しかけをめくって楽しい、1歳から楽しめるやさしい赤ちゃん図鑑シリーズ「むし編」!
小さな子どもたちが生まれてはじめて目にする身近なむしたち。
一番最初に出会うのは一体どんな友だちかな。
ページを開くと、いつも一生懸命働いているアリさんと石ころの下に隠れているダンゴムシさんの登場です。
ふだんまったく違う形をしている二匹をじっくり比べて観察することなんてなかなかできないですよね。
触覚はあるけど、足の数はまったく違うし、食べるものも得意なことも全然違う。知れば知るほど不思議がいっぱい。
むしたちが活動する春、夏、秋のページには、いろいろなむしたちがごはんを食べたり、おしっこしたり、喧嘩していたり。
一体どんなむしがどんな場所で暮らしているのかな?
子どもたちの「?」を刺激する一番最初の図鑑に最適な情報量が、
たくさんの写真とかわいいイラストを使って紹介されています。
ページのいたるところに、扉になった「しかけ」が付いていて、
繰り返し見ても飽きることなく、子どもたちの興味を引き出してくれます。
季節ごとに出会える本物のむしの写真を並べた「むしずかん」のページでは、
思わず指をさしてしまうほど、リアルなむしたちがずらりと並んでいて子どもたちも大興奮。
みんな大好き、夏に出会う「かぶとむし」「あぶらぜみ」「おおむらさき」。
秋の空、スイスイ飛んでる「赤とんぼ」や春の訪れとともに現れる「てんとうむし」「あげは」や蝶の仲間たち。
身近なむしたちが気になりだしたら、大成功!
この図鑑を機会に、どんどん新発見に出会ってくれることでしょう。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
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