少女ナナが引っ越し先で出会った老人は、ムーンストーンハウスという大きなお屋敷に住んでいた。そこでナナは、おはなしの種という本を見つける。それは老人が若い頃、ある女性と交換しあってつづったお話の本だった……。ナナはそのお話の結末を追う。
悩みを持つナナ。ムーンストーンハウスで作者不明のお話たちにハマります。
あとがきでナナの行動は逃げでしょうと書かれていましたが、たしかにそうかもしれません。ですが、逃げ場も必要ですよね。
作中話もおもしろかったです。
アレキサンドライトの物語の続きを読んでみたいものですが、きっとすてきな物語に違いないでしょう。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳)
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