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いぬはてんごくで…

いぬはてんごくで…

  • 絵本
作・絵: シンシア・ライラント
訳: 中村 妙子
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2000年03月
ISBN: 9784033277707

出版社のおすすめ年齢:3・4歳〜

出版社からの紹介

天国に行った犬の生活を素朴な絵で描く。犬は天国を走りまわり、夜は雲のベッドでぐっすり眠る。ペットを失った人の心を癒します。

いぬはてんごくで…

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【安藤パパ】
 天国に行った犬の生活を素朴かつHumorに描いた絵本。 犬が主人公なのでペットを失った人のための絵本かもしれないが、我が子を亡くした人にも何か伝わるものがあるのではないだろうか。
絵本の中で、犬は大好きなもので満ち溢れた天国を走りまわり、夜は神様に見守られながら、ふかふかの雲のベッドでぐっすり眠る。 そこはまさにユートピア。そして天国というものは「死後の世界」ではなく、「ふるさと」なのだという作者のメッセージも新鮮で、優しい。
 「死」の意味を子どもに伝える絵本はいくつかあるけど、子どもを喪った親の心を慰める絵本はあまりないように思う。 でもこの本からは、天使になった子どもが、地上に残された親に送るメッセージが伝わってくる。「ママ。天国で友だちやかわいい犬たちと、毎日楽しく暮らしてるよ。だから心配しないで」と。

ベストレビュー

死んじゃった後も楽しく暮らしてるよ

両実家の犬がたてつづけに2匹,老衰でなくなったので,死んじゃったらどうなるんだろう,という素朴な疑問にこたえるべく読んでみました。
まず さみしいお話ではないです。
おそらの世界でも おいしいものを食べてお家があってかわいがられて,元気に暮らしている様子が素敵なイラストとともに描かれていて,子供もほっと安心できる内容です。
ただ,かみさまがでてくるので,神様の概念をまったく教えていなかった娘にはその点から説明しないといけなかったので少しむずかしかったです。
クリスチャンの幼稚園などに通っているお子様だと もっとすんなりお話には入れるのでは,と思います。
(ひつじとひるねさん 30代・ママ 女の子4)

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