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夏休みにひとりでいると、もしかしたら
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投稿日:2003/07/18 |
暑い夏、かんたはひとりでおもしろくないなあと思って、でたらめのじゅもんを口にしたとたんに、ひんやりした夜の妖怪の世界へ、まぎれこんでしまいます。でも、そこで出会った不思議な友だちは、魅力的です。
6歳だった彼女は、すぐ近くの神社にちょっと行ってくると言い残し、じゅもんを言いに出かけました。何か起こるものと思っていたのに、何も起こらなかったので、どうしてきょうに限って起こらないんだろうと言ってました。その後も何度かチャレンジしたようですが、結果は同じで、まるで、最後のページのかんたの気持ちになっていたようです。
7歳の彼は、かんたになりきって、妖怪は、ある時は鬼のように怒り、ある時は妙にやさしくなり、ある時は涙もろくなる母で三役まとめてまかなって遊んでいます。
夢と現実の違いがはっきりわかってくる年齢になっても、ときどき読んでみたくなる1冊のようです。
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どきどき、わくわくって書いてないけど
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投稿日:2003/07/09 |
入学がいよいよ近づいたころ、彼は、なんだか胸がどきどきするって何度も言ってました。一年生、いちねんせい、どっきどき、わくわく、そわそわ、きゅん、学校という名前のついたところへ、初めて足をふみいれたときの気もちがせまってくるのは、「せんせい」、「なまえ」。
彼女は、「あいしてる」が気にいってるというか、気になってるというか。この詩が、別の本に別の絵で出ていたけど、なんだかちがうかんじがするって言ってました。私は、[いちねんせい]だから、この絵がふさわしいように思いました。
絵が詩によりそって、詩集ではなくて、絵本になったいとおしい気もちになる本です。
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カレーライスの日は、この本でしめくくり
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投稿日:2003/07/09 |
彼の要望で、晩ご飯がカレーライスの日は、寝る前に必ず読む、次の日の晩ご飯がやっぱり煮込んだ翌日がもっとおいしいカレーライスだと、また寝る前に読む。こうして、何度もかえるくんに会えるので、カレカレカレーの鳴き声にも磨きがかかってきたようです。
ターメリック色の表紙を開くと、パラパラまんがー教科書の端にかいてみたことありますよねーみたいな絵で、さすが長新太さんと納得。私のお気に入りのページは、「ごはんは ないけど カレーだけでも おいしいよ。」のぱっくり口を開けているかえる。彼のお気に入りは、やまのうえから ドロドロしたもの、カレーがながれてきて、おおわれていくところ。「からくて のどが ヒリヒリする。」ところでは、池の水を飲めばいいのにといつも思うようです。
読んでクスリと笑ってしまう、長新太ワールド全開の1冊です。
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うんとこしょ どっこいしょ は魔法の言葉
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投稿日:2003/07/08 |
庭の片すみで、育てたさといもを収穫するとき、子どもたちとかけ合うことばは、必ず、うんとこしょ どっこいしょ。このかけ声で、力がうんとこもるし、楽しい気持ちになります。ひとりじゃあ、そんなこと絶対言わないのに、今はたと気づきました!こんな楽しいかけ声を教えてくれて、ありがとう!
新しい助っ人を呼んでくる間、かぶのまわりで、ひと休みしている様子が、なんとも言えずのんびりしてていつも仲よく暮らしてるんだろうなっていうのが伝わってきます。表紙から裏表紙に伸びたかぶの葉の大きさが、収穫の喜びの大きさにつながっていきます。ことばと画がひとつになった時の力を感じる絵本です。
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彼と、ちゅうちゅうと、私と
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投稿日:2003/07/04 |
3年前、これはぼくの本といって、いっぱいある絵本の中から選んで買いました。表紙を幼稚園でみかけたことがあって、好きな乗り物の絵が描いてあるから、といったことで選んだんだろうけど、今の彼のベスト5のうちの一冊でしょう、おそらく。今夜も寝る前に、久しぶりに読んでとかかえてふとんにねっころがってきました。
彼はなにかしたいと思ったら、なにも考えずに、突っ走ってしまうところが、ちゅうちゅうと似てるかな、それなら私は、ジム、オーリー、アーチボールド、それともまいごになったちゅうちゅうの居場所をおしえてくれたおじいさんかな、そうだおじいさんになろうと思っているところです。
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5歳のおんなのこに寄り添ってしまいます
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投稿日:2003/07/01 |
かなえが、引越して初めて幼稚園にいったときのうしろ姿を見ると、わたしたちまで心細い気持ちになってしまいます。最初に読んだ時、どの子?あの子が手紙をくれた子?と子どもと私二人で、かなえになりきって探してしまいました。
かなえとおんなのこみたいな春のあたらしい出会いを予感させてくれるので、読んだあとは、心がほっとあたたかくなって、本を閉じることができます。
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さんぽがだいすきなくつ
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投稿日:2003/07/01 |
おちついた緑色の地面を楽しそうに歩く鮮やかな黄色のひものついた白いくつ。とん とん ぴょん ぴょん ぴょーん あ あぶない いたたたた どっこいしょ 歩き始めた子どもにかけることばがいっぱい出てきます。そのことばのとおりに、うごきまわるくつは、親にしてみるといとおしさを感じます。
くつをはき始めた子どもは、まるでお友だちのような親しみを感じるのではないかしら。
絵本をすこし離して読んでみると、くつの動きがとても立体的にみえてきます。裏表紙のくつは、ぐっすり眠っています。おやすみと声をかけたくなるようです。
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