ぬけちゃった ぬけちゃった
作: スティーブ・アントニー 訳: せなあいこ  出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!
「スマホが手放せない」時代の子ども(と大人)へ……。 外の世界には、新しい冒険が待っている!

恵里生(えりお)さんの公開ページ

恵里生(えりお)さんのプロフィール

その他の方・30代・東京都

自己紹介
アートや本が大好きで、子どもの頃よりも、今、絵本を楽しんでいます。

膠原病患者です。
(混合性結合組織病、関節リウマチ、シェーグレン症候群)
その他、間質性肺炎、甲状腺機能低下症があります。

読書は安全に楽しめる趣味の一つです。
好きなもの
演芸(落語、講談、浪曲、手品、お笑い、大道芸など)
読書(いろいろな本を読みます)
図工(絵画制作、手芸なども)
アートセラピー
東京の街歩き、下町や銭湯巡り、昔風の建物見学
喫茶店・カフェ
料理教室に参加する(世界の料理を作る)
ひとこと
大人も楽しめる絵本を探しています。
図書館内のカフェや自宅でゆっくり、絵本を楽しみます。
絵本は誰でも楽しめるアートで、ちょっとした異空間に安全に旅行できます。
年齢に関係なく、いろいろな本を楽しむ事をおすすめします。

恵里生(えりお)さんの声

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自信を持っておすすめしたい 明るく楽しい食卓  掲載日:2017/10/4
イタリアのごはん
イタリアのごはん 作: 銀城康子
絵: マルタン・フェノ

出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
【内容】
イタリア、ローマとナポリの間くらいに住んでいる一家の食事。朝、昼、晩、間食、食事のマナー、四季折々の行事…など。
素朴で生き生きとしたイラストで、イタリアの普通の人々が楽しんでいる食事を紹介してくれる。

【感想】
朝食が、飲み物とチョコパイ(お菓子)。衝撃的でした。親に怒られそう。
一週間の食事の様子を見ていると、意外と野菜料理が多く、ヘルシーな感じもする。だけど、毎日ファミレスに通っているような感じもしてしまう。イタリアの人にとっては郷土料理なのだろうけど。
食事と食事の間が長いので、間食をしているけど、おやつになるようなものばっかりで、太りそう…イタリアのお料理は、魅力的だから、もし、自分がイタリアで暮らしていたら、簡単に今の倍は太る気がしてきた。

面白かったのは、「好きなものを40日間我慢する」という習慣。神様との約束だけども、我慢する代わりに何かお願い事を叶えてくれるというものでもないらしい。自分なら、願い事もして、是非とも満願の日には叶えていただきたい!!
(成就できるかしら。けっこうきつそうだ)

お昼は一家が集まって食べるとか、日曜日に親族が集まって食事を楽しむとか、親族同士の交流が多く、結びつきが強いという印象を持った。家庭料理が一番おいしい!と胸を張って言えるような感じがうかがえて、微笑ましい。
やっぱり素敵なところ。ぜひ、行ってみたい!!
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自信を持っておすすめしたい 憲法くんと、友達になりました。  掲載日:2017/10/3
憲法くん
憲法くん 作: 松元ヒロ
訳: 武田 美穂

出版社: 講談社
【内容】
日本国憲法を、キャラクター化して、紹介してくれる絵本。
憲法くんの生い立ち、年齢、性格などがとてもわかりやすい。
舞台で演じられるお芝居と、自己紹介だと思って、気軽に憲法を知ることができる。
巻末には、絵本の元ネタの、松本ヒロさん(芸人)の言葉と、日本国憲法の全文が載っている。

【感想】
社会の大事な事をわかりやすく学べる、素敵な絵本。
コントだと思って読めるので、気楽に親しめる。素朴な絵が、素晴らしく、憲法くんの言葉の裏にあるいろいろな状況や気持ち、昔の人々が未来の人々に託した思いなどが感じられて、感動しました。

憲法については、いろいろな意見や考え方もあり、現在の世界情勢や国内情勢など様々な問題があります。難しい問題だと思いますが、でも、私たちは、自分の国のことですから、きちんとこの国の決まりについて知っておかなければならないと思います。
しかし、大人向けの本は、なかなか難しい。憲法について、特別な教育を受けていない庶民でも、楽しく明るく学べる工夫がしてあって、作者の善意を感じました。
まず、内容を知る事が大事。この絵本は、年齢問わず、楽しんでいただきたいお思います。
実際の、舞台にもぜひ、行って見てみたい。素晴らしい作品を、ありがとうございました!
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自信を持っておすすめしたい どこかで聞いたことがあるような…?  掲載日:2017/9/18
狂言えほん(1) ぶす
狂言えほん(1) ぶす 作: 内田 麟太郎
絵: 長谷川 義史

出版社: ポプラ社
【あらすじ】
ケチな主人が外出するというが、今回はお供はナシ。太郎と次郎は留守番を仰せつかったが、厄介なことに猛毒の「ぶす」を預かることになった。ぶすの入った容器の上を吹いた風にあたっても死んでしまうという。恐ろしいものであるが、主人は持っていても平気だった。不審に思った二人は、ぶすを調べていようと思い立つが…

狂言の「附子」を楽しくアレンジした絵本。

【感想】
長谷川氏のファンキーで大胆な絵が躍動する、愉快なお話。
最初に出てくるケチな主人の絵がふるている。本気でケチであることがよくわかる、絶妙な表情。そしてこの主人があり、この従者がある。類は友を呼ぶ。愚かな人には愚かな人が寄ってくる…ずるい人にはずるい人が(以下略)
言葉は狂言の雰囲気をそのまま伝えるように、独特の言い回しを活かしていて臨場感がある。それにしても、この話は、いい年こいた大人が3人も出てくるのに、妙な塩梅になってて、本当に滑稽。狂気ともいえる。「気はたしかか?」とつっこみたくなる。太郎も次郎も、暇な上に、体力が有り余っているし、好奇心が強いのだろう。こんな従者、部下がいたらさぞかし大変だろうなあ。

この絵本はギャグマンガだと思って読める。古典というと、近づきがたい、おそれおおい、難しいという印象があるが、これは見事にその苦手意識を打ち破る。画期的な絵本だ。面白いので、本物のぶすも見に行こうと思えてしまう。
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自信を持っておすすめしたい ぶすとは、トリカブトのことだそうで…  掲載日:2017/9/18
狂言えほん ぶす
狂言えほん ぶす 作: もとした いづみ
絵: ささめや ゆき

出版社: 講談社
【あらすじ】
ケチなご主人様が、用事があって出かけるという。太郎と次郎(召使)は、二人とも留守番をすることになった。主人は「ぶす」という猛毒を二人に渡し、決して近づくなと念を押して注意する。
主人が出かけてしまった後、二人はぶすを開けてみるが…

広く知られた狂言の演目を、素朴でのびやかなタッチの絵で再現した作品。
巻末に狂言についてのミニ講座、野村萬斎氏による演目の解説付き。

【感想】
一休さんのとんち話や、民話など、どこかで似たような話を聞いたことがある気がする。話のスジが面白く、つっこみどころが満載。絵を見ながらひらがなで書かれたセリフやお話をじっくり読んでいると、狂気としか思えない展開になっていく。これを舞台でやったら、相当面白いだろう。コント…狂言はコントのご先祖様かもしれない。
太郎冠者と次郎冠者が、双子みたいな感じ。二人ともいい年こいているはずなのに、子どものような感じで、戯れあっている。登場人物が全員、変人で癖が強い。
一番好きな場面は、太郎がぶすを見て「くろくて、どんみりとしていて、うまそうなものだ」というところ。さっきは猛毒だからといって怯えまくっていたのに、見た瞬間、うまそうだという。毒を食べてみようというのは、好奇心からか、それとも現実の生活が暇でつまらないからスリルを求めたのか。本当は早く死にたかったのか、どうしちゃったのだろうか。
その後、主人の大事にしている掛け軸を破いたり、高価なお茶碗を割ったりするあたりが、実に生き生きとしていて、普段からこの家の主人からどんな扱いを受けているかわかる気がする。昔の人は、この演目を見て、きっと胸がすくようなさっぱりした気持ちになったのだろう。身分の縛りがあった時代のことがしのばれるが、今もきっとすっきりする人が多いはず。
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自信を持っておすすめしたい 悪いことをすると、「食材」になっちゃうよ  掲載日:2017/9/18
地獄めぐり 鬼の大宴会
地獄めぐり 鬼の大宴会 作: 沼野 正子
出版社: 汐文社
【あらすじ】
地獄めぐり3作品の、最終章。今回は八大地獄の最後の3つ、「焦熱地獄」と「大焦熱地獄」、「阿鼻地獄」をご案内。生前、食べ物を粗末にしたり、悪いことをした亡者は、鬼に痛めつけられた上、食材になって鬼に食べられてしまう。運よく逃げ出したとしても、別の地獄が待っている。しかし、お地蔵様が助けに来てくれる事もある。…そんな地獄の様子を、見学し終わって、キクマロとミルメは無事にお寺に帰る。

【感想】
これを見ると、悪いことは絶対にしなくなると思われる、トラウマになりそうな恐ろしい場面が、適度に汚い感じの素敵な絵で丹念に執念深く描かれている。地獄、啓発運動に役立って、作者もあの世に行く時は、功労者として優遇されるのだろう。
今回は、亡者を使ったお料理教室。亡者は切り刻まれ、ミンチにされ、いろんな料理になっていた。ハンバーグやつくねを見たら思い出しそうだ。最近、この絵本の影響か、お肉売り場に行くと、亡者が解体されて並んでいる気がして、肉を食べる気にならない。ダイエットしたい人は必読。人間で料理を作ると、おぞましい感じがするが、実は、人間は他の動物でこのような無残な、残酷なことをしている。動物を殺して食べている。楽に死ねるように、必用だから殺すなら、まだしも、わざわざ生き物を苦しめたり、残酷な方法で殺したりしている。この絵本を見ると、人間は全員、地獄行きのような気がした。

地獄は、間接的に苦しみを与える刑罰も充実している。人の子を殺した人は、自分の家族が目の前で怪物に食われるのを見る罰を受ける、という。私は、この刑罰の効果についてはちょっと疑問。本当に自分勝手な場合は、例え身内が殺されてもなんとも思わないのでは。むしろ、邪魔者が消えたと喜んでいる人も多いかも…そういう場合は、別の地獄にいくのかしら。適材適所で。
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自信を持っておすすめしたい 愉快で素朴。どこに行っちゃうのかわからないスリル。  掲載日:2017/9/18
おばけのバーバパパ
おばけのバーバパパ 作: アネット・チゾン タラス・テイラー
絵: アネット・チゾン タラス・テイラー
訳: 山下 明生

出版社: 偕成社
【あらすじ】
フランソワ少年の家の庭に、変な生き物が生まれた。おばけのバーバパパである。二人はすぐに仲良くなったが、バーバパパは体が大きすぎて受け入れてもらえない。仕方なく、彼は動物園に行くが…
自分の居場所がわからず、自分自身のこともよくわかっていないおばけの町内一周冒険絵本。

【感想】
名作キャラクターで、今も売れているバーバパパの原点になる絵本。外国の軽快な雰囲気が味わえる。こんなお話だったなんて、知らなかった。
庭で突然生まれたところが、ファンキーで素敵。動物園でいろいろやってみたけど、「だれもわかってくれません」という寂しさ。いきなり生まれたので、家族や友達もいなくて、自分が何者なのかもわからないまま社会に出てしまった。その切なさや寂しさが表れている。意外と、含蓄深い話だった。
最終的にはハッピーエンドに終わるのだが、単純な物語のなかで、いろいろな事を考えさせられるような気がする。浮き沈みの激しいおばけである。

絵が面白いし、話もどこに向かっていくのかわからない面白さ。何度読んでも楽しい気分になれる。
私はこの本を図書館で借りて読んだのだが、たくさんの人に読まれているようで、ぼろぼろになっていた。多くの人が、年齢問わず楽しいでいて、今も好きな人が多い理由がよく分かった。
絵本だけど、外国のお洒落な漫画みたいな雰囲気もある素敵な作品です。温かいお話で、誰にでもおススメします。
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自信を持っておすすめしたい 漫画を読む気軽さで、日本の技術の歴史がわかる  掲載日:2017/9/18
日本のもと 技術
日本のもと 技術 監修: 山根 一眞
出版社: 講談社
【内容】
古代の人類が火をおこすところから、未来の技術までを軽快な対談と、ギャグ満載の漫画で紹介してくれる。火、稲作、建築、水道、産業革命。車やバイクなどの開発者、インスタントラーメン、シャープペンなど、意外なものが日本で開発されている。インターネトや原発、宇宙開発など、充実した内容。

【感想】
広く浅く、わかりやすく楽しく学べる一冊。
対談形式…とはいえ、お亡くなりになって久しい人が多い。人物が特定できない場合は、「原始時代のおじさん」とか「大仏を作った大工さん」などの、日本代表(仮)とお話して、当時の状況をリアルに聞き出している。
読者を飽きさせない工夫がいたるところにあり、最後まで興味をもって楽しんで読める。内容が充実している割には、難しい専門用語などがないので、理数系に弱い人でも全く問題なく理解できます。私もその一人ですが、ギャグマンガを読む気軽さで、日本の数々の歴史を変えていった技術について理解できた。

日本には世界に誇る事ができる素晴らしい技術者が多い。法隆寺の五重塔をはじめとして、相当昔に作られたものには、人類の英知が詰まっている!
その場にあるもので、外国の技術も取りいれて、更に改善し、職人さんが工夫に工夫を重ねて根気よく丁寧な仕事をした結果、素晴らしいものが残っている。
もっと自分の国の建築物、製品、職人さん、文化などを誇りに思いたい。

しかし、まだまだ分からない事が世の中にたくさんある事にも気が付く。例えば「クラゲが光るしくみ」などは、まだ解明されていないという。できる事とできない事がたくさんある世界に、改めて気が付いた。
クラゲが光る仕組み、誰かわかったら、ぜひ、教えてください。
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自信を持っておすすめしたい SF作品と言いたい、スゴイ話だ!  掲載日:2017/9/8
文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(9) 宇宙怪人
文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(9) 宇宙怪人 作: 江戸川 乱歩
絵: 藤田 新策

出版社: ポプラ社
【あらすじ】
東京の空に空飛ぶ円盤が現れた。さらに、宇宙人に誘拐された人まで発見され、世界各地にも同様の事件が発生し、世間は大騒ぎになる。少年探偵団の小林団長、ならびにチンピラ別動隊の面々は、これらの事件の真相を解明すべく活動を開始するが…
宇宙人と少年探偵団との対決が始まる。

※1953年、少年向け推理小説の9作目として雑誌に発表された作品。
(光文社「少年」)

【感想】
宇宙人が発見され、世界各地にUFOや宇宙人騒動がまここったというから、怪人二十面相シリーズとは違う作品かと、つい思ってしまった。
80年代のオカルトブームのような、怪しい雰囲気があって、当時のアヤシイテレビ番組をいろいろ思い出した。

挿絵があるものの、宇宙人の様子などを自由に空想できる余地があり、楽しい。宇宙人が地球人を誘拐しようとする場面など、ややコントみたいな展開になっているような気もしないではないが、登場人物たちは真剣にやっているので、温かく見守った。テレビや新聞などにも、宇宙人来襲のニュースがでかでかと出てしまったりして、話がどんどんデカくなっていき、収拾がつかなくなるのでは?と思ったが、さすがは乱歩先生。最終的にはきれいに収まっていた。
SFと思いきや、最後はちゃんと探偵ものとして落ち着いたので、私も落ち着きました。説明しがたい魅力と面白さがある物語。
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自信を持っておすすめしたい 桜に「お仕えする」実直な職人の、素敵な姿  掲載日:2017/9/8
桜守のはなし
桜守のはなし 作: 佐野藤右衛門
出版社: 講談社
【内容】
京都の植藤造園の16代目、佐野藤右衛門が語る桜を守る活動を写真で紹介する絵本。
桜が咲き終わってから、一年間の桜との付き合い。珍しい桜の写真、桜守の七つ道具。
桜と人との歴史が、温かに語られる。

【感想】
地道な努力を続けて、愛情深く桜とその周辺の自然や歴史、文化を守っていく
姿に感動した。このような人がいる事を知り、誇りに思う。
まるで桜が繊細で高貴な人のようで、桜守の佐野さんはその従者のような印象を受けた。
本当に桜が好きで、深い愛情をもって丁寧に毎日を積み重ねている職人の充実した人生が
温かに語られる。素晴らしい仕事をしているのに、決して偉ぶらず、素朴な人柄がかっこいい。

この写真絵本は、簡単でわかりやすい言葉で、深い内容が語られている。
桜の生命力を感じさせる迫力のある写真、繊細さや可憐さを感じさせる写真など、写真も
とても魅力的だ。
何度読んでも心が清々しくなり、癒される。年齢問わず、多くの人に是非とも読んでもらいたい一冊。
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自信を持っておすすめしたい 吃音の著者が書いた、吃音の少年の物語  掲載日:2017/9/8
僕は上手にしゃべれない
僕は上手にしゃべれない 著者: 椎野直弥
出版社: ポプラ社
【あらすじ】
吃音の男子中学生が、入学してから弁論大会に出るまでの物語。
小学校では一人も友達ができなかった少年は、吃音という症状を抱えていた。言葉がでなかったり、つっかえたりして、滑らかに話せない。絶望的な気持ちでいる少年は、ふと放送部に興味をもった。そして放送部を訪れて…
周囲の人の温かい気持ちに支えられ、少しずつ前進していく中学生の物語。

【感想】
作者自身が吃音を経験しているためか、吃音で悩む少年の気持ちや、状況が非常に生々しく伝わってくる。入学してすぐ、クラスのみんなに自己紹介をする場面では、結局、人前で話すことができず、仮病を使って逃げてしまう少年。その場面が、まるで読者の自分が少年になったかのような臨場感があり、心がいたく、吃音者の苦しみが感じられて、泣けてきた。
これは、物語だけども、吃音という困難を体験した気がした。少年が「まともに自分の名前すらいえない人を雇う会社はない」と、自分の将来に絶望する場面などは、本当に苦しくて、読み進めるのがつらかった。もし自分がそうだったら、将来を悲観してぐれたり、引きこもったりするだろう。少年が言葉につまり、つっかえながら、自分の言いたい事を一生懸命に話すシーンが、ひとつひとう丁寧に描かれていて、私は読みながら、少年がさいごまで話し終えるのを、ずっと真剣に待っていた。少年がバカにされて逃げ出すシーンでは、バカにしたやつらをぶん殴ってボコボコにしたい衝動にかられた。読者という一歩引いた立場ではなく、思わず感情移入して、いろんな場面で登場人物と一心同体になって、「経験」してしまった。

吃音は障害と認められてもいいのではないか。物語が終わった後、吃音の他にもたくさんある障害に思いを馳せた。
だれもが安心して勉強し、働き、暮らしていける社会が必要だ。
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