「ぽっ」 てんとうむしが、たんぽぽの綿毛をつかまえた! 「ぺと」 たんぽぽの綿毛をつかまえたてんとうむしを、とかげがつかまえた! 「ふにゅん」「むぎゅー」 そのとかげをねこがつかまえて、そのねこをぼくがつかまえて。 そのぼくをつかまえたのは「こりゃー」、おとうさん! そして、そして・・・!!
なんでしょう、この幸せなくり返し。 ページをめくるたびに「つかまえた!」をされた嬉しそうな顔が増えていくのです。 1番大きいと思っていたおとうさんをつかまえたのは、更に大きなくま。 おとうさんだって何か嬉しそうに見えます。 でも、これで終わりではないんです。結局1番最後にみーんなをつかまえちゃったのは? やっぱりすごいね。
遊びがいっぱい、愛情がいっぱい。 みんなで読んでもきっと盛り上がる、鈴木まもるさんの新作絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねこがとかげをつかまえて、そのねこをぼくがつかまえて……。よみきかせで必ず盛り上がる、つかまえてつかまえられる楽しい絵本。
表紙も中身も優しい色合いのお花がいっぱいで春が待ち遠しくなりました。お話しの内容も優しくほっこりするようなかわいらしさがあって安心して読むことができます。
最後のオチはお母さん!ダイナミックなイラストで大勢の子どもたちに読んだら盛り上がりそうです☆ (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子8歳)
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