■ 2000年代の日本の絵本展 2000-2009
ちひろ美術館・東京 <企画展> 2000年代の日本の絵本展 2000-2009
2010年9月15日(水)~2010年11月14日(日)
絵本のゼロ年代
2001年、「戦争の世紀」と呼ばれた20世紀と決別したはずの私たちが、新たな世紀の入口で経験したのは、アメリカの同時多発テロ事件、そして、これに続くイラク戦争の開戦でした。世界的にも大きな転機を迎えたこの10年間、絵本という表現とコミュニケーションの場に託された課題は大きかったと感じます。 本展では、酒井駒子、スズキコージ、長谷川義史ら2000年代を代表する絵本画家の作品約100点を展示し、次の時代へ向けて、子どもたちに届けたいメッセージや、絵本表現の新たな可能性をお伝えします。
■展示作品
藍澤ミミ子 『はしれ、きかんしゃちからあし』(福音館書店)/あきびんご 『したのどうぶつえん』(くもん出版)/あべ弘士 『ライオンのながいいちにち』(佼成出版社)/荒井良二 『きょうというひ』(BL出版社)、『ぼくのきいろいバス』(学習研究社)/いせひでこ 『ルリユールおじさん』(理論社)/伊藤秀男 『けんかのきもち』(ポプラ社)/井上洋介 『でんしゃえほん』(ビリケン出版)/おいかわけんじ、たけうちまゆこ 『ねこのセーター』(学習研究社)/片山健 『7日だけのローリー』(学習研究社)/酒井駒子 『ゆきがやんだら』(学習研究社)/スズキコージ 『ブラッキンダー』(イースト・プレス)/瀬川康男 『ひな』(童心社)/武田美穂 『おかあさん、げんきですか。』(ポプラ社)/田島征三 『オオカミのおうさま』(偕成社)、『しらないまち』(偕成社)/田中清代 『トマトさん』(福音館書店)/智内兄助 『ぼくがうまれた音』(福音館書店)/長新太 『くもの日記ちょう』(ビリケン出版)、『ないた』(金の星社)/出久根育 『マーシャと白い鳥』(偕成社)/西村繁男 『チータカ・スーイ』(福音館書店)/長谷川義史 『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)、『てんごくのおとうちゃん』(講談社)/村上康成『なつのいけ』(ひかりのくに) 画家50音順
■展示関連企画1 長谷川義史 講演会「ぼくが描いた絵本たち」
日 程:9/20(月・祝)
時 間:17:30~19:00 ※講演終了後、サイン会も開催します。
出 演:長谷川義史
会 場:ちひろ美術館・東京 展示室4(多目的展示ホール)
定 員:80名
参加費:1000円(※展示をご覧になる場合は、入館料別)
※詳しくは、こちら
■展示関連企画2 シンポジウム「2000年代の日本の絵本を語る」
日 程:10/16(土)
時 間:17:30~19:00
パネリスト:土井章史(トムズボックス代表)、広松健児(偕成社編集者)、竹迫祐子(安曇野ちひろ美術館副館長)
会 場:ちひろ美術館・東京 展示室4(多目的展示ホール)
定 員:80名
参加費:700円(※展示をご覧になる場合は、入館料別)
※詳しくは、こちら
■展示関連企画3 ギャラリートーク
日 程:9/18(土)・10/2(土)・10/16(土)・11/6(土)
時 間:14:00~
※参加自由・無料(入館料のみ)
■関連商品 「2000年代の日本の絵本展 2000-2009」パンフレット
出展作家21人の作品各1点ずつと、プロフィール、本展に寄せたメッセージを収録した、わかりやすくコンパクトなパンフレットです。巻末には、解説と展示作品リスト(東京・安曇野両展示分)、関連年表付。
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■主な展示作品 出展作品数 約100点
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