題ない。世渡りと度胸と、ラッキーだけで生き抜いているような藪医者である。

このような現代にも十分に通じる藪医者の問題を、狂言を作った当時の人々がすでに提示していたことが、驚きである。
地震、雷、火事、オヤジの「オヤジ」とは、父親ではなく、「藪医者」を始めとするロクでもない大人だと、初めて分かった。大変勉強になりました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい シリーズ最終巻は、恥ずかしい出来心から…  掲載日:2017/7/28
不老不死の国? 吉野ヶ里
不老不死の国? 吉野ヶ里 出版社: 理論社
【内容】
中国の徐福という人が、秦の始皇帝に不老不死の薬を取ってくるともちかける。始皇帝は必要な物資などを徐福に与え、大船団を組んで送り出す。
徐福がたどり着いたのは、日本だったという。各地に残る徐福伝説や、古代日本と渡来人の関係などについて。
原作:たかしよいち  漫画:吉川豊
連載・世界発掘物語 :人類の祖先の発見、発掘。猿人などについて。

【感想】
物語の始まりが、セーラー服大研究を読んで、腹痛を起こした読書ドラキュラという、下らない事件というのが素晴らしい。吉野ヶ里遺跡とは全く何の関係もないギャグから古代ロマンの世界に至る。読者が話に入りやすいように工夫してくださっていると思い、涙がでる(笑)。

さておき、徐福伝説や渡来人と縄文人との関係など、興味深い話がたくさんあった。古代のことなので、よくわからない部分が多いのだが、そこが逆に魅力的でもある。漫画を見ていると、古代に、日本に住んでいた種族が、いつの間にか、外からやってきた民族にとってかわられたような印象を受ける。はたして、自分たちの祖先はいったいどういう経緯でこの土地に住む事になったのだろうか…果てしなく壮大な空想がひろがり、愉快な気分。
読み物は、猿人の発見についてかかれいていた。化石を発見してからが大変で、研究した結果を発表しても、学会の重役が認めないと、それが正しいものであっても却下されてしまうようだ。発掘作業や研究の大変さと、更に人間関係の大変さがよくわかった。考古学者も楽じゃないなあ。
このシリーズは、全8巻。最終巻に当たるこの作品は、いかにも歴史漫画の王道という雰囲気がありました。もっと別の古代ロマンについても読みたくなった。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい シュールな展開 前衛アート的  掲載日:2017/7/26
きゅうりさんととまとさんとたまごさん
きゅうりさんととまとさんとたまごさん 作: 松谷 みよ子
絵: ひらやま えいぞう

出版社: 童心社
【あらすじ】
きゅうりさんが、川のそばをお散歩していたら、靴が片方流れてきた。
これをお舟だと思ったきゅうりさんは、勝手に乗り込み、川下りを楽しむことに。
途中、とまとさんとたまごさんがやってきて…

赤ちゃん向けの、楽しい絵本。繰り返される擬音語のリズムが軽快。
全国学校図書館協議会選定 第28回「よい絵本」

【感想】
赤ちゃん向けの「よい絵本」は、どういう感じなのか興味があって読んでみた。
きゅうりさん、といっても、よくあるようなキャラクター化されている感じはなくて、
そのまま八百屋で売っているきゅうりをもってきただけの、きゅうりさん。
トマトさんも、たまごさんも、素材そのままで、本物感あふれる。
キャラクター化して、目鼻がついていないので、どこを見ているかわからない。それが、シュールで、想像力をかきたて、前衛芸術のような印象すら持った。

本気です。

可愛くキャラクター化していない事が、かえって、この作者の本気ぶりが伝わってきました。赤ちゃんや子どものご機嫌取りではなく、幼児によいものを与えようという真心が伝わってくるようです。
キャラクター化してしまうと、好みの流行があるから、古くなってしまう。敢てきゅうりはきゅうりのまんまだから、時代が流れても大丈夫。(古くなった絵柄には、レトロな魅力や懐古主義的な楽しみ方もあるが…)
話の流れが、妙な感じで、どこにたどり着くのかわからず、断片的な記憶を切り取ったような、意外さがある。
どう見ても、自分には前衛芸術のように感じられました。おどろきの絵本。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 権力を持った人間の、愚かさがうまく表現されています。  掲載日:2017/7/14
天にそびえるバベルの塔
天にそびえるバベルの塔 出版社: 理論社
【内容】
旧約聖書に描かれている「バベルの塔」の物語を、漫画でわかりやすく紹介。
地上では人々が同じ言葉で話をしていたが、一人の権力をもった男が、天にも届く巨大な塔を作ろうとした。神は人間の傲慢さにたいして怒り、人々の言葉をバラバラにしてしまった。言葉が通じなくなった人々は、それぞれ別々の国に散っていった。
漫画:吉川 豊

連載・世界発掘物語 文:たかし よいち 絵:小泉 澄夫
メソポタミア文明と、北京原人の話のあらまし。
チグリス川とユーフラテス川の周辺の土地は、古代に優れた文明が栄えていた。
※バベルの塔も、このあたりにあった、と言われているそうな。

【感想】
聖書の話は、文章だけで読むとよくわからないが、このように漫画でみると非常によくわかる。しかも、豊川氏は上手いので、人間の浅はかさ、愚かさ、ユーモアなどが実に生き生きと描かれている。歴史が好きな人にも、聖書を読んでいる人にもお勧めしたい作品。
バベルの話は、この作品の他にも絵本などがいくつか出ているようなので、合わせて楽しみたい。塔の形がいろいろあって、面白い。ミステリアスな興味をそそる。

メソポタミア文明は、水洗式トイレがあったり、独特の文字が発達していたりして、なかなか素敵な文明。かなり文化的な生活、都会的な生活ができていたのではないかと空想している。世界最古の図書館があったりして、かなり快適だろうな。
古代中国の文明についても、最後に少し。学生時代に学んだ世界の四大文明について思い出した。つっこんでみると結構、どの文明も面白い。絵が多いので、想像しやすくて、助かる!
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う シュールな話 でも娘に甘い  掲載日:2017/7/14
ぼうし
ぼうし 作・絵: 瀬川 康男
出版社: 福音館書店
【内容】
お馴染の桃太郎、金太郎、弁慶。昔話の主人公たちが、何故か帽子をかぶって支度をしている。さて、いつまでかぶっているのだろうか。そしてその顛末は?
芸術的な絵と、シュールな話の展開がステキな作品。

【感想】
桃太郎などに対しては、作者は遊び心、皮肉、ユーモアなどなど、容赦なく話を面白くする気持ち満々。その扱いが厳しい。しかし、最後に出てくる女の子に対しては、態度がまるっきり違ってしまう。全然、甘いの。なにそれ?よその男の子には厳しくて、自分の娘には優しい父親の、いやらしさを想像してしまった。
女の子には、甘いのよ。これに出てくる少女が作者の娘をモデルにしたかどうかは知らないけど、なんとなくそんな風に感じられてしまった。

さておき、クラッシックな雰囲気と、美しい絵、独特のユーモアがなんだか高尚な雰囲気を醸し出している作品。日頃からわかりやすい、庶民的な、ギャグマンガ風の作品に親しんでいる私にとっては、ちょっとハードルが高い作風でした。
頭がいい人が作っている感じがして、ついていけるかな?と正直思った。子どもの頃にも一度読んだことがあるけど、絵が怖いと感じて、あまり親しみが持てなかったのを思い出しました。特に、弁慶の最期が、怖い。

あれからずいぶんいろんな出来事があって、身体も大人になったけど、子どもの頃感じた違和感や、怖い感じは、そのまま。中身は成長していない自分を発見した。昔からある絵本は、自分の子ども時代の感情や思い出をリアルに思い出すきっかけになったりして、ちょっと怖い存在かも。
この作者の感性と、ユーモアのセンスは、未だにレベルが高すぎて、よく理解できません。でも、いろんな作品がこの世にあって、面白いと思う。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 70年代 こだわりのお洒落さん  掲載日:2017/7/14
イエペは ぼうしが だいすき
イエペは ぼうしが だいすき 作: 文化出版局編集部
写真: 石亀 泰郎

出版社: 文化出版局
【内容】
デンマークの少年、イエペは帽子が大好き。100個も持っている。しかし、一番好きなのは茶色の帽子。いつでもかぶっている。保育園に行ったり、家族と一緒に過ごしたり、雨が降ったり、いろいろあるけど、いつも帽子と一緒。
帽子大好き少年の日常を、写真で紹介する絵本。

【感想】
こんな小さいうちからマニア。たくさん持っている(集めている)けど、いつもかぶるのは決まっているというあたりも、こだわりを感じる。帽子マニアの少年は、今は40代くらいに成長していると思うけど、一体どういう人になったのだろうか?
マニアの心理を余すところなく表現している。たくさんあっても、使うのが少しだからといって、保管している帽子を捨てていいというものでもないのだ。持っている喜び、使う喜び、お気に入りと一緒にいる喜び。ご機嫌な帽子愛好家の、ウキウキした気持ち、コレクションを誇りに思う気持ち、カッコいい自分にほれ込んで得意になっている気持ち(ややナルシストっぽい)…いろんな表情が、写真を通して生き生きと伝わってくる。この表情を切り取った写真家の観察力、表現力も素晴らしい。

だから、こどもの物を勝手に捨ててはいけません。
本人の了解もなしに、邪魔だからといって、勝手に物を捨てる人があるけど、是非ともこの絵本を見て、本人の気持ちが大切だと学んでほしい。
個人の楽しみや、子どもでも個人を尊重している雰囲気がステキです。
そして、レトロな70年代の雰囲気も、しっかり堪能できます。いろんな楽しみ方ができる一冊です。
何かのマニアやこだわりをもつ人を理解するのにも、役立つと思いますよ。

私もこの少年の気持ちがよくわかる、共感できるので、何かのマニアだと思う。何のマニアなのだろうか…
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい いつの時代も、子どもは自分だけの秘密基地が欲しい!  掲載日:2017/7/14
ひみつのノック
ひみつのノック 作: 武鹿 悦子
絵: ミヤハラヨウコ

出版社: 佼成出版社
【内容】
コブタの一家の、長男プーは、毎日兄弟たちの世話にうんざり。誰もいうことを聞きません。プーは、古い毛布を持って、森の奥にある秘密の場所に隠れます。一人きりで快適。ドアも鍵もつけて、誰も勝手に入ってこられないようにしました。秘密を知っているのは、大好きなリスのキキちゃんだけ。
ある日、プーはお母さんに叱られて、秘密の場所に閉じこもりましたが…
コブタの兄弟の、元気いっぱい、楽しく明るい物語。

【感想】
私も兄弟があったので、一人きりになりたい気持ちはよくわかりました。上の兄弟は意地悪で身勝手だし、下の兄弟はワガママで何かあると親は全部私の「管理不行き届き」にしてしまう。本当に、理不尽で、うんざりしていました。
だから、仲のいい友達だけ、あるいは、私にとって都合のいい人だけがはいる事ができる秘密基地や、自分だけの部屋が欲しくてたまりませんでした。
この話に出てくる主人公の気持が、痛いほどよくわかります。兄弟がいるのは、面倒くさい。兄弟がいない人は、兄弟が欲しいということもあるけど、兄弟がい居ても必ずしも関係がうまくいっているとは限りません。うちなんか、仲が悪くて、逃げられないし、親の理不尽な対応もあって、一人っ子がうらやましかったですね。

やっぱり、このブタのように、一人で居られる場所を探して、どうにかして作ったりして、ほっと一息ついていました。
幸い、今は面倒な兄弟のいない一人暮らし。安心、安全、精神衛生も極めてよく、快適です。私は家庭環境が悪かったので、このお話のエンディングは、あまり納得いかない。そんなにうまくいくのかな?兄弟の仲の悪さは、後々まで引きずるもの。
でも、家族が仲がいい人たちは、このような感じがしっくりくるのかな?そこそこハッピーエンドなので、まず、無難な作品だとは思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こどもが大事にされなかった時代  掲載日:2017/7/11
絵本子どもたちの日本史 1 むかしむかしの子どものくらし
絵本子どもたちの日本史 1  むかしむかしの子どものくらし 出版社: 大月書店
【内容】
日本の歴史のなかで、こどもたちがどのような暮らしをしていたかを、わかりやすく絵本で解説するシリーズ(全5巻)
文:加藤 理 、野上 暁 絵:石井 勉
平安時代〜武士の時代へと変化していくまで。12才くらいの少女の目を通して、こどもの暮らし(仕事、生活、遊び、行事、医療、その他)を描く。

【感想】
始めの方に書かれている話で、かなりショックを受けた。当時は、子どもはよく死んでしまった(医療の不備、飢饉、戦争、病気など)ので、大人の方が大事にされていたという。追いはぎにあった母と子どもが、子どもがおとりになって殺されているうちに、母親が逃げた。それは、「子どもはまた産めばいい」という理由によるからだという。今とはまるで違った考え方で、驚いた。

とにかく、子どもを生むのも命がけ。お産で死ぬ人も多かった。生まれても、小さいうちにコロコロ死んでしまう。病気の原因がわかっていないので、神頼み、おまじないで治そうとした。身分の高い人と、低い人で全然生活の質が違う。庶民の子どもは小さいうちから働いている。勉強ができるのは、稀な事だった…などなど。
時代や生活の違いを知ると、今の生活が本当に楽になっているのがよくわかる。
昔の人は、その時代に対応して、知恵を絞って生きぬいてきて、今の私たちがあることが実感できた。大変な時代を生き抜いて、生き残ってきた歴史。人間はずいぶんしぶとい。この絵本を読んでいて、そんな感慨にひたりました。

絵本自体は、読みやすい文章と、昔の雰囲気が楽しめる素敵な絵。タイムスリップしたような感じです。
年表などの資料も充実しているので、調べものや研究などにも役に立つのではないでしょうか。よく工夫された作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 私だってカレーになりたい!  掲載日:2017/7/11
<よりみちパン!セ> カレーになりたい!
<よりみちパン!セ> カレーになりたい! 著者: 水野 仁輔
装画・挿画: 100%ORANGE/及川賢治

出版社: イースト・プレス
【内容】
カレーの研究家の水野さんの、カレーに至り、カレーにまみれ、華麗にカレーを作り、カレーの仕事をして、カレーのすべてを愛し、ついにはカレーになりたいことに気が付くまでの、人生のいろいろを書き綴ったエッセイ風読み物。
美味しいカレーの作り方も掲載しています。

豪華なカレーまみれマニア向け内容:カレーのレシピ、カレー関係書籍、貴重なカレー関係商品の写真、カレーのイベントの様子(実況中継風)…その他

【感想】
この本を読んでいると、カレーを作って食べたくなります。自宅でつくる普通の家庭のカレーでもよし、レストランで食べる本格的なカレーでもよし、または安くて便利なレトルトカレーでもよし、更に応用編でカレーうどんやカレー味のスナックでも…
果てしなく広がるカレーの世界に、めまいがします。
筆者のカレーに対する熱い思いがあちこちから伝わって来ます。まさに、カレーの伝道師。カレーを楽しむイベントを各地で開催したり、カレーのお店をやったり、カレーの研究をしたり…カレー道を驀進中。そのうち、本当にカレーになるのではないかと…本望でしょうねぇぇ。

カレーという、人生をかけて取り組むテーマに出会えた筆者は、本当に幸せです。ここまで打ち込んで、のめりこんめるものが、はたして自分の人生の中にあったでしょうか?何かやってみても、すぐに飽きたりして、あるいはちょっと難しい局面で簡単に諦めたりして、ほっぽり出してしまった歴史ばかり重ねてきた私は、彼の一途なカレー人生に触れ、大いに刺激を受けました。
いろんな事を広く浅くできる上、深く狭く追求することもできるのが、カレーなのです。それほど奥が深く、間口も広い。まさにカレーは宇宙。私もカレーの宇宙に飛び出してみましょう。まずは、甘口から。(辛いのは苦手)
参考になりました。 0人

122件中 1 〜 10件目最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 ... 次の10件 最後のページ

40作以上の児童文学が絵の中に!『本の子』翻訳者 柴田元幸さんインタビュー

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット