日本の古典の名作を読みやすい長さにまとめた、古典入門シリーズ。中学生にもわかりやすい超訳で古典のおもしろさを手軽に味わえる。古事記からおくのほそ道まで全12巻で構成。1回の読書量を約10分に設定しているので、無理なく読みすすめられる。
源氏物語の一部は高校の授業で習ったことはありますが、今まで全体を知らずにいました。
込み入った人間関係、中世社会のしきたり、どちらかというと肩のこる文学というイメージでいたのですが、児童向けにアレンジされたこのシリーズで読んで、初めて概要を知ることができました。
物語を読んだことにはならないのかもしれませんが、内容としては大人の文学にも思える物語をよくも、こもまで圧縮してまとめたものだと思います。
なんとなく、もうちょっと内容そのものに触れてみたいと思ったのも収穫でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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