リクソルがくらすのは、山にかこまれ、田んぼがひろがるのどかで美しい町、パロ。ブータン唯一の国際空港がある、ブータンの玄関口です。リクソルの家は、200年前にたてられた伝統的なたてもの。一家で牛をそだて、畑で野菜、田んぼでお米をつくる、自然とともにある暮らしです。花や草で髪かざりを作ったり、大きな木にのぼったり。おてんばなリクソルはあそびを発明する名人です。将来友だちになるかもしれない、だれかの毎日。世界36か国で写真家が撮り下ろした、「世界のともだち」シリーズの21巻目。
多くの写真によってその土地の暮らしの雰囲気がよくわかるので、この「世界のともだち」シリーズを読むのが楽しいです。
こちらでは、山に囲まれ、田んぼが広がる長閑な美しい街に住む8歳の女の子の生活が紹介されています。
5頭の牛の世話や畑仕事、米作りなどなど、リクソル家族の1日はとても忙しそうです。おうちのお手伝いもし、学校に行けば、しっかり勉強するリクソルがとても頼もしく見えました。
学校の授業はほとんどが英語で行われているそうで、リクソルは将来、英語の先生になりたいのだそうです。夢に向かって頑張る姿はキラキラしていました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子12歳)
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