ネットで本の検索をしていた時、気になったので図書館で探してきました。
朝日新聞を購読されている方はすでにご承知かと思いますが、
朝日新聞生活面のコラム「あのね」に掲載された子どもたちのつぶやきを1冊の本にしたものです。
幼児から小学生くらいまでの子どもたちの、日常生活の中でポロって出てきた鋭くも可愛らしいつぶやきに、癒されたり、おなかを抱えて笑ったりしました。
ただ黙読すると、可愛いなぁ。程度の気持ちにしかなりませんでしたが、側にいたうちの子たちに「つぶやき」を音読すると、ケラケラ笑ってくれました。
中でも子どもと私のお薦めの「つぶやき」を2つほど抜粋しますね。
《しかりながら母が、
「お母さんに、何か言うことあるでしょっ!」
「……あそぼ」
ごめんなさいと言ってほしかった。(2歳の男の子)》
《食卓に飛んできたハエを父が片手で捕まえた。
姉「早く虫かご持ってきて」
弟も「虫眼鏡と図鑑も」(6歳の女の子)》
時に、母の顔のしわを気遣うつぶやきや、大人の年に関係するつぶやきが、チクッと胸に刺さることはありますが、
ここに掲載されているどれもが、小さなお子さんたちの純粋な気持ちの表れで、素直に楽しめます。
1ページに1つづつ紹介されていて、そのどれもが3行詩程度の長さなので、気楽に読めます。
ぜひ、ご家族で読んでみてください!! (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子11歳)
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